乗船実習は、海に慣れさせるとともに、船舶の運航及び機関・機械の運転と管理、
漁獲物の冷凍・冷蔵など総合的な知識と技術を習得させ、今まで学んできたものを、
実際に体験し、海で活躍できる能力と態度を育成することが乗船実習の目的である。
また、規律・責任・協調の大切なことを学び、忍耐力を養うことを目的とする。
マグロ延縄漁業実習
航海術・機関術等
試験調査
【往航時連続観測】
漁場到着前1,200海里(約5日間)の
往航時に6時間 毎にSTDによる水深1,000mまでの
水温・塩分濃度測定
【操業中の海洋観測】
1日1回の海洋観測(漁場海域)
STDによる水深1,000mまでの水温・塩分濃度測定
【漁場調査】
水産庁操業実習海域7・4・(6)海域
漁場調査(各魚種の体調測定・性別・卵巣調査)
=漁 獲 物=
@マグロ類
(メバチ・キハダ・ビンナガ)
Aカジキ類
(シロカジキ・クロカジキ・マカジキ・メカジキ・バショウカジキ・フウライカジキ)
Bカツオ・その他
マグロ延縄漁業は1本の長い幹縄に、釣針の付いた枝縄を一定の
間隔をおいて取り付けた漁具を用いる。この漁具に餌を付けて
海中に投下し、一定の時間をおいてから幹縄を巻き上げ、
釣れた魚を取り込む。
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