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宮崎発ひむかかるた
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白い碁石の原料に蛤が使われるようになったのは、明治30年ごろです。今では日向市が全国で唯一の碁石の生産地になりました。現在、製造工程の大部分が機械化されていますが、高級品と言われる碁石の工程は、いまだにすべて手作業です。作業のなかでも、特に「手摺り」と呼ばれる工程は、長年の経験と高度な技術が必要な仕事になります。ものによっては、1組の碁石を作るのに数ヶ月を要するこの作業によって、蛤碁石は磨かれ、特有の微妙な丸みが出されていくのです。

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