2012年 エコデンレース(各大会) 結果報告

限られた電気エネルギーで走行し、その速さと走行距離を競うEVエコラン競技に関連して、宮工自動車部は今年も各地の「エコデン
レース」へ出場し好成績を納めました。中でも11月23日に大阪・万博公園で行われた「2012エコデンレース(全国自動車教育研究
会主催)」では、全国から130台以上参加ある中、「バッテリー部門」で準優勝を遂げ、全国トップクラスの実力を示しました。





 報告1 「第10回 EVフェスティバル九州 in くまもと 」
(10月7日 グランメッセ熊本 特設コース)
地球環境の保護と電気自動車の発展を願って毎年開催されるこのイベントでは、バイク用鉛蓄電池を用いた「バッテリー部門」と充電
式単三電池10本×2セットを用いた「単三電池部門」の2つのエコデンレースが開催され、熊本県を中心に九州各地から高校、大学、
一般企業から20ほどの参加チームがありました。「team宮工」は、8月の「Ene-1GP」に出場した「KV-40」マシンをエコデン仕様に変
更し、1年生5名で構成された「新人チーム」で両方のレースに臨みました。どちらのレースも1年生初大会とは思えない良いレース運
びを展開しましたが「バッテリー部門」レースでは計測機器の不具合でペースを乱し7位「単三電池部門」レースでは1位の成績であ
りながらレース中ピットアウト時に白線(区画線)を超えて1周減算のペナルティで2位となってしまい、どちらも悔い残る結果となりました。





報告2 「2012エコデンレース in 苅田」
(10月14日 福岡県苅田町 日産九州工場敷地内 特設コース)
 
苅田町合併50周年事業の一環として平成17年にスタートした本大会には、地元苅田町と周辺から30台もの参加車を集め、毎年高
いレベルのレースが展開します。中でも地元社会人チーム「チームカンダ」は全国大会優勝数回の実力を持ち、これを目標とする学
生チームのレベルが年々上がってきています。レースはバッテリー部門のみで「team宮工」は前週の熊本大会と同体制に加え、前回
資格試験の為に欠席した2年生・部長がドライバーを務め、総合優勝2連覇(2011年大会には総合優勝を果たしました)を目指し挑み
ました。レースは予想どおり、2台体制の「チームカンダ」と「チーム宮工」の一騎打ちとなりましたが、今年の会場はタイトなコーナーを
持つ難コースであったせいもあり、経験豊富な「大人のドライバー」がそのアドバンテージを発揮し、2台の「チームカンダ」に完敗・総
合3位(学生クラスでは1位)という結果に終わりました。 






報告3 「2012エコ自動車レース in みやざき」
(11月4日 宮崎市 梅田学園シーサイドモータースクール教習コース)
 
地元開催、今年で3回目となるイベントでは今回もエコデンレース(バッテリー部門)で競われました。 年々、県内工業高校の参加が
増え、あっという間に全体レベルの上がる中、県外からも「大分工」や「チームカンダ」も駆けつけ、見応えあるレースとなりました。
「team宮工」は昨年マシンの旧車と「KV-40(改)」の新車・2台体制で、「打倒・チームカンダ」で挑みました。2台ともドライバーとメカ
ニックの1〜2年生新人チームにも関わらず、この日だけはチーム監督(顧問教師)が大会運営業務の為チームに不在の状態。そこ
にソーラーカーレース鈴鹿で燃え尽きた3年生メンバーが指揮監督にあたり、文字通り「生徒だけで」レースマネージメントを行いまし
た。 レースは前回(苅田大会)同様、「チームカンダ」と2台の「チーム宮工」の対決となり、後半・第2グループで走行した「チームカ
ンダ」対「宮工Aチーム」(新車+部長ドライバー=本命)がレース終盤まで激しいトップ争いを展開しましたが、同一周回40秒差で
「チームカンダ」が勝利。と思いきや第1グループで先に走行した「宮工Bチーム」(旧車+1年生ドライバー=ノーマーク)がさらに1周
多い記録で、「team宮工」(意外にも)Bチームが総合優勝、学生クラス順位では1〜2位となりました。





報告(番外) 「2012九州エコデンレースGPシリーズ戦」 
例年、熊本・福岡・宮崎で開催される「エコデンレース」は、シリーズ戦として組織され、各大会の順位により与えられるポイントの合計
でグランプリが競われます。「team宮工」は全レースに参戦し、ポイント集計の結果、3位と4位の好成績を納めました。なお、各大会の
公式HPとシリーズ戦のHPは以下の通りです。 
 
    「第10回 EVフェスティバル九州 in くまもと」 公式HP
http://www.jevc-kumamoto.jp/event/ev2012
「2012エコデンレス i 苅田」公式HP
http://www.geocities.jp/ecoden_kanda/
    「2012エコ自動車レース in みやざき」 公式HP
http://ecocar-miyazaki.eco.coocan.jp/
    「2012九州エコデンレースGPシリーズ戦」
http://ecocar-miyazaki.eco.coocan.jp/gp/index_gp.htm
 





報告4 「2012エコデンレース(大阪・全国大会)」
(11月23日 吹田市・万博公園お祭り広場 特設コース)
 
全国自動車教育研究会の主催する本大会は、毎年全国各地から130台以上のエントリーを集める大きな大会で事実上の全国大会
です。鉛蓄電池の「バッテリー部門」40分間走行と充電式単三電池10本で30分間走行の「充電池部門」の2つのエコデンレースが開
催され、この競技形態が「エコデン」という規格となり全国に広がった経緯があります。昨年本大会でバッテリー部門7位・充電池部門
優勝の好成績を納めた「team宮工」は、今年も両方の部門に熟成された旧車でエントリーし、激戦のバッテリー部門にはソーラーカー
ドライバーの3年生、充電池部門には現部長の2年生で、今年こそは両部門優勝を懸けて臨みました。レース当日は朝からあいにくの
雨で、滑りやすい路面に加えウインドスクリーンが曇るなど視界の悪い最悪のコンディション。中でも「team宮工」の出走したバッテリー
部門・第1レースは強い雨に見舞われ、接触事故など多発する大変危険な状況が続き、記録よりも安全に走行を続けること精一杯で
したが、それにも関わらずこのレーストップの記録でレースを終えました。後に走行した第2〜第3レースでは雨も上がり、記録を残す
には有利な状況となり、結果的には不利なレースとなってしまいましたが総合では2位・優勝記録と同一周回の9秒遅れとなり、ツキに
見放された悔しい結果となりました。充電池部門でも濡れた路面と視界不良は相変わらずでしたが昨年同様の快走で2位以下に1周
差をつけて余裕の1位。しかし、レース中の走行で他車の進路変更に伴い危険回避した際、コースイン側にはみ出してしまいペナル
ティ扱い。抗議しましたが裁定は覆されず2周減算で6位の結果となってしまいました。