市木って てげすげっちゃが!!(幸島)
(8) 島の1年間〜サルの生活から〜

・・・ 島の植物(ムベ・トベラ・アラカシ・イヌマキなど)のしんめ(葉っぱ)を食べたり、ヤマザクラの花を食べたりして生活しています。
サルの赤ちゃんがうまれるのもこのきせつです。
・・・ 青々とした木の葉を食べています。
子ザルたちは、水遊びやおにごっこをして楽しく遊びます。
・・・ 秋になると島の木々には木の実がたくさんなります。それを食べています。
生まれて3ヶ月すぎた子ザルたちは、母ザルのせ中にのったりぶら下がったりしていつもいっしょに過ごします。
・・・ メスは、春の出産にむけて力をたくわえるために、木の実をたくさん食べます。
少し大きくなった子ザルたちは、子ザルどうしで遊びはじめ、木の実を自分でとって食べるようになります。

昔も今も変わらず、幸島には百ぴきほどのサルが生活しています。百ぴきが生きていくのに、十分な食べ物が島にはあるということです。

夏や秋に台風が来ると、木の実がおちてしまい、秋や冬の食べ物がなくなります。そうなると、サルの出産は少なくなるそうです。

オスザルは・・・
 オスは、6才になったらむれから出て1ぴきで生活していきます。それから3、4年すると・・・むれのリーダーになるサルもいます。
 いっしょうむれにかえらず、1ぴきで生きるサルもいます。
 幸島には、むれをまとめるボスザルがいます。
れきだいのボスザルをしょうかいします。
1代目 ・・・ カミナリ (名ボスと言われた)
2代目 ・・・ セムシ
3代目 ・・・ ナベ
4代目 ・・・ ゲシ
5代目 ・・・ ノソ
6代目 ・・・ ケムシ
7代目 ・・・ ホタテ (げんざいのボスザル)
 アメリカぐんがサルがりに来たとき、仲間を守りぬいたえいゆうです。
 カミナリがなり始めるとむれのサルたちにちゅういをうながしていたので、カミナリと名前がつきました。
 20年あまりボスザルでした。

名前 ホタテ
年れい 22才
人間でいうと・・・66才です。
 えさを食べる様子を見ました。
 まずさいしょに、ボスザルのホタテがえさを食べて、それからホタテの家族が食べて、そしてほかのサルたちが食べていました。

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