校長のきまぐれエッセー9月

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 平成27年9月24日(木) [H27 bQ9]
     「インターンシップ開校式のこと」

 現在3年生は、今まさに「就職戦線大忙し」の時期を迎えていますが、現2年生にとってはこんなことが来年の今頃やってくるわけです。
 高校生は、卒業と同時に就職という場合もあれば、進学したとしてもあとでそれぞれの時点では就職していきます。
 人は必ず働くものなのですが、社会人としていきなり働くのではなく、先に働くことを体験してみるというのがインターンシップというものです。
 インターンシップは、就業につながるものではなく、就業の体験そのものが目的なので3年生ではなく2年生で行われるのが望ましいとされ、本校でも2年生にインターンシップを課しています。
 実際の期間は、10月の下旬に建築科が4日間でその他の学科が3日間予定していますが、この期間を迎えるにあたっては、1か月前のいま生徒たちがインターンシップ先を選定し、自分で電話をして、打ち合わせにまで出向くなど生徒たちにとってちょっと大変なことも待っています。
 そこで、このインターンシップの実期間を含めたいま正にこの活動が始まるという認識のもと、16日(水)の午後に2年生が集合し、「開校式」を開催したのでした。
 インターンシップの効用としては、なんと言っても仕事そのものの本物の体験ができるということです。
 そんな中で学べるのは、最新の設備、製品のできるプロセスのすばらしさ、5sと呼ばれるものづくりの鉄則などに触れたり、さらに挨拶のたいせつさ、コミュニケーションのとり方、チームの動き、働くことの楽しさ・辛さなど実に多くのものが挙げられます。
 この開校式で、化学環境科の濱田剛くんが生徒代表宣誓をしてくれましたので、一部を紹介しておきます。
 「わずかな期間ですが、インターンシップの目的にもあるように、産業現場における実際的な知識・技術に触れ、専門教科に対する興味・関心を深めることや、自分自身の職業適性や将来の進路を考える良い機会としたいと思います。また、実際に働いている人の姿をみて、働くということが一体どういうことなのか真剣に考えたいと思います。」と、インターンシップの目的に照らした大変素晴らしい内容でした。
 2学年の生徒たちがインターンシップをとおして、なお一層成長してくれることを期待しているところです。
 平成27年9月16日(水) [H27 bQ8]
     「就職戦線大忙しの巻」

 「9月16日」は高校生にとってどのような日かご存じですか?
 新規高卒予定者の就職採用試験の全国一斉の解禁日となっています。
 本ブログ欄の平成27年7月1日(水)付け「(bP6)7月1日から求人票受け付け開始」に高校生の一般的な就職試験までの流れについて大まかに記述しておりますが、いよいよ本番が始まったという感です。
 本校は、5日(土)に体育大会を華々しく開催し、その前の1週間ほどは「大会」一色といった雰囲気に包まれていましたが、特に就職を希望している3年生にとっては、休む間もなく気分一新して面接の練習、筆記試験対策などに追われてきました。
 面接の練習においては、担任はもとより、クラスに関係する複数の教職員が面接官役を担って「模擬面接」に力を入れていました。
 9日(水)には就職試験を受ける生徒たちのための壮行式を体育館で行い、3年生は後輩から激励の言葉を受け、代表の生徒が決意表明を誓ったのでした。
 就職試験そのものは、16日(水)から18日(金)にかけてがまず第一陣として集中する頃ですが、企業の都合により週が明けてからというところもあって、なかなか目が離せない日が続きます。
 本校の本年度の生徒の進路希望についてですが、進学が約3割、就職が約7割といったところです。
 就職については、県内希望が約3割、県外希望が約7割となっており、このほかに公務員(警察、消防、自衛官など)に14名が希望しています。
 進学については、大学志望が約6割、短大および専門学校志望が約4割となっています。
 就職試験が収まったころから、今度は大学、短大、専門学校へ向けての進学受験も始まっていきます。
 就職試験の結果は、試験後1週間から10日間程で通知連絡がありますが、よく選挙の場面で当選者の名前の上に赤バラが飾られることがありますように、各クラス単位でも、合格者を祝ってそれに似たような何らかの掲示などが行われていきます。
 こんなことで、現在学校においては就職戦線大忙しの時期を迎えています。
 平成27年9月9日(水) [H27 bQ7]
     「すばらしい体育大会でした」

 本校の体育大会が、多くのご来賓や保護者の方々をお迎えして、9月5日(土)に無事に開催されました。
 ご存じのように、先週の前半は、練習を邪魔してやろうかというほどの意地悪な大雨が降ったりして、かなり天気に翻弄された週でした。
 翻弄され続けた分、全体練習時間などが充分にとれませんでしたが、そのような中での開催であったにもかかわらず、すばらしい体育大会であったと自負しています。
 機械科3年(桃団)団長、大森涼平君の選手宣誓が立派でしたので、以下に披露しておきます。
 「創立110周年を迎えたこの夏、この記念の年に体育大会が行われることへ喜びを持ち、今まで支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、最高の仲間と最高の体育大会にすることをここに誓います。Never give up!夢実現。」
 さて、開会式において、生徒たちには本大会に際して心得ておいてほしい簡単な以下の四つのことを話して、大会を盛り上げ充実したものにしようと促しました。
 『まず一番目に、何といっても「安全であること」、怪我があってはなりません。熱中症対策をとったり、体調を崩すことなく無事故であるよう願っています。
 二番目に、「ベストを尽くすこと」、ベストを尽して一生懸命に取り組むことは、かっこいいことだし、何と言っても自分自身が納得いって気持ちいいと思います。それを観ている周りの人たちに感動を与え、大会も盛り上がるのです。
 三番目に、「仲間や学科の絆を深め、お互い応援しあおうということ」、団技や徒走においても、団長はじめ多くの仲間の声援があり、その声援次第では、実力以上の力を呼びこみます。お互いに精一杯の声援応援をお願いし、お互いに感謝しましょう。
 四番目に、「なんと言っても体育大会そのものを楽しむということ」、君たちの高校生活の大事な1ページを飾る大切な学校の行事の一つとして、記憶に残るように楽しんでほしいです。』
 大会が終わっての閉会式で、生徒たちにこのような「今日一日が、安全に留意して、ベストを尽くして、仲間との絆を深めよく応援しあって楽しめたか」と問いましたら、全員が手を挙げてくれました。
 高校生活の楽しい一日が無事に終えほっとしたところでした。
 平成27年9月2日(水) [H27 bQ6]
     「本校は2学期を迎えました」

 いよいよ夏休みも終え、先週の8月27日(木)から、行事の多い2学期を迎えました。 その仕切り直しということでもある2学期はじめの始業式にあたって、生徒たちに今後の生活の指針に参考になればというつもりで講話をしましたのでかいつまんで紹介してみましょう。
 「凡事徹底」の重要性について話しました。
 意味についてはご存知のように「当たり前のことを当たり前にやってのける。普通のことがしっかりやれること。」という意味ですが、生徒の中で知っている者は?と聞いても数名しか手を挙げませんでした。
 内容を深めるためにさらに以下の話に続けました。
 パナソニックの創業者の松下幸之助氏は、会社を訪問した時その会社がどのような会社であるかすぐにわかると言っておられたそうです。
 それは、3つのポイントを見ればだいたい様子がわかるというのですが、一つ目は、「従業員の挨拶」、二つ目は、「社内・工場内の整理整頓」、三つ目は、「トイレの掃除」で、いずれも当たり前のことを当たり前にするということが大切であると言っています。
 あいさつをマナーとして考えるならば、丁寧なあいさつで、角度や時間、手の置き方まで考えて、まさに「おじぎ」という感覚にになります。
 ちょうど本校では「宮工マナー」に取り組んでおり、これはさしずめ本校の「作法」ということになろうかと思います。
挨拶は、明るく和やかな雰囲気を作り出し、相手や周囲に元気やエネルギーを与えるという効用もありますが、気持ちの無いあいさつは、見透かされて人間性まで疑われることになります。
 そんなときにこそ、攻めの意味のある心のこもったあいさつができるようにしたいもので、そんなことを通して自分が磨かれていくのです。
 また、日常の生活の中で、ごみを拾ったり汚れている床を拭いたり、誰にでも簡単にできることを当たり前のように、気負いもなくやれる人が伸びると色々な方が言っています。
 「整理」と言っても、スケジュール管理をしたり、プリントをなくさず綴っていく習慣、ものの整理整頓のみならず頭の中の整理も必要です。
 「凡事徹底の風土」を学校内につくることが大切であろうと訴えたのでした。