宮崎工業高校自動車部

「エコ電気自動車レースプロジェクト」2012の活動

   

宮崎工業高校自動車部では、ソーラーカーやEVエコランなどの「エコ電気自動車レース」へ取り組んでおり、各大会において優勝や上位入賞の実績をあげています。今年2012年の最大の取組みは、エントラント名「team宮工」で8月3日〜5日に三重県・鈴鹿サーキットで開催される「ソーラーカーレース鈴鹿」と「Ene-1GP」への出場となります。

挑戦1 「ソーラーカーレース鈴鹿・最高峰ドリームクラスへの出場」

これまで10大会以上の出場経験ある「ソーラーカーレース鈴鹿」にて、ここ数年「チャレンジクラス」で好成績を納めてきた「team 宮工」は、これまで積み上げてきた経験をベースに、加えて先端企業や有名大学の技術支援を受け、最高峰クラスである「ドリームクラス」へ出場し、上位入賞を目指しています。太陽光だけを動力源とするソーラーカーの国際レース「FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿2012」は、今年で21回大会を数える歴史ある大会です。太陽電池の出力や搭載する蓄電池の種類によりいくつかのクラスに分かれ、昨年より中級〜上級のクラスは5時間耐久レースで競われています。  

大会公式HP http://www.suzukacircuit.jp/solarcar_s/outline/

ここ数年「team 宮工」が参戦している5時間耐久クラスは、大学や社会人が半数以上、高校チームであってもOBや先生が運転する場合がほとんどで、普通免許を持たない高校生がドライバーを務めるチームはほとんどありません。また「team 宮工」が参戦していた「チャレンジクラス」は太陽電池の出力が800wまで、搭載する蓄電池も鉛蓄電池に限定されることで毎年激戦が続き、エントリーチームもトップクラスです。その中で戦ってきた「team 宮工」は今年、高性能リチウムイオン電池を搭載し、最高峰クラスである「ドリームクラス」へエントリーし、総合順位上位を目指します。

挑戦2 「Ene-1GPKV-40クラスへの初参戦」

ソーラーカーレースと同じ鈴鹿サーキットで行われる「Ene-1GP(エネワン−グランプリ)」出場に際しては、「エコデンレース」で全国優勝した経験を生かして、KV-40レース仕様マシンを新たに製作し、初出場ながらも上位入賞を目指しています。
今年で2回目の開催となるKV-40レースは、充電式単3電池40本を動力源とし、鈴鹿サーキットフルコース1周(5.807km)のタイムアタックを3周行い、走行距離とその合計タイムで競うレースです。
マシンの空力特性と、アップダウンの激しい難コースでのエネルギーマネジメントが重要なポイントとなります。
 

大会公式HP http://www.suzukacircuit.jp/ene1gp_s/

宮崎工業高校自動車部「team 宮工」とは・・・

クラブ活動として日々活動する「自動車部」部員生徒たちは放課後や休日、授業で学んだものづくりの経験を生かし、競技用エコ電気自動車の開発を進め、各レース出場を目標に、車両を製作〜改良し、テスト走行を繰り返します。 また地域イベント等にて、製作した車両を展示するなど取り組みを紹介することで、本校の工業技術・もの作りの魅力、そして何より環境問題への意識づけとして、環境配慮型エネルギー利用の具体例を多くの人々に伝えるよう活動しています。

〜〜 2012年度の体制 〜〜
所属生徒 3年生:10名 2年生:1名 3年生:6名 (機械科、生産システム科、電気科、建築科)  指導教員 電気科、機械科

   

〜〜 2011年度の実績 〜〜
ソーラーカーレース鈴鹿2011・5時間耐久チャレンジクラス7位(総合13位)
 エコデンレース熊本2位、エコデンレースin苅田1位、エコ電気自動車レースinみやざき 学生1位、
 大阪エコデンレース充電池部門1位(全国大会優勝!!)   
 展示・PR活動(みやざき新エネルギーフェアー、宮崎市環境展、宮崎県工業技術センター、宮工学校展)
 宮崎大学教育学部との連携  ソーラーフロンティア構想のPR活動

〜〜 サポート企業・大学 〜〜
team宮工は企業・大学との連携を持ちながら活動しています。支援や技術協力を頂きながら、共同研究・開発者としてもサポート企業の商品開発や・大学の研究に貢献しています。

有限会社 大吾屋:ECOμshop(エコみゅうショップ)運営(静岡県沼津市)http://daigoya.co.jp/

自然エネルギーシステムや次世代バッテリシステムの販売・ソリューションを行っています。
今回のリチウムイオン電池搭載に際して必要となる「保護監視用ユニット」の技術協力をいただきました。開発に際してはteam宮工も共同開発者の立場として詳細な協議を繰り返し、同社の商品開発に貢献させていただきました。
またモジューリングに必要な「スポット溶接機」とカスタマイズに関する技術指導を提供いただき、生徒たち自らによるソーラーカー用リチウムイオン電池の製作が実現しました。 
 

神奈川工科大学KAITソーラーカープロジェクト

リチウムイオン電池セルの導入に際して、ご協力いただいています。また、2012WSC(=オーストラリア大陸を3000km縦断するソーラーカーレース)への出場を目指して車両製作する同プロジェクトへは、「宮工T-09」のカーボンモノコック車両の技術を提供しています。