ひむか学

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「ひむか学」とは

「ひむか学」のねらい

「ひむか学」の内容・構成及び展開

「ひむか学」の体系

ふるさと宮崎を大切にする教育の充実

ふるさと教育
◆「ひむか学」とは
 


 ふるさと宮崎を学ぶ教材を開発し、体系化したものです。

◆「ひむか学」のねらい
 


 子どもたちに、郷土のすばらしさを実感させ、郷土愛や郷土への誇り、郷土に貢献する心をはぐくみ、自分に対する自信や誇り、将来への夢や希望を育てることをねらいとしています。

◆「ひむか学」の内容・構成及び展開


学ぶ内容 学ぶねらい 学ぶ場

●自然、歴史・文化、先賢の精神、産業等

 

●幼稚園

郷土に遊び、郷土を感じる。
●小学校 宮崎についての基礎的なことを学習し、郷土のよさを知る。
●中学校 郷土のよさについて深く理解する。
●高 校 発展的な学習をとおして、郷土のよさを自分の生き方に生かす。

「郷土を知り、郷土に触れ、郷土にかかわる」
〜豊かな自然や人々とのふれあい等をとおして〜
教育課程への位置づけ

●各教科、道徳、特別活動、総合的な学習の時間等

●配慮事項:
 各学校は、活用案を参考にして学校の実態に応じた「ひむか学」に関する年間指導計画を作成して実施する。

子ども用資料、教師用手引きなど
 
◆「ひむか学」の体系
 
 ふるさと宮崎を学ぶため、宮崎の豊かな教育資源を以下のように分類し、教材として提供しています。

自然・産業等 太陽がいっぱいみやざき 歴史・文化 みやざきじんの夢と祈り 先賢 ふるさとみやざきを愛した人々
 

「太陽がいっぱいみやざき」のねらい
 ふるさと宮崎の自然について学び、人々が様々な自然の恩恵を受けながら生活をしてきたことに気付かせるとともに、先人は自然の恵みを活用しながら、生活を豊かなものとしてきたことを学ばせることをとおして、宮崎の自然や先人に対する感謝や尊敬の念をもたせる。

「みやざきじんの夢と祈り」のねらい
 宮崎の伝説などの歴史ロマンや豊富な文化遺産に触れさせるとともに、長年にわたる人々の様々な営みの中から知恵が生まれ、引き継がれ、豊かな宮崎の文化が形成されてきたことを学ばせることをとおして、豊かな文化や悠久の歴史を知り、ふるさとのふところに自分が抱かれ、育ってきていることに気付かせる。

「ふるさとみやざきを愛した人々」のねらい
 宮崎県には郷土や我が国の発展のために尽くした多くの先賢がいることに気付かせるとともに、その偉業や考え方から、先賢の精神を学ばせることをとおして、ふるさと宮崎に生きる自分の生き方を考えさせる。

◆ふるさと宮崎を大切にする教育の充実
 
 ボーダレス化(※1)やグローバル化(※2)、社会の成熟化や価値観の多様化などの進行に伴い、自己存在の基盤が揺らぎ、子どもたちの自立の遅れが見られる時代状況の中で、自己の確立を図るため、人間形成の原体験の場であるふるさとを知らせ、ふるさとと自己とのかかわりを確かめさせ、自己の在り方や生き方を見つめさせるふるさと教育が必要であると考えます。
 
 このため、本県の豊かな自然、歴史・文化、先賢の精神、人情豊かな地域の人々とのふれあいなどをとおして、郷土愛や郷土に対する誇りをはぐくみ、自分に対する自信や誇りなどの核となる自己肯定感を醸成することが大切になります。
 
 各学校においては、地域の自然や施設等を活用した郷土学習の取組が行われていますが、これからもより一層、各発達段階に応じて、地域の人々や自然などと実際に触れ合ったりして、郷土理解を深めるための学習を、全ての教育活動をとおして意図的・計画的に進めることが大切です。

 こうした視点に立ち、ふるさと教育の充実に努めることが必要です。

※1「ボーダレス化」:国境にとらわれず資本・商品、情報、人などが自由に往来するようになる状態。
※2「グローバル化」:世界全体にわたるさま。地球規模にかかわるさま。

◆ふるさと教育

 


 ふるさと教育のねらいは、子どもたちに郷土愛や郷土への誇りを培うとともに、郷土の未来と国際社会における自己の生き方を考えさせ、これからの社会をたくましく生き抜くために、宮崎人としてのアイデンティティーを育てることにあります。

 そのためには、まず、大人がふるさと宮崎の素晴らしさをあらためて認識し、ふるさと宮崎のよさを子どもたちに伝えていくことが大切です。
 ふるさとを構成するのは、今を生きる私たち県民であり、そこに住む人々の人情であり、先人の知恵や努力であり、豊かな自然、歴史や伝統・文化、そして宮崎の産業です。

 これらの宮崎のよさを最大限に生かしながら、こうしたふるさと教育をとおして、未来を生きる子どもたちに、ふるさとのふところに生きる自分を発見させ、自分に対する自信と誇りをはぐくんでいく必要があります。

 このため、郷土を知り、郷土に触れ、郷土に生きる人々とのかかわりを大事にするふるさと教育の充実に努めることが必要です。

 
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