「とき放て 創造の力 熱き太陽の光と共に」」のスローガンの下、8月1日から5日まで本県で全国高等学校総合文化祭が開催されます。 将棋部門は、日南市において、8月2,3日開催されます。本県において、将棋専門部は、平成2年に設置され、平成10年に正式に県高等学校文化連盟に「囲碁将棋部門」として加盟が認められ、平成13年に「囲碁専門部」と「将棋専門部」とに分離独立し、現在に至っている新しい団体ですが、生徒・関係者・職員が一丸となって大会の成功を目指して頑張っています。 全国から本県に来県される多くの高校生に「大会に参加してよかった。一生の思い出になる大会だった。また、宮崎に行きたい。」と思っていただけるよう準備を進めているところです。 将棋は、一手、一手で大きく戦況が変わる独特の緊張感と醍醐味をもつ日本を代表する伝統文化です。日本の伝統文化は、剣道、柔道、茶道、華道、……のように「道」がつきものが多くあります。将棋も棋道といわれ、技を磨くことは、人生の道の追求にも繋がります。「真理を求めようとすること、それが『道』」である」と言う米長邦雄永世棋聖は、「不運は、感情をコントロールできずに暴走してしまった時にやってくる」と述べ、「辛抱」の必要性を説いています。少子化の中で家族や社会から大切に育てられている高校生にとって、将棋は、社会生活の中ではなかなか体験できないことを体験でき、「辛抱」のほか、「大局を見る目」や「決断」等、人間として必要な力を身に付けさせて、大きく成長をさせてくれるものです。 本県の高校生だけでなく全国の将棋を愛好する高校生が将棋をもっと好きになることを、将棋が多くの高校生の健全な育成に更に資するようになることを、また、本県の将棋部門がこの全国大会を契機に更に盛会・充実していくことを併せて祈念して、あいさつといたします。 |  |