ホーム教師用手引き小学校総合的な学習の時間における活用案(歴史・文化)
教師用手引き
 【小学校総合的な学習の時間における活用案 (歴史・文化)】
「伝え、広げよう!伝統芸能 小学校第6学年」における活用について

〜基本的な考え方〜
 「総合的な学習の時間」における「ひむか学」ホームページの活用例を示すものである。
 「宮崎人の夢と祈り」から「宮崎の唄と踊り」における例であるが、各学校の実態に応じた構成を行い、展開できるものとして示している。ねらいは次のとおりである。
 資料活用能力を高め、調べたことを発表したり、創作したりすることをとおして、表現力やコミュニケーションの力を高めることができる。
 自分たちが調べてきたことを振り返り、「地域に生きる自分」というテーマで、これからの自分たちの生き方を探ることができる。
 各学校で地域情報を共有する取組を進める。
 学習の流れは、【生きる力を育む学習指導ー指導事例集(小学校編)ー<第1章>総合的な学習の時間の指導「地域や学校の特色に応じた課題 指導事例「伝え、広げよう!わたしたちの伝統芸能『神楽』」〜第6学年」平成14年3月宮崎県教育委員会】による。

 

▼学習の流れ▼
1.オリエンテーション
 神楽、唄、踊りに関する情報を得る。
2.  コンテンツ「感謝の舞」や「宮崎人の唄と踊り」を概観し、課題を決定する。
 神楽、唄、踊りの中から追究する課題を設定し、学習計画を立てる。
3.  リンク集等を活用し、創作活動を行う。
 計画に沿って調査・探究・創作活動を行う。
 文献、資料館などを活用したり、保存会の方々、地域の人などに聞いたりしながら神楽、唄、踊りと人々の暮らし、先人の夢や祈りについてまとめる。
 身体表現、オペレッタ、ミュージカル、創作劇などをつくる。
4.  学習したことをまとめ、発表の準備をする。
 創作したものを福祉施設や地域の文化祭などで発表する準備をする。
 見せるだけでなく、地域の人も参加できる発表を工夫する。
 招待状や案内パンフレットを作成する。
5.発表をする。
 老人ホーム、福祉施設等や地域の産業文化祭で発表する。
 
 

 
 
▼「ひむか学」ホームページの活用例▼
ページ 活用とねらい
「感謝の舞」「宮崎人の唄と踊り」
舞、唄、踊りのページ(動画)
 神楽、唄、踊り等との出会いをとおして、伝統芸能に関する興味関心を高める。
舞、唄、踊りのページ(動画)
 神楽、唄、踊りの概要を見て、疑問や調べてみたいことを書き出すことをとおして、探究したい課題を把握し、学習の見通しをもつ。
リンク集
 神楽、唄や踊りが先人の生活にどのようにかかわり、現在に至っているのか、自分たちの地域の伝統芸能を調べる活動をとおして、宮崎人の夢や祈りを理解し、地域のよさを改めて知る。
 リンク先や保存会の情報を得ながら、地域の伝統芸能について調べる。
 国語科、音楽科等との関連に留意する。






 

 発表することをとおして、自信をもたせ、コミュニケーションの力を高める。
 地域の産業文化祭で発表する活動をとおして、地域の方々との交流を深める。

このページのトップへ




このページのダウンロードはこちらから → PDF形式 NEW