
@算数科における表現力
算数科における文章問題などでは、問題を解決していくまでの学習活動を大切にし、問題を構造化して、題意を捉えていくことが重要である。この2つのポイントを児童が自分の考えで解決できるように必要な力が算数科のにおける表現力ではないかと考える。
そこで、本校の児童の実態を探りながら具体的にどのような方策で、児童に力を付けさせていくのかを考えていきたい。
A 児童の実態
○文章問題等になると抵抗感を示す児童も少なくはない。
⇒「基礎的・基本的な技能と結び付けて思考ができない。」
○文章問題の題意を的確につかみ、その理解を生かして解決の見通しをもったり、解決方法について自分から多面的に思考していくまでには至っていない。
⇒「読取りの不足、予想の欠如」
○問題の題意をとらえる際に、数量にわかっていることは何なのか、尋ねられているのは何かをしっかりとつかむことが苦手で、問題場面のイメージの持ち方や演算決定がなかなかできない実態がある。
⇒「実体験の不足」