市木っ子作品展

八月十八日付の宮日新聞記事を読んだ感想

新聞  私は、この記事を読んで実さいにつ波にあった岩手県宮
古市の町内会の人たちはすごいと思いました。それは、つ
波を予想して高台へのひなん用の階だんを市役所にお願い
してつくったり、住民が自分たちで作ったり、ハザードマ
ップも、せん門家や大学、き業の人たちと町を歩いて点け
んしたりして、つ波にそなえていたことです。日ごろから、
町を守るためにがんばって考えてくれる人たちがいるんだ
ということに感げきしました。また町の人たちだけでなく、
つり客など外から来た人のためにひなんルートを示すひょ
うしきをつけていたと書いてありました。そして自分で歩
けない人などを助けることなど本番のような訓練を毎年し
ていたとも書かれていました。大しんさいでは多くの家がひ
がいにあいましたが、この町では、人の命が助かり亡くな
ったのは一人だけだったそうです。東日本大しんさいをほ
う道で見ていてとてもこわかったです。夜ねむれない日も
ありました。あれから時間がたって今少しわすれかけてい
るかもしれません。
 もし大きなつ波がきたら私の家は海のそばなのですぐに
げないとつ波にのみこまれてしまうと思います。何年か前
につ波の訓練が地区で行われたことがあります。幸島の向
かいがわにあるフィールドミュージアムヘ家族で車でにげ
ました。私の家からは、海に向かって行く道です。高台で
も海の方へ向かうのはこわいです。実さいに東日本大しん
さいの時は市木中学校の体育館へひなんしなければいけま
せんでした。夕方から夜の十時ごろまで体育館にいました。
もし訓練した時のフィールドミュージアムヘひなんしたら、
夜になると、たてものもありません。電気もありません。
私はこの前の訓練ではいけないのではないかと思いました。
夜がくることも考えて、寒さや雨のことも考えて命を守る
ためにはもっともっと考えることがたくさんあると思いま
した。
 つ波が来た時にどうするかをもっと考えてほしいと思い
ます。
 新聞にハザードマップはどんどん見直していかなくては
ならないと書いてありました。
 予想より大きなさいがいの時や家や学校い外の場所にい
た時などちがってくるからだと書いてありました。白分の
町を知ることは、とても大切なのだとあらためて思いまし
た。前に学校で土木事む所の人が、土石流や土地のことを
教えてくれました。つ波にも関係すると思います。
 ハザードマップは作るべきだと思います。それによって
命が少しでも助かると思うからです。ほう道で見た東日本
大しんさいのこわさと悲しみを考えるとこの出来事をわす
れず私たちに今できる事を考えていきたいです。とても大
事な事だと思います。この記事を家で何ども読み返しまし
た。

(第9回「新聞」感想文コンクール(宮崎日日新聞・宮日会)
   小学生の部 最終審査進出作品 4年かなさんの作品)