ふるさと教育のねらいは、子どもたちに郷土愛や郷土への誇りを培うとともに、郷土の未来と国際社会における自己の生き方を考えさせ、これからの社会をたくましく生き抜くために、宮崎人としてのアイデンティティーを育てることにあります。
そのためには、まず、大人がふるさと宮崎の素晴らしさをあらためて認識し、ふるさと宮崎のよさを子どもたちに伝えていくことが大切です。
ふるさとを構成するのは、今を生きる私たち県民であり、そこに住む人々の人情であり、先人の知恵や努力であり、豊かな自然、歴史や伝統・文化、そして宮崎の産業です。
これらの宮崎のよさを最大限に生かしながら、こうしたふるさと教育をとおして、未来を生きる子どもたちに、ふるさとのふところに生きる自分を発見させ、自分に対する自信と誇りをはぐくんでいく必要があります。
このため、郷土を知り、郷土に触れ、郷土に生きる人々とのかかわりを大事にするふるさと教育の充実に努めることが必要です。
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