校長のきまぐれエッセー6月

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 平成27年7月1日(水) [H27 bP6]
     「7月1日から求人票受け付け開始」

 高校生向けの求人票の解禁が7月1日であり、本日1日より受付が開始され、進路指導室はますます大忙しの状態を迎えます。
 今回は、本校生の進路選択において割合の多い就職に焦点を当て、「高校生の一般的な就職試験までの流れ」について大まかにお伝えしてみましょう。
 高校は、卒業してから就職するにしても進学するにしても、自分を理解し将来の進路設計を考え、社会人・職業人として生活していくために生涯にわたって必要な力などを育成する時期であると言えます。そのため、下学年においては、インターンシップなどを通じて社会を垣間見、進路ノート等を活用したり、教師や先輩からのアドバイスを受けたりして職業選択までの必要な進路ガイダンスをしっかり行う必要があります。
 3年生になると、具体的な進路希望調査や過去の求人票をもとに進路希望先を確認するという作業が始まります。
 「県内就職か県外就職のどちらを希望するか。」「具体的に就きたい職種や企業があるか。」「保護者との就職相談ができているか。」など具体的に詰めていきます。
 早い場合は5月くらいから7月末くらいまで、生徒・保護者・担任の三者による進路面談を行い、これにより進路希望先を詰めていくことになります。
 ところが、企業求人に対して、本校生徒が複数受験したいということになると、どうしても本校割り当て分の求人数にまで人数を調整する必要性がでてくるために、どうしても校内で選考していくことになります。
 校内選考会を経て受験が決定すると、生徒は就職試験に関する受験申請書、履歴書を書き、担任は調査書などを揃え、9月初旬には企業へ就職試験書類一式を発送します。
 生徒が応募した企業から試験案内が学校へ到着すると、受験日時や受験場所等を確認し、受験案内に応じて移動手段の確保をしたりします。
 生徒たちは、筆記試験対策や面接対策等を十分に行って、全国一斉に9月16日から就職試験解禁となり、方々で就職試験が始まることとなります。
 試験の結果は、試験後1週間から10日間で通知連絡がありますが、不合格であるとまた次の企業の試験を受けるべく準備をしていくことになります。
 こんなことで、現在学校において3年生及び担任など進路指導に関わる職員は、いよいよ本番が始まったという実感を持ち始めています。
 平成27年6月25日(木) [H27 bP5]
     「高校総体の表彰伝達式を行いました」

 先の高校総体で数々の好成績を残してくれた本校部活動、以前当欄でも紹介いたしました県ものづくりコンテスト競技、本校創立110周年記念としての宮崎交通バスラッピング広告作品等について、24日(水)全校生徒の前で結果を称え表彰伝達式を行いました。
 まず高校総体関連ですが、紙面の関係で団体成績と個人における優勝についてのみ以下に記述してみましょう。
 陸上部は、男子総合で優勝、女子総合で県2位と上位不動の地位をキープしています。その他団体でも男子トラック、男子フィールド、女子フィールドにおいて優勝しています。個人競技においては、化学環境科2年木下裕貴くんが男子100m及び200mで優勝、電気科3年川越広弥くんが男子400mで優勝、機械科2年黒葛原大夢くんが男子800mで優勝、電気科3年川越広弥くんが男子400mハードルで大会新にて優勝、建築2年和田玲良くんが男子5000m競歩で優勝、インテリア科2年水久保漱至くん・化学環境科2年木下裕貴くん・電子情報科2年が鶴凌輔くん・生産システム科3年の吉岡沢くんのチームが男子4×100mリレーで優勝、電気3年川越広弥くん・生産システム科3年吉岡沢くん・機械科2年黒葛原大夢くん・電気科2年野村勇輝くんのチームが男子4×400mリレーで大会新にて優勝、生産システム科3年児玉郁大くんが男子走幅跳で優勝、機械科3年伊東聖那くんが男子砲丸投げで優勝、機械科3年宮本琳一郎くんが男子ハンマー投げで優勝、インテリア科3年黒木千種さんが女子400mで優勝、化学環境科3年メイン桜さんが女子砲丸投げおよびハンマー投げで大会新にて優勝などという実に華々しい結果でした。
 レスリング部は、5年ぶりに学校対抗戦で優勝し、久々に本校に優勝旗が戻ってきました。個人戦においては、化学環境科伊達雅貴くんが66kg級で優勝、機械科3年松ア勇人くんが74kg級で優勝しています。
 弓道部は、惜しくも妻高校に敗れ男子団体2位でした。
 バスケットボール部は、大健闘し県3位につけており、さらに生徒のベスト選手5に生産システム科の原田大生くんが選ばれました。
 卓球部は、善戦しましたが惜しくも男子学校対抗戦第3位でした。
 ラグビー部も善戦し、15人制の部第3位でした。
 バドミントン部も善戦し、男子団体第3位でした。
 ソフトテニス部も善戦し、男子個人戦で上位に入る生徒もおりました。
 カヌー部も善戦し、男子の部のカヤックペアで第3位、カナディアンシングルで第2位、カナディアンペアで第2位とあと一歩のところでした。
 ものづくりコンテスト関連については、前bP4で紹介しているところです。
 また、すでにご覧になった方々も多くおられることと思いますが、本校の創立110周年記念として宮崎交通バス車体へのラッピング広告を展開中ですが、先に本校内でコンテストを行い選考によって選ばれた作品の採用でした。これについては、本校同窓会である大淀同窓会側が審査に当たられましたが、全部で6作品選考いただき記念祝賀会のチケットの図柄だとか何等か記念行事に係るイラスト図案として多くの人の目に触れるものです。インテリア科2年の岩切香澄さんが最優秀賞となりました。
 平成27年6月17日(水) [H28 bP4]
     「ものづくりコンテスト県大会を終えて」

 県内の各工業高校で学んでいる生徒たちが、ものづくり学習の成果を携え互いの技術・技能を競いあう高校生ものづくりコンテスト(宮崎県大会)をこの13日(土)に開催しました。
 本年度は、特に大分県、鹿児島県、宮崎県の南九州が本大会のあとに開催予定として続く九州大会、次いで全国大会を迎えるとあって、今回の県大会はそのプレ大会としての様相を呈しておりました。
 従来のコンテスト7部門のうち、旋盤作業、電気工事、電子回路組立、測量を都城工業高校の会場で、化学分析、木材加工、家具工芸の3部門を上位大会の会場ともなる本宮崎工業高校会場でと、分散で開催することとしました。
 さて、本「高校生ものづくりコンテスト」は、「高校生ものづくり甲子園」とも呼ばれることがあるほど著名で権威のある大会として認知されておりますが、各競技は2時間半という大変集中力の要るもので、そのあとの外部から招へいした専門家による長い審査を経て初めて順位のつくものでした。
 本校生徒の結果で上位になった者を記述してみましょう。
 旋盤作業部門において、機械科3年の萩原吾連くんが最優秀賞(1位)、電子回路組立部門において、電子情報科2年の川崎弘樹くんが最優秀賞(1位)、化学分析部門において、化学環境科3年の迫間隆彦くんが優秀賞(2位)、木材加工部門において、建築科3年の斎藤魁利くんが優良賞(3位)というものでした。
 平常心を保って日頃の練習の成果を発揮してほしいとの思いで、競技をみさせていただきましたが、どの会場でもあまりもの気魄が溢れているためか見ているだけでも、生徒諸君の真剣に取り組むりんとした姿、競技というピーンと張りつめた雰囲気などから多くの感動をもらうことができました。
 この日は開始から、ご家族でしょうか生徒の兄弟かなと思える方たちも応援に駆け付けてくれていました。
 本コンテストに向けて、鋭意努力を重ねてきた生徒たちの心意気に、そしてまた各学校で時間や労力をあますところなく注ぎ込んで指導に当たられた指導者の先生方にも深く感謝したいと思います。
 最後になりますが、多くの関係される皆様方に見守られる中での開催でありましたが、本大会が成功裏に終えることができましたことへの感謝とともに本大会のレベルがますます向上し、本県工業教育全体の発展を祈念したいと思います。
 平成27年6月11日(木) [H27 bP3]
     「定通大会を観戦して」

 略して「定通大会」と言いますが、正式には「宮崎県高等学校定時制・通信制総合体育大会」といい、先日開催された全日制の高校総体の定時制・通信制版と言える大会で、6月7日(日)に開催されました。
 第43回を迎えており、軟式野球、卓球、バレーボール、剣道、柔道、バスケットボール、バドミントンの7競技があります。
 それぞれの会場で開会式などがあったわけですが、私は本校生徒が出場(エントリー)する5競技(軟式野球、剣道男子、柔道男子、バスケットボール男子、バドミントン男子)を観戦して回りました。
 他の職員やもちろんご家族の方々などがわくわくしながら「宮崎工業定時制頑張れ」と精一杯応援しましたが、戦果は次の通りでした。
 軟式野球は、第1回戦で宮崎東高校定時制とあたりましたが善戦むなしく大差で負けてしまいました。言い訳になるかもしれませんが、今年の宮崎東高校定時制は長打者を含む野球経験者も多くいることから全国大会でもかなり上位に食い込むことが予想されています。
 剣道男子は、個人戦で2位と3位がおり、団体戦も含めて全国大会行きを決めました。
 柔道男子も、団体と中量級で1人が全国へと駒を進めます。
 柔道も剣道もですが道着・胴着を着た姿はまさに勇ましく、引率の先生も「いつもの顔と違うなぁ」と言われるほどでした。負けた悔しさからか、ある柔道の選手は明日から「きちんと練習をする」という決意を述べてくれました。
 バスケットボール男子は、第1回戦で延岡青朋定時制とあたり、40対25となんとか勝ちましたが、続く第2回戦で宮崎東高校定時制に惜しくも21対35で負けてしまいました。こちらはチームワークも良く、チーム全体でよく声も出ていて結束の強さでは負けていませんでした。
 バドミントン男子は、団体戦では第1回戦で富島高校定時制に惜しくも敗れ、個人戦では全出場選手25名中ベスト8が最高でした。
 昼間仕事をして、夜間勉強して、またそれから部活動をしてとさまざまな環境の中、自分と戦いながらこのいわゆる定通大会モードにスイッチを入れて頑張ってきた生徒諸君でした。
 その意気込みに敬服するとともに、全国大会へと出場を決めた選手たちがまた上位のステージで活躍してほしいと祈るばかりです。
 一緒に練習に励み、苦しいことも楽しいことも共有してくれた同じ部活動の仲間たちにもあらためて感謝し、日頃から生徒たちの練習に献身的に指導いただいてきた顧問の先生方にもあらためて感謝してほしいと思ったところです。
 平成27年6月4日(木) [H27 bP2]
     「高校総体を観戦して」

 5月30日(土)の総合開会式から始まった高校総体ですが、本校生徒の活躍に期待しながら観戦してきました(当然すべての競技を応援には行けませんので、管理職で分担をしながら回ることにしました)。
 どの競技においても生徒たちは、日ごろから練習で鍛えてきた成果を出し切ろうと、りんとした面持ち、闘志満々の気合をもって真剣に臨んでおり、華々しい成果も挙げています。
 それぞれの個別の競技結果や試合中の様子につきましては、本校ホームページの他ページをご覧ください。
 緊張感の中にある強い思いが、試合で思わぬ成果を出すことがあり、実際に「ここまでだろう」と言われていたのにそう言った悪い予測をはねのけて上位に食い込むことのできた場面、はたまた日ごろの成果を存分に出せなかった場面などにも出くわしました。
 綾てるはドームで行われたハンドボール部の応援に行った時のことですが、本校のあるレギュラー選手が何と試合前のアップ中に足首を捻挫をしてしまったのでした。
 その生徒は応急措置でテーピングされ、「気合で頑張ります」という選手の意気込みもあり、直後の試合に出場していました。
 新富町の富田浜漕艇場ではカヌー競技が行われました。
 県内のカヌー部は、本校と宮崎大宮、宮崎商業の3校ですが、同じ市内で近くにある学校どおしで朝夕合同の練習をしてきたいわばチーム宮崎といった感のある生徒たちどおしでの戦いであっただけに、勝ち負けにかかわらずお互いがお互いを湛える姿というものがそこにはありました。
 県体育館ではバスケットボール競技が行われましたが、俊足で柔らかな体から繰り出すシュートは見ていてほれぼれするほど気持ちのいいものでした。
 圧勝しながら勝ち上がり県ベスト4に入ったものの、優勝をかけたリーグ戦で他の強豪校に負けたときは、緊張の糸がぷつんと切れて選手たちが号泣でした。
 ソフトボール部の観戦中のことでしたが、時折強い雨が降り試合も中断するほどの展開の中、選手の弟であるという小学生の男の子がそんな雨の中でも傘もささずに金網越しに大きな声援を送る姿が見られました。
 書き出せばきりがないほどいろいろなドラマがありました。
 頑張った生徒たちが一番の主役ですが、自分の持てる時間と労力を惜しみなく費やして生徒の指導に当たられた監督や顧問の先生方、強い思いを持って支えていただいた保護者やご家族の方々など本当にお疲れ様でした。