|
|
1.目 的
|
科学技術館の施設及び展示物の体験的利用を通して、天文や科学への関心を高める。
科学技術館の施設及び展示物を多様な視点で考察することから、身の回りの自然事象についての科学的な視点で考察を広げようとする態度を育てる。 |
2.期 日
|
平成28年7月26日(火) 9:00〜12:00 |
3.内 容
|
- 科学技術館の展示物を詳細に観察することから、自然現象を「意識を変えて観る」ことで科学的な推論ができることを知る。
- 季節変化の原因が、日照時間及び照射角の年周変化が起因することと、この変化が地球の地軸の傾斜をともなった公転が原因であることを知り、自然現象を観察地点など「立場を変えて観る」ことで現象の考察が変わることに気付く。
- 分光器作りを通して、光が様々な色で成立していることから、身の回りの自然現象を「手段を変えて観る」ことの必要性を現代天文学の世界に広げて体感する。
|
4.日 程
|
時 間 帯 |
内 容 |
〜 8:50
9:00 〜 9:10
9:10 〜 9:40
9:50 〜 10:50
11:00 〜 11:55
11:55 〜 12:00
12:00 〜 |
宮崎科学技術館横駐車場集合 ※現地集合
入館手続き
学習T(意識を変えて観る) ※展示物観察
学習U(視線を変えて観る) ※プラネタリウム研修
学習V(手段を変えて観る) ※分光器作製
閉会行事 ※終了後現地解散
館内展示等自由観覧 |
|
生徒感想文
|
1年J組 石本 鈴奈 (富田中出身)
今回、私は初めて科学技術館に来ました。まず最初に展示物の観察を行い、−素材・形状など意識を持って観察し、模型を見破り本物を探す−というテーマに沿って友人と一緒に観て回りました。私は単純に模型モデル表記がないという理由だけでシャトル宇宙服を本物であると決定づけましたが、備えてある解説の話を聴いたり、細部をチェックして宇宙で耐える造りであるかなどを考えれば、人工衛星きく5号が本物であることが分かったと思います。そのような部分で、私はまだきちんとした物の見方が出来ていないと感じました。展示物が全く見回れない状況のままプラネタリウムへ移動し次の研修になりました。ここのプラネタリウムは世界で5番目の規模ということで、シミュレーションとはいえ太陽の動きがとても迫力がありました。研修の内容は中学校で習ったことを中心とした復習ではありましたが、改めて納得することができました。最後の研修ではCDを用いた分光器作製を行いました。現在授業で習っている光について、自分の目で観て確かめることができ良かったです。今回の研修のコンセプトにあった「視点を変えて観る」という観点から、科学技術館の研修を通して様々な目線で物事を観ることを学びました。常識だけで物事を考えず、視点を変え意識的に観たり、手段を変えて観たりすることが、新しい発見に繋がることが分かりました。これからは失敗を恐れず、本質に迫っていけるよう頑張りたいです。
|