みやざきひむか学
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工業用水

 豊かな水は、豊かな工業をも産み出しています。
 工場で製品の洗浄など生産活動において使用される水を「工業用水」と言います。
 工業用水は生産過程において直接使用される水の他に、洗浄水、薬品処理水、ボイラー、食品加工等の原料水などが挙げられます。
 今日では、地盤沈下の進行を防ぐため地下水(井戸水)の過剰な汲み上げに代わり、河川の水を浄化して工場で使用しています。
 宮崎県でも延岡市など県北地区の工場で河川の水が工業用水として利用されたり、県央地区(宮崎市周辺)の工場でもICの洗浄などに活用されたりしています。

 
写真 洗浄前のIC 写真 洗浄中のIC
洗浄前のIC   洗浄中のIC

( 協力:OKIセミコンダクタ宮崎株式会社 )
 
自然を維持するために地域環境に配慮した企業努力として



写真 沖電気のアイシー  河川から取水された工業用水は、工場内において使用後、洗浄され再利用がなされています。OKIセミコンダクタ宮崎(株)の場合、1日平均使用される工業用水の約58%が再利用された工業用水です。
 豊かな水に支えられた九州地方は、”シリコンアイランド”とも言われるほどIC(集積回路)の工場が各県に立地しています。

 

 
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