宮崎海洋高等学校野球部
                  

1.宮崎海洋高等学校野球部の歴史

2001年4月,それまでの軟式野球部から硬式野球部に変更。創部8年目の新しい部である。発足当初は施設設備・用具等そろわず,また部員不足に悩まされた。創部からチームの指揮を執ってきた山床和彦監督が勇退。現チームから星原監督が指揮を執っている。これまでの公式戦通算5勝。
鹿児島水産高校との第3回交流試合の様子です。(2006年8月4日(金):サンマリンスタジアム)
2.施設設備の充実
 この5年間で設備も次第に整えられてきた。照明6基。暗くなってもシートノックができる設備は県内一といっても過言ではない。グランドも整備され,打撃ゲージ等手作りながら,すべて完備。左翼98b,右翼90bと広さも申し分ない。
試合結果  鹿児島水産高校 5 : 7 宮崎海洋高校
3.現況

 現在、3年生4名、2年生6名、合計10名で毎日の練習に取り組んでいる。少ない練習の中で工夫した練習を行いながら、一人一人が目標・目的をもって日々、猛練習に励んでいる。平日は16:00〜19:30まで,土・日は練習試合を繰り返し,勝利に向けて一丸となって頑張っているところである。今,宮崎県で一番躍進し,発展しているチームの一つである。一人の退部者も出すことなく,今年夏の大会ベスト8を目標に猛練習に励んでいる。

4.宮崎海洋高校野球部のモットー,取り組み

 勿論今は,強くなって「海洋高校で野球がしたい」という部員にたくさん入ってきてもらうのが一番の目標である。現在初心者も2名ほどいるが,大変頑張っている。初心者ががんばれるような野球部であることも大きな目標の一つである。
     ●『自主自立・自律』
     ●『退部者ゼロ・全員野球』
の二つをモットーに,厳しいなかにもチームの目標,個人の目標を明確にし,目的意識を持って練習に取り組むようにしている。その一方で,勉強との両立をめざし,資格の積極的取得,テスト前の早朝勉強会,「人間的に大きく成長することこそが,野球上達への最大の近道」を合い言葉に,朝のあいさつ運動や校内クリーン活動,校外ボランティア活動等,積極的に参加している。しっかり練習することで,うまくなりたいという強い気持ちが,チームのなかに着実に芽生えてきている。野球部員である前に,宮崎海洋高校の生徒として常に模範生となり,強くなることで学校全体を更に活性化させる気概を持って取り組み,来年度(平成20年度),海洋高校野球部は多くの新入部員を加えて必ず大躍進したいと思う。
5.寮生活完備

 現在海洋高校では約40名の生徒が海洋寮で生活しており,野球部6名の生徒(北浦中2名,島之浦中1名,野尻中2名,細野中1名)も,ここで生活している。先輩,後輩の仲が良く,特に先輩の後輩への面倒見がよいのが特徴である。いつも7名一緒に登下校している。寮母さんも高校野球の大ファンであり,他の生徒より遅く帰宅する野球部員を気遣ってくれたり,良く応援にも来てくれる。

6.部長・監督紹介
○監督   星原貴浩(30才)
       高校・大学(都城泉ヶ丘・高知大)では捕手。
       まだまだ生徒と共に体を動かせる、若さ溢れる監督です。
○部長 亀澤 治(56才)
       軟式の頃(監督)から野球に携わって20年。専門分野を生かしてバッティングゲージ等すべて手作り。
       “亀ちゃん”の愛称で生徒から絶大の信頼。
○副部長 松野 博(56才)
       宮崎県高野連副理事長  高校野球部長歴30年,宮崎県高校野球の生き字引。
       日向工業高校ー都農高校ー高鍋高校ー都城泉ヶ丘高校ー宮崎海洋高校。

 ☆3人のチームワークは抜群。本年度の宮崎海洋高校野球部の大躍進間違いなし。

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