先日、市木のきょう土の歴史にくわしい自治会長の川崎
さんが市木の柱松について、お話をして下さいました。
市木の火祭りは十五夜の一番近い日曜日にあります。そ
れは満月の夜は明るく、いせえび漁が休みなので、漁業を
している人が参加しやすいためだからだそうです。
火祭りに参加している人たちは、昔からの伝とうを受け
ついで、命がけでしていると知りました。
農家はお米がたくさんとれるように、漁師の人たちは大
漁を願って行っているそうです。市木全体で柱松の祭りが
できるということは、市木の農業や漁業を守ろうとする皆
の気持ちを高めることができると思います。それはすばら
しいことだと思います。
私たちも小学校1年生の時から子ども柱松として参加さ
せてもらっています。3年生の時に自分で作った手松がか
ごに入って、家族も喜んでくれてとってもうれしかったこ
とを覚えています。大人になっても、この伝とうの祭りを
市木の皆で守っていきたいです。
(宮崎日日新聞 平成24年2月8日掲載 かなさんの作品)
「子ども柱松」