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Modified : 2012-03-12
部会長から
演劇専門部会長 あいさつ 演劇部会長 川﨑 重雄(佐土原高等学校 校長) 佐土原高等学校の校長就任と同時に演劇部門部会長という大役を仰せつかりました。今までに演劇については知識も経験もなく、未知で新鮮な世界に対して期待感でいっぱいであります。 昨年度は、4月20日に宮崎県において発生した「口蹄疫」により、29万頭を超える貴重な家畜の命が失われ、あらゆる活動を自粛することが余儀なくされました。そのような中、まさに奇跡を呼び起こす祈りが通じ、8月1日より5日にかけて、高校生による文化と芸術の祭典、第34回全国高等学校総合文化祭宮崎大会が開催されました。高校生による若さ溢れる笑顔と真摯な取り組みは多くの人々の心を打ち,とりわけ「口蹄疫」でうち沈んでいる宮崎県民に勇気と元気を与え、大きな成果を納めました。また、各部門において宮崎県の文化・芸術のレベルの高さを全国に発信することができた大会となりました。 これからの宮崎県にとっては、「ポスト・第34回全国高等学校総合文化祭宮崎大会」、このことが、宮崎県高等学校文化連盟各部門のテーマであると考えております。宮崎大会で盛り上がった文化・芸術活動への取り組みと意識、技術、レベルをどのように維持向上させていくのか。その中核となった生徒の卒業という世代交代の中での文化・芸術の伝承(継承と発展)という課題は、どの分野でも共通しています。そのような意味から本年は、各部門における指導の方向性を示す元年として興味深い年であります。 さて、演劇部門については、第51回九州高等学校演劇研究大会において佐土原高校が最優秀賞を受賞。第34回全国高等学校総合文化祭宮崎大会演劇部門においては、その佐土原高校と開催県枠出場の妻高校が優良賞を獲得し、全国レベルにあることを証明しました。それを受けて、演劇部門においてレベルの維持・向上をどのように図っていくのか、また、その取り組みはどうなされているのかが大きな関心事でありました。 本年、活動に参加する中で、演劇における各種の大会が「・・・演劇研究大会」と銘打ってあることに気付きました。不思議に思いながら発表を見ているといつも審査委員の先生方から、各学校の演劇部員に対してあらゆる角度から演技、脚本・構成、演出、照明、舞台美術にいたるまで細やかに指導・講評されるシステムに対して深く感動をしたところであります。審査・講評いただく先生方は全作品に張り付き、休憩をする暇もなく誠心・誠意を込めて、生徒の演劇の力を向上させるため、熱く情熱を込めての助言をしていただいておりました。また、それを受ける各学校の生徒の皆さんも、礼儀正しく、謙虚に指導を受け入れて、次回に生かそうとする意欲と熱心さが伺えました。そのことを特に感じたのは、第64回宮崎県高校演劇県大会(三股町文化会館)で受けた指導・講評の内容をひと月半後の第53回九州高等学校演劇研究大会(新富町文化会館)で、見事に修正してレベルアップした演技を見せていた宮崎農業高校、佐土原高校の部員の姿でありました。この大会では、佐土原高校が最優秀賞を受賞し、九州代表として平成24年度の全国大会への出場権を獲得したのであります。ポスト・全国大会の壁を見事に乗り越えた宮崎県の演劇の力であります。先輩が獲得した全国大会への出場権を後輩たちがしっかりと受け継いでいく伝承のあるべき姿がありました。 演劇関係者の皆さんは、この「・・・演劇研究大会」は当たり前に感じていらっしゃることと思います。このことは、「ALL FOR ONE ONE FOR ALL」の精神であります。学校を超え、県を超え、年齢を超えて、演劇の心、技術を後輩に伝えていきたいという純粋な思いが審査委員の先生方から伝わってきました。本県の先生方も熱く演劇を語り、レベル向上のために真摯に取り組んでいらっしゃる姿はきっと、次代を担う演劇部員に届いていることでしょう。 門外漢が最もらしく申しておりますが、外から見た演劇のすばらしさを伝えたくペンを執っております。 今、まさにコミュニケーション能力がどの領域でも必要とされているところであります。演劇の持つ「心を伝える特性」を広めていただくことは本当に価値のあることであり、演劇の使命ではないかと考えます。 最後になりましたが、熱心に御指導いただいております顧問の先生方をはじめ、関係者の皆様に心より感謝申し上げますとともに、本県の演劇がますます盛んになりますようご祈念しましてあいさつといたします。
Modified : 2012-03-12
第29回宮崎県高等学校総合文化祭演劇部門大会報告
| ■大会名 | 第29回宮崎県高等学校総合文化祭演劇部門大会 | | ■期 日 | 平成19年10月3日(水)~10月6日(土) | | ■会 場 | 宮崎県立芸術劇場演劇ホール | | ■参加校 | 宮崎大宮 宮崎商業 宮崎南 宮崎北 佐土原 都城泉ヶ丘 都城商業 都城西 小林 小林商業 妻 西都商業 都農 延岡 延岡工業 延岡星雲 高千穂 日章学園 18校 |
■今年度も参加校数は、18校だったが、初出場、部活復活参加もあった。初出場は宮崎北高校と佐土原高校である。どちらも、初出場ながら、舞台度胸があって、堂々と自分たちの世界を表現していて、見応えがあった。また、久しぶりの復活校が泉ヶ丘高校と小林高校である。はからずも、どちらとも「創作」劇に挑んで意欲満々であった。この内、泉ヶ丘高校は11月18日(日)の県大会出場校にも選出されるという大健闘ぶりである。この勢いのまま九州大会出場も狙ってくるだろう。 その他にも、一人芝居で舞台に立った高校2校、2人だけで舞台に出た高校2校と、演劇は大人数でなければ成立しないという、既成概念を覆してくれた。確かに、昨年度の全国大会最優秀校、同志社高校は一人芝居だったように、一人でも優れた劇はできるのである。それに、「私は演劇をしたいんだ。」という強い想いも困難な状況でも彼女たちを舞台に立たせた原動力であると感じる。部員と一緒に劇を仕上げていく顧問と、それを信じる部員が居れば、なんとかなるのである。結果的に、高千穂、都城西、都城商業、妻、泉ヶ丘、大宮が県大会に出場することになったが、どの高校も紙一重の差だったと想う。 最後に、上演を支えてくれた補助員の生徒さん・役員の先生方、音響照明会社あすかさん、会館スタッフの皆さん、ほんとうにありがとうございました。
◆大会結果【高文祭上位6校 11月18日(日) 於三股町立文化会館】 最優秀賞 宮崎大宮高校 「俺の屍を越えていけ」 優秀賞 妻高校 「夏芙蓉」 優秀賞 都城商業高校 「肉体改造クラブギャルゲー『さやか』」 奨励賞 高千穂高校 「どうしておなかがへるのかな」 奨励賞 都城西高校 「アテンションプリーズ」 奨励賞 泉ヶ丘高校 「ビタミン」 舞台美術賞 高千穂高校、創作脚本賞 該当なし
○ 宮崎大宮高校 九州大会 長崎大会出場(12月15・16日 於長崎市公会堂) ・結果 優秀賞 最優秀賞 大分県 日田三隈高校「ボタン」(全国大会出場決定)
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第28回県高総文祭にしもろ大会演劇部門実施報告
| ■大会名 | 第28回宮崎県高等学校総合文化祭にしもろ大会演劇部門大会 | | ■期 日 | 平成18年9月30日(土)~10月4日(水) | | ■会 場 | えびの市文化センター大ホール | | ■参加校 | 宮崎大宮 宮崎東 宮崎商業 宮崎南 都城商業 都城西 高城 小林商業 妻 西都商業 都農 延岡 延岡工業 延岡星雲 富島 高千穂 宮崎日大 日章学園 以上18校 |
■高校演劇というものを誤解している人がいる。いわゆるイメージの間違いである。例えば「○○君、生きることの意義を答えたまへ。」とかむずかしい顔で言ったり、「俺たちの目指す未来はどこなんだぁー>」とか叫んだりしていると思っている人が結構いるようである。 はっきり言ってそんなことは現代高校演劇では全く演じられない。いつも分かりやすい言葉で、あるときは悲しく、あるときは楽しく自分たちの表現したい世界を演じているのである。別に難解な言葉で哲学を論じているのでない。等身大の日常を表現したり、笑いを徹底的に追求したり、様々なテーマ性を持たせたりしているのである。そして、その世界を表現するためにみんな実に苦労して舞台に立っているのである。 著名な審査員(演劇界をリードする劇作家や俳優など)も「演技のうまい下手ではなく、どれだけ自分たちの言葉で主張しているかを評価したい。」とおっしゃっているように、技術面ではなく、心に響くものを追求して欲しいと感じているようだ。 その点でいうと、今回の「にしもろ大会」はどこの高校も自分たちなりの主張があり、自分たちの世界をうまく表現出来ていたと感じた。等身大の高校生を演じたり、自分たちと全く違う人格を演じたり、社会風刺をしたりと様々であったが、みな一様に必死に演じていた。笑いあり、涙あり、感動あり、仰天ありであった。今後の宮崎県高校演劇の未来は明るいと思わせる確かな手応えを感じるに十分な大会だった。 そして、なによりこの大会を支えてくれた多くの生徒がいたことに感謝したい。地区実行委員会の先生方も当事者意識を持って精力的に動いてくださったし、道具・放送・記録・受付・接待・舞台・本部の各担当の持ち場を先生方と生徒諸君がしっかり努めてくださったことが、大会成功につながったと思った。お世話になった全ての方々にお礼を申し上げたい。ありがとうございました。 専門委員長 長尾直紀(宮崎大宮高校教諭) 第28回高総文祭にしもろ大会及び県大会結果 舞台美術賞 宮崎日大高校 「約束」 創作脚本賞 宮崎南高校 みぞがみとしひこ作「五所川原高校科学部」 審査員特別賞 西都商業高校 「トシドンの放課後」 最優秀賞 宮崎南高校 「五所川原高校科学部」(九州大会出場) 優 秀 賞 宮崎大宮高校 「セミナーはこちら→」 優 秀 賞 都城西高校 「BOY PEACH GIRL」 奨 励 賞 宮崎商業高校 「フェイクワールド」 奨 励 賞 妻高校 「ばってん、人生よかもんばい」 奨 励 賞 都城商業高校 「肉体改造クラブ ピアッシング『美咲』」
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