笠祇子どもてべすおどり

このステンシル版画は,昭和63年度の図工クラブによる作品です。生き生きと
した表情と力強い動きがよく表現されています。


 市の指定無形文化財に指定されている古竹地区の「てべす踊り」は,1729年8月13日鹿児島県,薩摩町でできたものが,大隅地方を経て,伝わったものといわれています。
 笠祇小学校では,この「てべす踊り」を昭和62年より,子ども用に手直し,郷土芸能として継承しています。週1回,てべす踊りの時間をもうけ,上級生が下級生を指導しながら,教え伝え,自分達の踊りとし,また,学校の伝統として守っていこうと考えています。
 「てべす」とは,手拍子のことで,踊りは太鼓の音にあわせ,手で拍子をとりながら歌詞を表現しています。