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ここでは、このホームページが出来あがるまでの経緯を、協議資料をもとに紹介します。

ホームページ作成の動きは以前よりありましたが、直接的なきっかけは、九州大会の研究発表にホームページ作成をやったらということからでした。その作成過程を発表することで、今後の学校事務Webページのあり方を考える場にできたらということになり、取組みを開始しました。




資料1ホームページ作成について(広報委員会当初案)

目的 


  学校が現在置かれている状況の分析、あるべき姿の追究、今後の姿勢等々を考慮した上で中身を構成する。

   「学校の窓口」の画面化。(学校はどんなところか、学校事務は何をしているのか、何をしようとしているのか)会員相互の情報交換や協会及び各地区、各専門委員会の連絡・報告等を中心に構成する。「外部向け」と「内部向け」に分ける。



具体的内容
外部向け 内部向け
@ 「学校事務ってなに?」
 ・学校はどんなところか
 ・学校事務は何をするところか?
 ・事務分掌の紹介
 ・学校事務職員になるには?
 ・宮崎県におけるOA化の実態
A 宮崎県事務職員協会の案内
 ・協会の活動方針、加入校、職員数、構成、組織及び活動状況、地区、専門委員会など
 ・総会や秋季研修会の内容紹介
 ・今までの研究や活動の記録など
 ・トピックス(個人情報・学校情報含む)
B 関係団体リンク集
 (全国協会・九州協会等の大会案内等)
C 学校事務に対する意見コーナー
(掲示板)
@ 協会からの連絡報告
 ・各地区、各委員会の活動状況、連絡事項
 ・全国協会・九州協会等の連絡等
 ・トピックス=「そてぷら」(個人情報、学校情報を含む)
A 県・県教委からの通達等
 ・例規や報告様式の変更等
 ・事務連絡
B 協会会員の掲示板
(質疑応答等のコーナー)

 ・その他
 ・他ホームページのリンクの検討
 ・県内各学校
 ・全国、九州協議会などの関係団体
 ・県教育委員会など県の組織(宮崎県、研修センター)
 ・その他(地域紹介、会員HP等々)





資料2

OA等事務改善研究委員会で出された疑義


事務職員協会という名称が使用可能か。「宮崎県高等学校教育研究会事務部会」で登録申請してあれば、「宮崎県事務職員協会」という名称は使えないのではないか。
「宮崎県事務職員協会」という名称が使えなければ、内容が全く違ってくる。その辺はどのように掌握しているのか。
一般向けに公開するということであるが、それが許可されているか。許可されていなければ、この資料の目的や内容はまったく意味をなさない。

教育研究会用としてクローズドではないのか。そうであれば、ホームページ作成のコンセプトがまったく違ってくる。
「掲示板」やパスワードを設けるということであるが、「教育ネットひむか」でそのことが許可されているのか。「掲示板」やパスワードにはそれなりのしくみと権限が必要であり、セキュリティにも問題がある。
誰を対象に作成するのか。一般向けということであるが、「学校事務って何?」とかいうページを見る人はまずいない。

「学校とはどんなところか」といっても漠然としており、また、学校事務職員がそんなことまで作る必要があるのか。間口が広すぎてコンセプトに統一性がない。
「事務分掌」の説明をしても、まず見る人はいない。ホームページを作るのであれば、見る人が興味を持つ内容にしなければ意味がない。アクセス件数(ヒット数)が大事だ。
授業料免除、奨学金、学校での物損事故の対応、証明書の発行、そんなことぐらいしか、「学校の窓口」での要望はないのではないか。

会員向けだけのページでいいのではないか。そこでまず利用してみて、いろいろ検討していけばいいのではないか。
まだ、ホームページも作成していない段階で、研究発表は時期尚早ではないか。いくら広報委員会の活動計画にあるとしても、OA委員会はあくまで技術援助のみに徹すべきではないか。コンセプトから関わると編集から更新までやらざるを得なくなる。そうなったら負担が重すぎる。役割分担を明確にしているのか。
内容は手直しできるといっても日程的に無理である。また作った人も手直しされたら、あまりいい気持ちはしないのではないか。

それなりのページを作らなければ、発表それ自体が見向きもされない。短期間のにわか仕立ての発表では内容が貧弱となり、時間の無駄でもある。ホームページの研究発表はやはり時期尚早ではないか。



以上のような厳しい意見が多く出されました。いずれにしろ、まず試作版を作ってみて、それからまたいろいろ意見を聞かせてもらうということになりました。当初の目的、内容は方針として持ちながら、状況次第では修正、あるいは段階的に、あるいは別のプロバイダ等も視野に入れながら進めなければならないでしょう。





資料3

秋季事務研での試作版についてのアンケート結果


操作性 内容
良い・‥・‥・‥21
 ・シンプルで見やすい。(2)
 ・単純で操作しやすい。
 ・解かりやすいと思います。
 ・流れがシンプルで良いと思います。

普通……8
 ・できればどこのページからもトップに戻れるようにしてほしい。

悪い…‥0

無記入…3
 ・1ページの文面が長いよりも次ページに進む形で続く方が興味が湧くのでは?
 ・各ページに「メニュー」に戻るボタンを付けた方が良い。階層の深い所にいるとどこにいるかわからない(2)
 ・トップ・ページetcの「戻る」部分は、最初の表示画面にあった方が使いやすい。
良い…・・・・・・15
 ・わかりやすく書かれている。
 ・一般用と会員用に分けてあるところ。(2)
 ・掲示板。
 ・全く一般の方が見られても理解しやすい内容です。
 ・必要最低限のことは押さえてあると思います。

普通・…‥…15
 ・内容の紹介はいろいろあって良いのだが、基本的に「見るだけ」のホームページになっているので、ホームページに来た人が参加できるものを作るなどしてみたら。
 ・もっとくだけた事務室が見えると良いと思った。
 ・余り興味をひく内容がない(かたい)。
 ・初めてなのであれくらいでよいのではないか。

悪い………0

無記入……・2
デザイン 表示速度
良い・……13
 ・見やすい。(2)
 ・親しみやすくて、明るい。
 ・明るくてきれい。

普通……16
 ・過去の研究発表が文字ばかりで楽しくない。
 ・文字が小さかったり、バックと同色で見にくかったりする場面がある。
 ・「戻る」のデザインは爆弾でなく、別のものがいいのでは。
 ・センタリングになっているので、見ずらいところがあった。
 ・シンプルに作ってある。もう少し絵を入れても良いと思う。
 ・少し地味な感じがします。
 ・壁紙(葉?)が暗くてちょっと見づらかった。
 ・アクセスした人数が出るようにしてほしい。
 ・文字が見にくい。黒の背景に白のフォントを使うなどの工夫をしてほしい。
 ・もっと動きがあってもよいのでは。
 ・背景色によっては文字が見づらいかも。

悪い………1

無記入‥…‥‥2
 ・バックのヤシの絵が多すぎて文字が読みにくい。1個でよいのでは。
 ・各委員のページの様式が違いすぎる。一応のフォーマットを定めておいた方が、見ていて心地よい。(フォントetcも統一)
 ・表の中が水色のものがあったが、色彩に少しきつい。
良い……19

普通……10
 ・もっと動きがあってもよいのでは。
 ・実際ダウンロードした場合も同じような速度で表示されると良いのですが。

悪い……0

無記入…3
 ・評価できない。(必ずインターネット上経由でテストしてほしい)
 ・オフラインではわからない。


意見・要望


●インターネットにまだ関心がないせいか、内容を詳しく読む気力が湧きません。
●思った以上に楽しいホームページでした。今後にますます期待したい。
●夜遅くまでお疲れ様でした。更なる展開を期待しています。

●思っていたよりよいものが出来上がった気がします。今後の詰めを期待しています。
●一般用の画面をもう少し画像中心に変えた方がよい。文字情報では読まない。
●もっともっと思い切って宮崎の事務職員として独自の情報が発信できるような内容作りをしていっていいのではないかと思います。

●内容について、企画募集も思い切ってされてもいいのではないでしょうか。まだまだ取り組み始めたばかりですので大変かと思いますが、文字ばかりで難しい印象を受けました。写真や絵(マンガ等)も入れてわかりやすく見やすいホームページ作り頑張って下さい。(「そてつ」や「そてぷら」の抜粋を載せてみるのはいかがでしょうか)
●会員ページの委員会報告等は、少しイラスト等を入れた方が良い。
●カウンターを入れて欲しい。

●各ページにトップ・ページに戻るボタンが欲しい。
●全体的にはとても良く出来ていると思いますが、もう少し遊びの要素があってもよいのではないでしょうか。
●学校事務の事をもっと知ってもらうのには双方向の交流が近道と思います。
●文字は見やすいゴシックにして欲しい。最初の画面にもどるのはどのクリックでしょうか。


 まとめ
アンケートの結果を見ると、内容や構成については概ね好感を持たれたようです。「デモ用」であったので、製作サイドが気にしている面、つまりこれから製作改良しようとしている点(壁紙、構成・文字の統一化、イラスト等)についての要望が多かったようです。試作品としては「上出来(できすぎ?)」だったのではないでしょうか。これから完成に向けて頑張ります。(広報・OA委員会)






これまでのまとめ

10
20日(第1回試作品)での課題

  • 全体的な統一性を考える
  • ひとめで全体の内容がわかるようにする(メニューやフレームの使用)
  • ビジュアル性を高める(画面のコントラストに気を配る)
  • タイトル(見出し)に凝る(アイコンやロゴ、ロールオーバー効果を用いる)
  • アニメーションは必要最小限にとどめる(できるだけ小さく)
  • ユーザーに応えるやり方を工夫する(プルダウンメニューもそのひとつ)
  • 簡単な説明は小ウインドウ(枠)を使う
  • 表を使って整理する(タイトルにも使える)
  • 中央配置(インデント使用)が見やすい
  • 全体的にもっと親しみやすい工夫が欲しい。(ことばやアイコン)
秋季事務研(第2回試作品)アンケート結果の概要
  • 文字情報の表示法に工夫が欲しい(フォント、表の検討、絵や写真、アニメ、イラストの配置)
  • 背景の色や図柄がわずらわしい。再検討の必要がある
  • カウンタやメニューがないため、全体を把握できない
  • ページ全体の統一性がない(デザイン、フォント、背景、色調等)
12月20日(第3回改良版)コンセプト
  • 「外部向け」「内部向け」を「学校の窓口」「研究会の窓口」に整理。
  • 「学校の窓口」には日頃、学校に寄せられる問合せを中心にページを組む。
  • 「研究会の窓口」には事務部会の活動を中心として紹介する。(特に校内LANに重点を置く)
  • トップ画面には親しみやすいページ名を付ける。(宮崎らしさを示すもの)
  • トップ画面で全体内容がわかるようにメニューを入れる。
  • 操作の軽快性を重視し、できるだけ容量を軽くする。(画像は小さく、アニメ等は必要最小限とする)
  • 文字情報は背景や色分け、表組、ボタン等を多用し、見やすい画面作りとする。
  • どこのページからも全体がわかるようにする。


最新版のコンセプト

トップページ
  • 画像、メニュー、内容面で宮崎らしさを出す。
  • 研究会のページとしてふさわしいものにする。
  • 一般の人々が訪れても魅力ある内容にする。
  • 全体の情報が一目でわかるようにする。
  • 画像のダウンロードにあまり時間がかからないように軽くする。
  • トップ画面としてふさわしいものにする。
学校の窓口
  • 事務室でよく受ける問い合わせを、ある程度網羅する。
  • 授業以外での学校の役割(地域のなかの学校)に目を向ける。
  • 学校事務の分野から、保護者や一般の人々に知らせたいことを載せる。
  • 品格を失わず、内容が親しみやすく、またわかりやすい内容にする
研究会の窓口
  • 単なる事務部会の活動紹介に終わらせない。
  • 宮崎における情報化の流れがわかるようにする。
  • 内容が一般の人々の目にもある程度耐えうるものとする。
  • 他県からも参考にできる資料を載せる。
談話室
  • 学校や研究会を離れて、ページに関連する興味を引くような内容を載せる。
  • 交流の場として、双方向でやりとりができるようにする。
  • メールとリンク集は、内部メニューとは明確に分けて提示する。
今後の課題
  • コンセプトの達成度(内容の精選、吟味)
  • 広報委員のスキル(研修、操作性の向上、スタッフの育成)
  • ページの管理、更新、利用の問題
  • コンテンツの集約(魅力あるページ作り、業務への活用法、組織的な取組み)
  • セキュリティ問題(教育専門の公的プロバイダであるため一部制限はある)
  • ブラウザの問題(ユーザーのマシンやソフト、バージョン、設定による表示差)
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