Omiya High School SGH Blog
■SGH活動報告ブログ■
SGH生徒探究発表会を開催しました
1月26日(土)に本校において、文科情報科2年の生徒がこれまでに取り組んできた課題研究の活動成果を,ポスターセッション形式で発表する「SGH生徒探究発表会」を開催しました。文科情報科2年生が1年時よりチームで取り組んできた課題研究の成果をまとめたポスターを使って,3時間30分におよぶ発表時間の中で,それぞれチームごとにメンバー全員が交代しながら,参加された方々に説明そして質疑応答を行いました。宮崎大学の先生方,一般企業の方,中学生,保護者や高校関係者などの大勢の方にご来場いただき,6つの観点から評価,投票していただきました。 ポスターセッションを終えた生徒たちは,慣れないことに疲れを感じたものの,自分たちの研究成果を多くに人に伝えることができた充実感を得ることができたようです。 3年1学期末には研究成果をオールイングリッシュでポスターセッションする「グローカル・イシューポスターセッション」を開催します。お楽しみに。
【最優秀賞】
○ボーっと食べてんじゃねーよ -栄養豊富な千切り大根を世界へ-
福岡顕太郎,青木百花,竹之内瑠菜,伊藤 惟,黒木帆之香
【優秀賞】2作品
○君たちはへべすをどうを生かすか
-へべすのがん細胞抑制効果に着目した新たなPRポイントの提案-
佐藤大地,大野真理子,冨永美佑,郡司章太郎,谷口知希,宗像友里
○金柑、どげんかせんといかん!
-ドライフルーツの作成と広告の色相改善による金柑の購買意欲の向上を目指す-
加治屋大貴,蛯原優衣,髙山彩香,金丸遥輝,水野友太,宮地恭之介,海江田万奈
【審査員特別賞】
○Shall we eat? -鹿肉の普及率を上げる-
上川凌生,髙村唯風季,福島光虹,山元海鈴,那須 広,内村ひな,水上美鈴
SGH生徒探究発表会は盛大のうちに終わりました。これまで課題研究に対して指導助言をしたいただいた宮崎大学の先生方をはじめ、様々な形でご支援いただきました関係各位、温かく見守り応援してくださった保護者の皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。
イノベーション・サマープログラム(TISP)を実施しました。
2018年8月4日~8月9日の5日間、イノベーション・サマープログラムを実施しました。このプログラムは、宮崎大宮高等学校がSGH(スーパーグローバルハイスクール)に指定され、そのプログラムの一環として、新しい価値を創造する「イノベーション」を起こす方法を学ぶために開始されました。3回目となる今年は県内への普及のため、宮崎大宮高等学校文科情報科15名に加え、都城泉ヶ丘高等学校理数科5名、日向高等学校フロンティア科5名の計25名が参加しました。
このプログラムは、本校と東京大学発の教育プロジェクトi.schoolの協働で実施しています。東京大学・慶應義塾大学など日本の大学の学生とカリフォルニア大学バークレー校など海外のトップレベルの学生たちが、まず東京で1週間、新しいものを生み出すイノベーションの考え方と方法論を学びます。そして、その学生達が宮崎に来て、宮崎の高校生達とのチームをつくり、各チームに国内外の大学生がおりファシリテーターとして、高校生がイノベーションを起こすことをサポートします。4泊5日の間、フィールドワークによる情報収集・ディスカッション・発表のすべてが英語で行われます。
DAY1・2 児湯地区でフィールドワーク(左:ひまわりキャベツ、中:黒木本店、右:新緑園)
フィールドワークで、児湯地区の5か所でインタビュー調査を行い、それぞれにある魅力的なストーリーを発見しました。
①高鍋藩の秋月種茂・米沢藩上杉治憲(鷹山)兄弟のストーリー ②石井記念友愛社
③ひまわりキャベツ(口蹄疫復興) ④黒木本店 ⑤新緑園
DAY3・4 農業研修センター(高鍋町)でワークショップ
フィールドワークで発見した魅力的なストーリーを埋め込んだ商品・サービスを発想しました。
DAY5 県電ホールで発表会(英語で寸劇を交えながら発表)
第1回グローカル講演会・座談会を開催しました
8月24日(金)に本県出身の在アフガニスタン日本国大使館で書記官をつとめていらっしゃる進藤弘騎さんを講師としてお迎えして,第1回グローカル講演会・座談会を開催しました。会場にいらっしゃったときから積極的に生徒に話しかけてくださいました。講演では,進藤さんの経験や現在,そしてこれからの社会を見すえて,高校生に何が必要かをお話しいただきました。後半の座談会では,生徒たちが進藤さんに聞きたいことを尋ねたり,反対に進藤さんから質問されるなど,活発な発言が続き,予定していた時間があっという間に過ぎてしまいました。この会を通して,他者といかに関係を作り上げていくかに日々取り組まれている「外交官」への理解が深まると共に,親孝行の代わりに社会に貢献するという強い思いを持って活動されている進藤さんの情熱に触れることができました。お忙しい中,このような機会をくださった進藤さんに心から感謝しています。
「集まれ!理系女子」女子生徒による科学研究発表会九州大会にて発表しました
8月11日(土)に南九州大学都城キャンパスで開催されました「集まれ!理系女子」女子生徒による科学研究発表会九州大会にて文科情報科3年大友亜紀子さんが課外研究発表(タイトル「来たるべき脅威に立ち向かう ~南海トラフ地震で水を安定供給するには~」)を行いました。今年で2回目となる本大会は,宮崎県内で県内外の高校生が理系の研究発表を行う唯一の大会です。大会には本校を含め5校の生徒が発表者として参加し,それぞれに取り組んできた研究の成果を,中学・高校生や一般の方など,発表会に参加してくださった皆さんの前で発表しました。分野はそれぞれ異なるものの,いずれの発表も聞き応えのあるものでした。
発表の後には,田崎和江先生(金沢大学名誉教授)による講演「自然と共生;理系女性研究者としてなんとかしなきゃ!」があり,若い世代,その中でも女子に対して熱烈なエールを送っていただきました。
発表者はもちろん,参加した生徒たちにとって貴重な機会となりました。
TISP見学申し込みのお知らせ
宮崎大宮高等学校文科情報科は2017年、文部科学省からスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受け、4年目となります。その一環として、8月5日(日)~8月9日(木)に Tokyo innovation Summer Program(TISP)を開催いたします。
“「物語(ストーリー)」が埋め込まれた製品やサービスを発想する-国外・県外の視点から、宮崎にある魅力的なストーリーを埋め込んだ製品・サービスを創出する-”をテーマに,外国人大学生と日本の大学生がファシリテーターとして,宮崎の高校1年生(本校文科情報科,日向高校フロンティア科,そして都城泉ヶ丘高校理数科)と4泊5日寝食を共にしながらオール・イン・イングリッシュで議論を重ねてアイディアを創出していきます。
プログラム3日目と成果を発表する5日目を公開します。興味のある方はぜひご参加ください。
Tokyo innovation Summer Program(TISP)に向けての事前研修会を開催しました
7月14日(土)に宮崎市中央公民館おいて、TISP(8/5~8/9)に参加予定の本校文科情報科及び都城泉ヶ丘高校理数科、日向高校フロンティア科の1年生の生徒の皆さんを対象とした事前研修会を開催しました。
今年のTISP2018は高鍋町を中心とする児湯郡にある5つのフィールドについて、そこにあるストーリーを織り込んだアイデアを創出していく計画です。今回は、3校の生徒の顔合わせと、5つのフィールドに関する情報をまとめ、共有することを目的として活動しました。グループごとに指定されているフィールドの情報を持ち寄り、それを共有し、分類し、まとめることに取り組みました。最初こそぎこちなさがありましたが、限られた時間の中でいずれのグループも活発な意見交換ができていました。最後に、各グループでまとめた情報を模造紙にまとめて、発表しました。
次は本番のTISPです。ここでは、東京での研修を経た国内外の学生を迎え、改めてフィールドワーク、情報の共有、そしてアイデア創出に取り組みます。日本語を全く知らない学生も含まれており必然的に英語での議論となるので、一段とハードルが上がりますが、参加生徒の皆さんは8月5日(日)からの活動を経て大きく成長してくれるものと期待しています。8月9日(水)の県電ホールでの発表が楽しみです。
TISPの宮崎での開催は、3年目となります。過去の報告書は下記のi.schoolのHPでご覧いただけます。
TISP2016 http://ischool.or.jp/file/tisp_report/tisp2016.pdf
TISP2017 http://ischool.or.jp/file/tisp_report/tisp2017.pdf
グローカル・イシュー・ポスターセッションを開催しました
7月12日(木)に宮崎大学において、文科情報科3年の生徒がこれまでに取り組んできた課題研究の活動成果を,ポスターセッション形式(使用言語英語)で発表する「グローカル・イシュー・ポスターセッション」を開催しました。文科情報科3年生が1年時よりチームで取り組んできた課題研究の成果を、審査員である宮崎大学の先生方・留学生、及び宮崎市内の高等学校のALTはもちろん、保護者や高校関係者などの来場した方々に対して、ポスターセッション形式で発表しました。120分におよぶ発表時間の中で、チームのメンバー全員が交代しながら、発表と質疑応答のすべてを英語で行いました。28名の審査員による審査の結果、各賞は下記のようになりました。
〇Certificate of Commendation Awarded by President,
University of Miyazaki(学長賞)
Name : Ninomiya Yuka,Iwasaki Yukina, Miyakawa Mirai,Tamura Yuki,
Watanabe Motoki,Shimizu Yuya
Poster Title: Nigauri for You
: How Cyclodextrin would affect the bitterness of Bitter Melon
〇Certificate of Commendation Awarded by Executive Director,
University of Miyazaki (理事賞)
Name : Todaka Minamo,Nishida Souma,Kawasaki Shunya、
Uchino Takuma,Saitou Ayaka
Poster Title:Do you eat blue lemon?
〇Certificate of Commendation Awarded by Director,
Centre for International Relations, University of Miyazaki (国際連携センター賞)
Name : Sakoda Yuki,Ogawa Saki,Inoue Tomoe,Katayama Shunsuke,
Murakoso Nanako,Takahashi Shimon
Poster Title:Focus on How Fertilizers Effect on Soil
課題研究の集大成となるグローカル・イシュー・ポスターセッションは盛大のうちに終わりました。これまで課題研究に対して指導助言をしていただいた宮崎大学の先生方をはじめ、様々な形でご支援いただきました関係各位、温かく見守り応援してくださった保護者の皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。
グローカル・イシュー・ポスターセッションのパンフレットができました!
7月12日(木)に宮崎大学で開催します宮崎大宮高等学校生徒によるグローカル・イシュー・ポスターセッションのパンフレットができました。是非ご覧ください。
H30年度三学会合同宮崎大会に参加しました
5月26日(土)に宮崎大学で行われた三学会合同宮崎大会2018の高校生ポスター発表部門に参加しました。本大会は日本動物学会九州支部、九州沖縄植物学会、日本生態学九州地区会の三学会による主催で、各学会に所属する研究者が集まり、日頃の研究成果を発表します。生徒もポスター発表を行い、さまざまなアドバイスや知見をいただき貴重な体験をすることができました。生徒たちは研究者の興味深い話しを聞くことができ、研究に取り組む姿勢に意欲を刺激されているようでした。
◯高校生ポスター発表
【発 表 者1】 田村優季・宮川水来・岩崎佑姫奈
【タイトル】「シクロデキストリンによるゴーヤの苦味減弱効果」
【発 表 者2】 笹山順平・黒田潤・森田萌水
【タイトル】「釜炒り茶の嗜好別抽出法」
各グループに参加賞として高校生ポスター発表賞をいただきました。
「SGH甲子園2018」優秀賞受賞を宮崎大学長に報告しました
4月19日に「SGH甲子園2018」(3月開催)において研究成果プレゼンテーションの部(日本語)で優秀賞を受賞した文科情報科3年の迫田・小川・村社・高橋の4名が飯干校長をはじめとする関係職員とともに,結果の報告を兼ねて連携協定を締結している宮崎大学の池ノ上学長を表敬訪問しました。
学長をはじめ,理事の先生方,そして課題研究を進めるにあたりアドバイザー教員として適宜指導・助言等をいただいてきた農学部佐伯雄一教授にもお集まりいただきました。大会での発表内容の概要説明と受賞の報告をし,それぞれの生徒が感想と大学の先生方への感謝を述べました。それに対して池ノ上学長からは祝福の言葉とともに「これからも様々なことに知的探究心を持ち続けて,活躍して欲しい」との激励の言葉をいただきました。また、佐伯雄一教授からも祝福と「熱心に取り組む姿勢に感心しました。今回の取組を今後の人生に役立ててくれれば」と更なる飛躍を期待する言葉をいただきました。
SGH甲子園2018にて優秀賞を受賞しました
3月24日に関西学院大学を会場として開催された「SGH甲子園2018」にSGH指定校及びアソシエイト校合わせて101校が参加し,本校からも課題研究に取り組んできた文科情報科2年生(現3年生)13ユニットの中から,下記のように2ユニット6名が参加しました。このうち,研究成果プレゼンテーションの部(日本語)において優秀賞をいただきました。大会を通して,発表時はもちろん,交流会や空き時間まで様々な方と意見交換ができました。参加した生徒にとって,貴重な体験になりました。
◯研究成果ポスタープレゼンテーションの部(日本語)
【発 表 者】 嶋元健人・梶井龍一
【タイトル】「有機野菜の優位性を探る」
◯研究成果プレゼンテーションの部(日本語) 優秀賞受賞
【発 表 者】 迫田裕紀・小川紗葵・高橋信門・村社菜々子
【タイトル】「化学肥料はそんなに悪いものなの?
~肥料の種類による土壌、作物への影響の違いについて~」
当日の様子(画像・映像)はSGH甲子園のホームページ(http://sgh-koshien.jp)をご覧ください。
1年文情科探究活動報告④
3月3日、研究概要発表会が開催されました。この日は宮崎大学の先生がいらっしゃって、私たちの発表を聞き、指導担当を決めるための大事な発表会です。自然科学と社会科学の両方の先生に向けてプレゼンテーションを行いました。前日の夕方までスライドや発表の最終確認や練習を続けていましたが、当日の発表ではこれまでの取り組みが大きく発揮できたグループが多くありました。
また、私たちの発表を聞いて下さった大学の先生方から今後の私たちの研究活動につながる貴重なアドバイスを多く頂きました。宮崎大学の先生方、お忙しい中来て下さり本当にありがとうございました。私たちは頂いたアドバイスをこれからの活動に活かしていきながら、自分たちの研究を進めていこうと思います。
(1年I級 岩崎 佑姫奈)
私たちのユニットは自然科学系の研究をしています。ですので、自然科学系を専攻していらっしゃる先生方の前でプレゼンテーションをするのはとても緊張しました。発表時では、実験の方法や目的といった自分たちの足りないところを的確に指摘して下さり、私たちの研究がいかに弱かったのかということに気づきました。また、改めて私たちはこれから「研究」をしていくのだという実感が沸きました。
プレゼン終了後にはどのユニットも受けた質問やアドバイスを報告し合い、これからの研究の方向性について話し合っている様子が見られました。これから本格的に忙しくなっていくと思いますが、今回先生方から頂いたアドバイスをもとに、自分たちの研究のゴールを見失わないようにしながら、ユニットのメンバーと協力して研究を進めていきたいと思います。
(1年J級 平田 琴音)
1年文情科探究活動報告③
2月24日(金)の探究では、3月3日の宮崎大学の先生に向けて行うプレゼンテーションの作成に取りかかりました。自分たちの研究内容を簡潔かつ分かりやすく説明するために、最初に白紙を使ってスライドの構成を立ててから、実際の作成に取りかかりました。 始めは、自分たちの活動がどのように進むのかが分からず、滞ってしまうこともありましたが、回を重ねるごとに自分たちの研究テーマが明確になり、皆で協力して作業を進めていくことができるようになりました。 3月3日まで残りわずかです。ラストスパートをかけて頑張っていきたいと思います。(1年I級 岩崎佑姫奈)
1年文情科探究活動報告②
2月10日(金)の探究では、自分たちの研究テーマに「論理の飛躍」がないかどうか確認していきました。
始めに、ロジカルシンキング(論理的思考)、クリティカルシンキング(批判的思考)、コンパウンドシンキング(複眼的思考)、ラテラルシンキング(水平思考)という4つの思考力を黒木先生から教えてもらいました。それらの思考力を用いて「ガントチャート(計画表)」を使って、プロジェクトを達成するために自分達がしなければならないことを洗い出していきました。
その過程で自分たちが取り組もうとしていることに根拠が欠けていたり、自分たちの理解不足があることに気づいたり、様々な発見をしました。
ユニット内のメンバーと「壊れない論理の塔」をつくるために協力して、足りないデータの収集や話し合いをしていこうと思います。 (1年J級 平田琴音)
1年文情科探究活動報告①
1月28日(土)のに開催された「SGH生徒探究発表会」における2年生のポスターセッションに参加することで、「探究」とは何かを改めて学ぶことが出来ました。私たち1年生は気持ちも新たに、2月3日(金)の「探究」の授業に臨みました。
研究テーマと大学の先生とのマッチングのための研究概要発表会まで1ヶ月を切りました。発表時は、宮崎大学の先生方に対して自分たちの研究について説明をします。各グループ、順調に進んでいるところもあれば、なかなか思うようにいかないなど、様々です。それでも、周囲のグループや本校の先生方のアドバイスを参考にしながら進めています。
残り1ヶ月もありませんがしっかり準備をして、臨みたいと思います。
(1年I級 岩崎佑姫奈)
SGH生徒探究発表会が開催されました!!
1月28日(土)にSGH生徒探究発表会が開催されました。県外、県内問わず多くの方々に来ていただきました。
生徒もこの日に向けて頑張ってきた結果、素晴らしい発表になりました。表彰されたユニットは以下の4つです。
最優秀賞 「Global TAKUAN project―相手国調査で作る県産品輸出プロセス―」
小山田晃輔・横尾亮太朗・岩﨑 綾香・佐藤 歩
優秀賞 「ブラックバスを家庭の味に―ブラックバスの出汁作りー」
大前壱織・木幡真太郎・坂本侑翼・椎慶一郎
優秀賞 「地方の魅せ向上委員会―宮崎を PR大国へ」
阿部はるな・小川幸奈 酒井美友子
審査員特別賞 「有機野菜の良さとはーニンジンの成分分析を通してー」
齋藤桃花・野中すず・中城綾乃・山本茉奈
詳しくはまた文情通信×SGH通信で報告します。たくさんの方々のご協力ありがとうございました。
文科情報科×SGH通信 Vol.19
グローバルキャンプ 開催
TISP(UTokyo Innovation Summer Program ) program has finished
グローバルキャンプ開始!! 宮崎大宮高校文科情報科1年生の平成28年度グローバルキャンプが、生目の杜遊古館で12月14日、15日の1泊2日、「食と健康」をテーマに All in English で行われました。運営はSGH生徒推進部の生徒が行ってくれました。 また、このキャンプには、県内の県立学校に勤務しているALT9名と国際交流協会の3名、合計12名の外国人にも参加してもらい、1人1グループ(生徒6~7名)を担当していただきました。それぞれの英語活動にポイントが与えられ、合計ポイントの多い3グループが閉会式で表彰されることになります。 以下にその活動報告をします。 |
Global Camp has started!! We held the Global Camp from the 14th to the 15th of December at Ikimenomori Yukokan, whose main theme was “Food and Health”. The camp was helped by some students, by nine ALTs in Miyazaki, and three CIRs at the Miyazaki International Foundation. At this camp, students were divided into 12 groups and got involved in several activities, which groups could earn some points. The three groups which got the highest points could win prizes. We will make a report on each activity in detail. |
①開会式 司会の元気の良い開会宣言とスピーチによって、やや緊張していた参加者たちにも笑顔が見られるようになりました。植田教頭の挨拶の後、12名のALTと担当グループが紹介されました。 生徒は自分たちの担当ALTに興味津々でした。 |
①Opening Ceremony The Global Camp was kicked off with a cheerful announcement and speech by Meagan, our school ALTs. The announcement and speech made the nervous participants relaxed. After Mr. Ueda, our vice principle delivered a speech,12 native English speakers were introduced to the students. Students were interested in their groups’ native English speaker. |
②英語表現活動Ⅰ 各グループ担当のALTへのインタビュー等を通して、そのALTの紹介を全体に対してプレゼンするという活動です。ALTのことをよく理解するとともにグループの協力体制を確立するという目的もあります。 |
②English Expression Activity No.1 English Expression Activity No. 1 is a presentation about their groups’ native English speakers to the other groups. This aimed to understand ALTs or CIRs in charge of the groups and to build teamwork in groups. |
③英語表現活動Ⅱ 「ファーストフードについて思うこと」のテーマに関して、各自が1分間でスピーチを行います。各グループで予選を行い、代表者たちが全体の前でスピーチをしました。ALTが審査してベストスピーカーが選ばれました。 |
③English Expression Activity No.2 English Expression Activity No. 2 was a 1 minute speech about “Fast Food”. Students competed within groups and then the best speakers made a speech in front of everyone. The best speaker was chosen by ALTs or CIRs. |
④英語表現活動Ⅲ 12名のALTは、ニュージーランド、台湾、南アフリカ共和国、アイルランド、アメリカ合衆国、フィリピンの6カ国出身です。 それぞれの国の「食と健康」に関する情報や問題点をALTがプレゼンするという英語活動です。写真やスライドや現物を見ながら各国の情報を多く取得するとともに質疑も活発に行われました。 |
④English Expression Activity No.3 English Expression Activity No. 3 was about gathering information about the hometown of their ALTs or CIRs (New Zealand, Taiwan, South Africa, Ireland, America, Philippines). Students listened to the presentations about Food and Health and asked some questions to them. They were enthusiastic to try to get as much information as possible from ALTs or CIRs. |
⑤ディベート準備 今回のディベートのテーマは、”We should take supplements to stay healthy.” 各グループで肯定側、否定側の担当者を決め、これまで約2ヶ月間一生懸命準備してきました。 準備をすればするほど奥深くなり難しくなるのがディベートで、生徒は準備に余念がありません。翌日の本番に備えALTの協力を得ながら最終調整を行っていました。 |
⑤Preparation for the debate competition The topic at the debate competition was “We should take supplements to stay healthy ”. Students had prepared fully for the debate for about two months. Each member of groups were divided into “affirmative side” and “negative side” and they made a preparation for both sides. This was the last preparation for the debate competition. So, they added the finishing touches to their speech. |
⑥カレーライス調理 夕食のカレーを作りました。英語を駆使しながらグループで協力し美味しいカレーができました。残飯の少ないグループが得点をもらえるということもあり、どのグループともほとんど残飯を出さないように工夫しながら調理していました。 |
⑥Cooking Time for a Curry and Rice Students made curry and rice in groups, communicating with English. They showed good teamwork and made up a tasty curry and rice dish. They also worked hard not to throw away leftovers. The team with the least leftovers won points. |
⑦課題研究に関するQ&A SGH活動の一環として、1年生は今後「食と健康」のテーマで課題研究を行っていきます。これまで研究する課題について各ユニットで検討してきました。 そこで、この時間は自分たちが現在考えている課題について説明し、さらに質疑応答を通して、内容を明確にする活動です。 |
⑦Question and Answer Time about researches The first grade students had been researching about “Food and Health” as one of the SGH programs. Until the camp, they had to find out their research topics in groups. At the camp, students went back to their research groups , and then explained their research to their ALT or CIR. After the explanation, they had discussion time to narrow their research topics down. |
⑧ディベート活動 2日目の主な活動はディベートです。12グループを4つのリーグに分け、予選を行い各リーグの代表1グループを選びました。選ばれた4グループが全体の前で、準決勝・決勝を行いました。これまでの準備の成果が十分に発揮され、どの試合も白熱し議論がかみ合い、高いレベルのディベートが展開されました。 準備に苦労した分、満足感も大きく、それぞれの生徒が大きな自信をもつことができたようでした。 |
⑧Debate Competition The main activity for the second day was the debate competition. Students had a competition in a tournament game involving preliminary game, semifinal game, and final game. The four groups chosen in the preliminary game moved to the semifinal, then final game. Every team held heated debates with elaborate preparations. Even though the preparation was hard, students were satisfied with the results and could gain confidence in speaking English. |
⑨閉会式 わずか2日間でしたが、英語を話すことにかなり慣れました。2日間の英語活動におけるポイント合計の高い3グループや、ベストディベーターが表彰されました。 閉会後も名残惜しそうに、写真撮影をしたりALTと談笑したりする光景が続きました。英語に対する自信を少し身につけ、今後さらに英語力向上のために努力する決意を持つ、充実した研修になりました。 |
⑨Closing Ceremony At the closing ceremony, three groups which earned the highest points
over the two-days-English activities and best debaters were given prizes.
Regardless of the results, all of the students enjoyed the Global Camp
so much. They lingered on and on, hating to say good-bye to their ALTs
or CIRs in charge of their groups. |
PDF版が文科情報科通信にあります。是非どうぞ。文科情報科通信へ
1/28(土)のSGH生徒探究発表会のパンフレットができました!
1/28(土)に本校で実施されるSGH生徒探究発表会のパンフレットができました。是非ご覧ください。
文科情報科×SGH通信 Vol.18
長期留学・短期留学 体験記
本校への留学生アリーシャさん、短期留学の吉野くんの体験記
アリーシャの本校留学体験記
This year at Ohmiya has been an unbelievable experience. With a very welcoming
atmosphere and hardworking staff and student body, I was able to grow and
learn far more than expected. The fact that I was able to meet new friends
and make lasting memories inspires me to be more outgoing and friendly
no matter where I am. Having the courage to approach a new student, whether
foreign or not, is impressive and from what I have seen here Ohmiya students
certainly have courage in spades. Both the students and teachers were very
patient with me despite my lack of fluency in Japanese. One of the most
comforting and uplifting aspects of Ohmiya as a foreign exchange student
was how friendly and considerate everybody was. Something that surprise
me was the Tankyuu (humanities research) class in which students took surveys,
conducted interviews, made presentations, and even did fieldwork in other
countries in order to make Miyazaki a better place to live. I feel that
schools often unintentionally put students into an unmotivated attitude.
With learning taking place almost exclusively in classrooms, many students
ask “Why am I here? What’s the point?” However, a class such as the Tankyuu
class here at Ohmiya creates a practical learning environment, bridging
the wide gap between classroom lessons and real-world application of knowledge.
It was so exciting and inspiring to be a part of.
Needless to say I am extremely grateful to everybody at Ohmiya for helping
me and befriending me. I will never forget the memories I’ve made here
and the lessons I’ve learned.(2年J級アリーシャ)
短期留学体験記
私は今夏、AIU保険主催の高校生国際交流プログラム、High School Diplomats (HSD) に参加しました。このプログラムは、全国から選抜された40名の高校生外交官が三週間、アメリカ東海岸を中心に、Tour,
Homestay, Exchange の3つのプログラムパートに参加します。Tourパートでは、ワシントンD.C.の要所を巡り、アメリカの政治、経済、文化、歴史を学びます。Homestayパートでは、バージニア州の現地家庭で過ごしアメリカの日常生活を体験します。
Exchangeパートでは、プリンストン大学にて米国高校生と10日間一緒に様々なアクティビティーに取り組み、国際交流を越えた「人間交流」を体験します。
私がこの3つのプログラムパートの中で最も印象的だったのは、Tourパートです。ワシントンD.C.では、米国防省(Pentagon)、IMF、世界銀行などアメリカ、世界の政治の中心機関を訪れることができました。ニューヨークでは、国連、9/11メモリアル、AIG本社(AIU保険
親会社)など幅広いアメリカの姿を見ることができました。IMF、世銀、AIG本社では、現地で働いている日本人の方とお話する機会をいただきました。
世界で活躍するために必要な資質や、海外で働くことの魅力など、そこで働いてこそわかる様々なことを教えていただけました。
私はこの3週間のプログラムを通して、多くのことを学ぶことができました。アメリカのことはもちろんですが、今まで知らなかった自分自身を知ることができました。今の自分の強みは何で、何が足りていないのかを気づくことができました。海外に行くときに、留学するときに最も壁となるのは、やはり言語です。英語ができる、それ以上のアドバンテージはないと思います。
でも、私が今思うのは、たとえ英語ができなくても、海外に行くべきだということです。言語はあくまで、コミュニケーションのツールに過ぎません。コミュニケーションの本質は、何を伝えるかということです。相手と向き合って、頑張って自分の意見を伝えようとすることが大切だと思います。もちろんまだまだ、英語力が足りない部分もあります。
自分自身プログラム中、英語力のない故に何度も辛く、悔しい思いをしました。しかし、私たちにはまだ時間があります。上手く伝えられなかったというその経験をばねに、さらに英語を勉強して話せるようになれば、その経験には大いに有意義なものになります。私は、この学生の間に海外に行くこと、留学することに大きな意味があると思います。
トビタテ留学JAPANの広告に、「留学したことを後悔している人に、会ったことがない。」というものがありますが、本当にその通りだと思います。留学をすれば、大きく世界観が変わりますし、今まで知らなかった自分、みんなとは違う自分になるができます。得しかないと思います。今は、留学を支援する多くの制度、プログラムがあります。
是非、そういうものを活用して、日本を飛び出す挑戦をしてみてはどうでしょうか??(2J 吉野光陽)
PDF版が文科情報科通信にあります。是非どうぞ。文科情報科通信へ
文科情報科×SGH通信 Vol.17
地域イノベーション活動
~宮崎ベースキャンプの活動を通して~
宮崎ベースキャンプ 「宮崎ベースキャンプ」は2015年に宮崎市職員によって設立された様々なチャレンジを応援する基地です。「こんなことをしたい!」「こんな場所がほしい!」のような想いを育み、アイデアと人をつなぎ、また、宮崎を世界で一番チャレンジングで、笑顔あふれるまちにすることを目標とし、頑張る人と一緒に行動しています。 宮崎ベースキャンプは第一歩として、活動の手軽さと持続性から「まちなか清掃」をスタート。そこから地域の課題を発見・共有して地域プロジェクトに繋げています。たとえば「読み聞かせ」やみんなで朝ごはんを食べる「朝ごはんプロジェクト」などを実行。 加えて「夢プレゼン大会」は、プラネタリウムを会場とし、公有財産の新たな活用にチャレンジ。そのことが、地元の新聞・テレビ等の報道に加え、全国紙「ソトコト」や「地域づくり」など、市外への発信にも繋がっています。本校においては2016年2月頃から桑原雄夢が参加し始め、その後は興味をもった生徒が続々と参加しています。 現在2年生8人、1年生3人が宮崎へのアクションを起こし、学校とは別の経験を肌で感じています。本校だけでなく、宮崎西、宮崎南高校や地方の大学の学生や宮崎県で働く社会人など幅広い方がこの「宮崎ベースキャンプ」の活動に参加しています。 |
「まちなか清掃」 まちなか清掃は、毎月第2、第4土曜日に、若草通付近を中心に、約1時間ごみ拾いをします。この清掃では、大人から子供まで、幅広い人たちが一緒にごみを拾うことで、互いにコミュニケーションをとりあい、良い刺激を得ることができます。 まちなか清掃が終わったら、参加した人たちで、宮崎のいろんなことについて、ゆったりと語り合います。そこでは、高校生同士の輪が広がるだけでなく、大人との輪も築くことができます。 ベースキャンプの発足時から続けているイベントなので、今ではたくさんの方が参加するようになり、清掃は開始から35回を超えるようになりました。 「JOB CAFE」 宮崎ベースキャンプは月に1回、社会で働く大人たちと次の時代を担う学生とで、「働く」とはどういうことかについてフリートーク形式で話す場を作っています。回数を重ねるにつれて参加人数も増え、より多彩な意見を聞くことのできる場となっています。 毎回講師を招いてその方の働き方ついて話してもらい、そのあと、参加者全員で働くとはどんなことなのか、自分の夢、その場で感じたことなど思い思いに発言します。毎回素敵な講師の先生の話や多彩な人からたくさんの刺激を受けることができます! いつもとは違う視点に立って物事をとらえる機会になりますし、宮崎にはこんなに熱い思いをもった人がいるのだと宮崎の良さを実感できる場所でもあります。 |
「震災ワークショップ」 熊本地震を受けて、桑原の、熊本のためになにかしたいという思いに宮崎ベースキャンプの方が寄り添って昨年の5月に実現しました。実際に地震が起こった時、私たちにできることとはなんだろうか?学生の私たちにでもできることがあるのではないか、という1生徒の考えが形となって表れたワークショップでした。 熊本での現状を聞いて、私たちにも小さいことではありますが力になれることがあるとわかりました。また、定期的に様々な年代の人が集まり、共に話し合う場の必要性を感じました。 「ポートランドワークショップ」 宮崎スタートアップバレーの共同代表である齋藤潤一さんをゲストにむかえて、アメリカのポートランドという街ではいったいどんな取り組みがなされていて、宮崎に還元できる部分はないのかというテーマでディスカッションをしました。 複数の学生と社会人の混合グループに分かれてブレーンストーミングした後、宮崎の長所と短所を合わせ、新しいことができないかアイデアを出し合いました。その後の発表では試行の幅が広がり、宮崎の良さを再発見できました。 「Wakkathon」 Wakkathon(わっかそん)は、まちなか清掃に参加している宮崎日日新聞社の方の、若者と地域の課題やできることを共に探し、考え行動したいという思いでできました。学生だと、何か話したい、聞いてほしいと思うことがあって |
も、なかなかそういう場がなかったり、 こんなことがしたいと思っても実現できなかったりと諦めることが少なからずあります。ここでは議論の場がほしい学生たちが集まり、取り組みたいことを実現するためにアイデアを発信して内容を深めています。議論したことを実現にまでもっていこうという方針もこの組織の魅力です。 Wakkathonは設立してまだ間もないですが、第1回Wakkathonには市内の高校から12人の学生が集まり、そのうち3人が実行委員をしたいと言っています。こんなに積極的な学生がたくさんいることに、とても嬉しく感じます。組織の一員としてこれからますます良いものにしていきます!! どうでしょうか。宮崎はスゴイと思いませんか?このような活動は他にないです。私たちが参加しているのは、ただ宮崎に対する熱い思いがあるからです。普段は「ふつう」の学生です。参加して伝えたいのは、学校を超えた多種の学びがあるということです。
それは、人生の先輩である大学生や社会人と新たに繋がって何かをすること、話すこと、共有すること。また、活動や生活の中で見つけた課題や、やりたいことを実際に行動に起こすということ。私たちのこの1年間は挑戦し、悩み、とにかく楽しんだ貴重なものでした。
今は充実感でいっぱいです。ぜひ、多くの学生、大人の方に参加してほしいです。後悔はしませんし周りの雰囲気も和やかです。私たちと一緒に取り組みましょう!!この文章であなたの踏み出す1歩を助長したい。 |
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文科情報科×SGH通信 Vol.16
全日本高校模擬国連大会に参加して
2年 橋本康平くん・髙妻勇希くん 大会出場体験記
模擬国連とは 「アジェンダ21」「パレスチナ問題」…。第二次世界大戦終結後の国際社会の変革の場には、いつでも国連が大きな役割を果たしてきたことは言うまでもないでしょう。そんな「国際政治の究極」ともいうべき国連会議を、学生が各国の大使になりきって模擬する、それが模擬国連です。
法学・政治学にとどまらず、議題によっては歴史、経済、倫理、情報科学の知識も必要ですし、過去の決議を読み、決議案を執筆する英語力、他国の大使と論理的に、かつ思いやりを持ちながら交渉する説得力、あっ、と議場の注目を集めるスピーチ力も試されます。 |
全日本大会への参加 2016年11月12・13日、東京青山の国連大学で開かれた全日本大会。厳しい予選課題を通過したペア80組が2つの会議に分かれ「サイバー空間(国連第一委員会)」について議論しました。私たちは北アフリカのチュニジアを担当。アラブの春のきっかけとなったジャスミン革命が起こった国であり、現在は民主化し人権が高く守られている国です。 |
模擬国連を終えて 2J橋本康平 8か月間にわたる高校模擬国連全日本大会への挑戦が終わり、ようやく終わったのかという安堵と、優秀大使に選ばれなかった悔しさで複雑な気持ちでいます。そして、模擬国連に参加したいと思った昨年夏はどう情報を得ればよいのかもわからなかったのですが、偶然の出会いのおかげでここまでこれたことを不思議に思います。 |
模擬国連を終えて 2I髙妻勇希 全国各地から集まった高校生が、各国の大使として自国の利益を守るために交渉、合意形成を行う。模擬国連は私にとって新鮮なものでした。結果を残すことはできませんでしたが、全日本大会という場に立てたことだけでも、私にとっては貴重な経験となりました。 |
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文科情報科×SGH通信 Vol.12
2年海外研修 台湾研修
2nd Grader’s Study Abroad in Taiwan.
台湾研修スタート!! この日はまず故宮博物館を訪れました。そこには中国の歴史的な遺産や宝石が多く展示されており、観光客でにぎわっていました。青銅器や鏡など美しいものが並ぶなかで面白いものが。「象牙球」とういう工芸品で、一つの象牙を球にして、中が24層になるように彫刻したものです。各層が自由に動かせるそうです。とても精巧な作りで今にも壊れそうなくらいでした。ほかにも、宝石など多くの目を引く展示物がありました。 |
Study Abroad in Taiwan has just started! We visited a popular place, National Palace Museum, which has a lot of
Chinese World Heritage and jewelry. I was most excited to see the “Ivory
Ball.” This ivory sphere was carved from a single solid piece of elephant
ivory to form successive openwork spheres inside. From the inside to outer
layer, this type of sphere carving consists of several levels of openwork
to form concentric balls. It was a fragile artwork. We also saw other attractive
works there. |
台湾研修②
第3日目 8月3日、この日はまずホテルから「金瓜石」を訪れて黄金博物館などの視察を行いました。ここでは、日本円でおよそ10億円もする本物の金を触れることができ、貴重な体験をさせていただきました。また、あらゆるものが金色で、金に囲まれているようで幸せな気分になりました。 |
The third day On the 3rd of August, we went to the Gold Museum in Jinguashi. We were
very lucky to be surrounded by gold and to touch real gold which costs
about billion yen there. |
台湾研修③
4日目 台湾研修4日目は、研修最大のイベントとも言える自主研修でした。男子と女子に分かれて、自分たちの探求のテーマを基に、高雄市内で研修を行いました。男子の探求のテーマはブラックバスや観光誘致、微生物とさまざまで、また台湾で探求できるのかという不安がありましたが、高雄市内には十分にさまざまな分野で探求できる要素があり、また、日本では味わえないことを実感したり、経験することができました。 |
The fourth day The fourth day was a big chance for us because we had time to get information
about our research topics. We were divided into two groups: boys and girls.
I was nervous whether my group would work or not because the research topics
of the boys’ group were more diverse, such as black bus, tourism and microorganisms.
However, we could experience a lot of things we never had in Japan. |
台湾研修④
高雄市内の高校生とのフィールドワーク この日は各々のホームステイ先から朝早くに高級中学(日本でいう高校)に集合し、そこから二グループに分かれて高雄市内を散策に向かいました。 |
Fieldwork with students from Kaohsiung Municipal Kaohsiung Senior High School We left our host families early in the morning and got together at Kaohsiung
Municipal Kaohsiung Senior High School, and walked around the Kaohsiung. |
全員での夜市散策 フィールドワークの間分かれていた二グループで合流して、高雄市内の夜市へ向かいました。高雄高級中学の人に案内してもらいながら夜市を視察しました。飲食店の近くにあるセルフサービスの飲み物が水ではなくて、お茶だったり、日本でいう納豆のような食べ物、臭豆腐を食べてみたりと日本との違いを体感しました。(高島昇) |
Stroll at the Night market We joined together after the fieldwork and we all were headed toward the Night market in Kaohsiung. We were guided by students from Kaohsiung Municipal Kaohsiung Senior High School. I was surprised at the free tea service and unique foods like Stinky tofu.(Noboru Takashima) |
台湾研修⑤
台湾研修で学んだこと 僕はこの台湾研修で大きな発見をしました。それは、台湾人と日本人の価値観は異なっており、文化が大幅に違うということです。僕が一番台湾と日本の文化の違いで驚いたことは、台湾では学生がピアスをつけることが社会的に認められているということです。
僕は初めてその光景を見たときとても驚きました。台湾の学生にそのことについて尋ねてみたら驚いている僕をとても不思議がっていました。日本では、学生がピアスをつけると社会的に不良とみなされ批判され校則で罰せられます。しかし、台湾では学生がピアスをつけることはおしゃれの一環としてみなされているようでした。
また、台湾では刺青屋さんが路上にあり手軽に刺青を入れられるようになっていました。日本では、刺青を入れていることにより入場が許可されていないお店が多々あり社会的に刺青は悪いものとしてみなされています。 |
What I learned in Taiwan I found out a lot of things through this study abroad in Taiwan. The
most surprising thing was that students were socially allowed to wear earrings.
The first time I saw this, I was astonished but Taiwanese students was
also surprised at my finding. Japanese people believe that those who are
wearing earrings become delinquent. On the other hand, Taiwanese people
think of wearing earrings as one of fashionable. Japanese people are also
strict about tattoos. In this way, we felt cultural differences in Taiwan. |
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文科情報科×SGH通信 Vol.11
2年海外研修 ベトナム研修
2nd Grader’s Study Abroad in Vietnam.
ベトナム研修スタート!! 早朝6:30に宮崎空港で集合して、飛行機に乗り、博多空港へ。そこからシャトルバスで国際ターミナルに移動しました。荷物検査場は、海外の人がいっぱいで、これからベトナムに行くという実感がわいてきました。ハノイに着くと突然の激しい雨!これがスコールかと不安になりました。 私たちはバスで移動しましたが、ベトナムの人たちは多くがバイクで移動します。たくさんのバイクが通り過ぎるのを車窓から見て、ベトナムと日本の違いに気づきました。1台に何人も乗ったり、前のバイクをどんどん抜いたりと、日本では見られない光景でした。ラッキーなことにバスでの移動中に雨も止み、ハノイ市での現地研修がスタート! まず第一の難関は、目の前の通りを渡ることです。人が横断するのを見てもバイクは止まりません。とても怖くてなかなか渡れませんでした。しかし、何度か渡るうちにコツをつかむことができて、ガイドをしてくれたフンさんがいなくても、渡れるようになりました。でも安心せずに、明日も事故には気を付けます。 私たちは歩いてホアロー収容所へ向かいました。ホアロー収容所は19世紀末にフランス統治に対して抵抗活動をしたベトナム人が収容されていた場所です。足を固定された大勢の人、脱獄した人の歴史に触れ、殴られ、水をかけられながらも弾圧に抗議する姿や、勉強を続ける姿に感動しました。 |
Study Tour in Vietnam has started! At 6:30, we got together at Miyazaki Airport, flew to Hakata, and then
we transferred to another plane to Hanoi. I was excited to see a lot of
foreigners in a security check. I finally felt that it was real. However,
I got anxious instantly when we arrived in Vietnam because it was raining
heavily and I felt that it might become a torrential downpour. On the way
to Hanoi city, I found many cultural differences. For example, most Vietnamese
people use motorbikes. Sometimes I would see a lot of people riding the
same motorbike at the same time. I saw many bikes passing each other. Fortunately,
it stopped raining, so we could walk around Hanoi city. The most difficult
part for me was walking across the street because bikes and cars do not
stop for pedestrians. However, we got used to it little by little. |
ベトナム研修②
国家農業大学の学生と交流 今日は国家農業大学へ行きました。大学に着くと宮崎大学の校章があり、親近感がわきました。まず自己紹介です。大学の学生の多くはバイオテクノロジー専攻ですが、会計専攻の人もいて、それぞれの研究について聞きました。 中には日本語でプレゼンをする学生もいて、想像よりもたくさんの人が日本語を使っていました。私たちは趣味や部活動、そして宮崎について紹介をしました。お弁当の写真を見せたときには歓声が上がりました。また、宮崎産マンゴーが高価なことに、ベトナムの学生は驚いていました。 その後、大学内の散策中にロンガン(龍眼)の木を見つけました。取れたての果物を食べる経験は新鮮で、味はライチに似ていました。昼食は学生とフォーボーを食べました。米粉の麺フォーと牛肉、玉ねぎ、ネギがスープに入ったベトナムの伝統料理です。 スープは日本の肉うどんのつゆに似ている気がします。フォーは幅の狭い平たい麺で、ベトナムの味を堪能できました。昼食後は再び大学で探究について学生と英語、日本語、ときどきベトナム語によるディスカッションです。私は高齢者の生きがいについて調査しました。 ベトナムの高齢者は孫の世話や、隣人との会話で老後を楽しむそうです。たまに言いたいことが伝わらず、もどかしさを感じたので、もっと英語を使いたいです。学生と別れ、オペラハウスに行きました。周囲は高級品の店が多く、対照的に路地には見慣れたベトナムがありました。 ナイトマーケットではベトナム人との金銭感覚の違いを実感しました。私はベトナムに来て、日本で想像したベトナムが、本物のベトナムに変わる感覚を味わうことができました。まだまだ味わい切れていないベトナムを見つけるのが楽しみです。(2年I級宗像知世) |
Exchange cultures with university students Today, we went to the Vietnam National University of Agriculture. When
we arrived, we saw the satellite office of University of Miyazaki, so I
felt a sense of closeness. We introduced each other. Most of the university
students major in biotechnology and some major in accounting. We saw their
presentation about their majors. We were amazed that many students made
their presentations in Japanese. In return, we gave a presentation about
Japan and Miyazaki; for example, we explained our club activities. Vietnamese
students got a surprise at the high price of mangos in Miyazaki. |
ベトナム研修③
ドンフー村訪問 今日は6時から朝の散歩に出ました。リータイトーの銅像前は、グループごとに多くの人が様々な体操をしていました。私たちは“笑いヨガ”に参加しました。ホッホッハハハッ。汗だくになって体操しながら、のどが痛くなるほど大きな声で笑いました。老若男女を問わず、皆が全身で楽しさを表現していました。ベトナムのおばさんの真似をしたら、すごく喜んでもらえましたので、私もうれしくなりました。集合写真を撮るときにも大きな声で笑いながらポーズをとりました。「今日一日が絶対いい日になる」と思える朝の体操でした。 いよいよドンフー村へ向かいます。ホテル前に来たバスには、すでに昨日交流をした国家農大の学生が乗っていて温かく迎えてくれました。ドンフー村の空気は町中と違って新鮮な感じでした。道にもバイクが溢れていなくて、細い道だったけど通りやすかったです。PAMCIセーフライスプロジェクトのガ―さんが有機農法について講義をしてくれました。米の貯蔵施設では衛生面がチェックされ、収穫量や時期もきちんと記録されていたので驚きました。村長さんの家では、プロジェクトの有機農法で育てられたお米をいただきました。 日本のお米よりも少し硬かったけど、香りが良くとてもおいしかったです。他にもたくさんの料理が用意されていて、それを作ったのは村の男性達だそうです。 村の民家を訪問してインタビュー調査をしました。家で待っていてくれたおじいちゃんとおばあちゃんに1日のスケジュールを聞くと、農作業や家事、子どもの世話はおばあちゃんがして、おじいちゃんは人民委員会に参加していると言っていました。主な収入源は農作物である農村では女性が一家を支えていることがわかりました。(2年I級河野由芽) |
Visit Dong Phu Village Today, we took a morning stroll at six in the morning. In front of the
emperor Ly Thai To’s statue, many groups of people were exercising. We
joined “Laughter Yoga”. We laughed a lot until our throats were sore. Irrespective
of age or sex, everyone was thoroughly delighted. I imitated what the Vietnamese
women did and they were delighted when they saw it. After the exercise,
we took a group photo with big smiles. This exercise convinced me that
the day was sure to be a good day. |
ベトナム研修④
CaoBaQuat高校訪問 ベトナム研修も今日で4日目!!ついに折り返しです。ホテルから移動してCaoBaQuat高校を訪問しました。そこで大々的な歓迎を受けました。まず、日本語の歌で迎えられ、ベトナムについてのプレゼンです。ベトナムの伝統的なゲーム(日本の西瓜割りのようなもの)もしました。
とても温かく迎えられていると感じました。その後のティーブレイクで気付いたことがあります。ベトナムの高校生は、英語を話す能力が高いです。なぜ英語を話すのが上手なのかたずねたら、日頃から英語の曲を聴いたり、英語で映画を見たりしてリスニングの能力を高めるとともに、話す練習をしているからだそうです。
その後、宮崎大宮高校のプレゼンをしました。歓迎会の最後にはTシャツとベトナムの伝統的な帽子をいただきました。昼食はCBQの生徒と食べました。やはり、ベトナムの料理はおいしかったです。午後はDoTempleに向かいました。DoTempleは李王朝の王様8人が祭られています。CBQの生徒が英語で説明をしてくれました。
難しい単語を使っていて全部を理解することはできませんでした。1時間ほどDoTempleをまわり、記念写真を撮りました。行きと帰りのバスではCBQの生徒と会話をして楽しみました。高校に戻り、ホームステイの家族と会いました。
家に着いて、家族の紹介を受けた後に、イオンに向かいました。ベトナムのイオンは宮崎のイオンより大きく、中には日本の店や食べ物がたくさんありました。一通り中を回った後、夕食をとりました。 |
Visit CaoBaQuat School On the fourth day, we went to Cao Ba Quat High School. We were welcomed
by a popular Japanese song and given a presentation about Vietnam. We played
a Vietnamese game with the students. We were touched by their heart-warming
ceremony. While talking with Vietnamese high school students, I wondered
why their English skill was so high. When I asked them, they told me that
they often listened to English songs and watched movies in English. They
practiced speaking through these things. |
ベトナム研修⑤
IWEと プゥティン村の訪問 ベトナム研修も5日目に突入し、いよいよ後半戦です。朝食は、ホームステイ先のホストファミリーと一緒に外の店で食べました。その後、Cao Ba
Quat高校に集合し、Cao Ba Quat高校の生徒と一緒にIWE(水環境研究所)に向かいました。出会って2日目ということもあり、バスの道中では、会話が弾んでいたように感じます。
IWEでは、ベトナムの水問題についてのプレゼンテーションを聞きました。ベトナムでは経済成長による水質汚染が問題となっており、現在それに対する対策が取られているそうです。 |
Visit IWE and Phu Thinh On the fifth day in Vietnam, I had breakfast at an outside food store
with my host family. We all got together at Cao Ba Quat High School and
left for Institute for Water and Environment (IWE) with Cao Ba Quat students.
On the way to IWE, we enjoyed talking with each other. In IWE, we were
given a lecture about the water problem in Vietnam. In Vietnam, during
a period of rapid economic growth, water pollution became a problem. We
learned the problem and measures taken to solve it. |
ベトナム研修⑥
Nguyen Tat Thauh高校訪問 今日はベトナム研修6日目。Cao Ba Quat高校とお別れをし、Nguyen Tat Thauh高校を訪問しました。Nguyen Tat Thauh高校は大学の中にあり、中高一貫校でした。まず、Nguyen Tat Thauh高校の紹介で、音楽クラブの生徒が感動的な歌を披露してくれました。次にベトナムの伝統衣装であるアオザイを着た生徒たちが踊りを披露してくれました。 ベトナムの女性の美しさが現れていて、とても美しかったです。大宮高校の紹介では、ベトナムの歌を歌い、とても喜んでもらうことができました。そして校内を案内して頂き、研究テーマのインタビュー調査を行いました。ベトナムの高校生たちはとても活発で、私たちの質問にも快く答えてくれて、うれしかったです。 図書館は利用者が余りいないらしく、こじんまりとしていました。数学の授業に入れさせていただいたところ、私たちと授業内容が似ていました。ベトナム語はわからなかったけれど、おもしろかったです。次にバッチャン村へ行きました。バッチャン村は最も陶芸が有名な村で、観光客もいました。村全体が陶芸で溢れていて、とても興味深かったです。 オーブンの中に入ると、興味深かったです。オーブンの中に入ると、内部の壁がセラミックで覆われており、つやつやしていました。作業工程を通して見てみると、とても手間がかかっていて、大変さを実感しました。そして、いよいよ陶器作りの体験を行いました。職人の方が手本を示してくださり、意気揚々と臨んだものの、難しさに驚きました。とても難しかったです。 ホームステイ先はとても豪華で家族の皆さんもとても親切でした。夜ご飯はビュッフェに連れていってくれました。親戚の皆さんも集まり、大勢での食事は美味しかったです。とても楽しく充実した1日でした。(2年I級赤崎沙綾) |
Nguyen Tat Thauh school and Bát Tràng This is the last day to meet Cao Ba Quat students. We were very sad to
say good-bye. However, we met new high school students at Nguyen Tat Thanh
School. This is a school that integrates high school and junior high school.
At a ceremony, female students showed traditional dance wearing ao dai,
traditional clothes. Their dance represents the beauty of Vietnamese women.
In return, we sang a Vietnamese song and they were delighted to hear it. |
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文科情報科×SGH通信 Vol.10
2年海外研修 シンガポール研修
2nd Grader’s Study Abroad in Singapore
シンガポール研修始まる 7月24日(日)に親や先生達に見送られ、高速バスにて宮崎駅から福岡へ。翌日、福岡空港からシンガポール航空で、チャンギ国際空港に向かいました。機内では、早速英語で客室乗務員と話し、機内食を食べ、シンガポールが近づいていることを感じました。 そして6時間のフライトの後、チャンギ国際空港に到着し、入国審査へ。国境を渡る時の少し緊迫した空気を感じているようでした。 |
The first day in Singapore On the 24th of July, we departed from Miyazaki for Singapore. While on the flight, students were excited to talk with a flight– attendant in English and to eat in-flight meals. It took six hours to fly to Singapore. At the airport, they were a little bit nervous at immigration inspection. |
アラブストリート 観察実習 明日からは、シンガポール各地を回ることになります。そこで、ホテルから徒歩10分でいくことができる「アラブストリート」でフィールドワークの観察実習をしました。 |
Fieldwork at the Arab Street Students did a preliminary survey in the Arab Street, which was close
to our hotel, as a practice for the next day’s fieldwork. |
シンガポール研修レポート 私たちシンガポール班は文科情報科2年生8名と2名の先生方で構成されています。 |
My first day in Singapore Our group members of the Singapore trip consisted of the second grades
eight members and the two teachers. |
シンガポール研修②
「フードビジネスコース」レポート フードビジネスのコースでは、シンガポールで展開している日本企業を訪問させてもらい、海外に向けたビジネスのあり方を学びました。 |
Report about the Food Business Course On the second day, we visited some Japanese corporations deployed in
Singapore and learned how to do business overseas. |
「水と都市政策コース」レポート 私達のコースでは、URAシティーギャラリー、クレアシンガポール事務所、Singapore River Oneで研修を行い、シンガポールの都市計画について知ることができました。 |
Report about the Water and Urban Planning Course Our group visited URA City Gallery, Clear Singapore, and Singapore River
One, and learned about the urban design in Singapore. |
シンガポール研修③
「3日目 市内研修」レポート① 7月27日、シンガポール3日目は、各班に分かれて、NUSの生徒と自主研修に行きました。僕たちの班は、最初にガーデンズ・バイ・ザ・ベイへと向かいました。スーパーツリーの上から眺める景色は、壮観でした。NUSの生徒にも植物について、詳しく丁寧に教えてもらいました。 次に、チャイナタウンで、昼食をとりました。フィッシュボールという独特な食べ物でした。また、チャイナタウンには、ヒンドウー教と仏教の寺院があり、両方とも訪ねることができました。ヒンドウー教の寺院は靴を脱いで入らなければならなかったり、カースト制を象徴する建物があったりとインドの文化を感じることができました。 仏教も日本のものとは異なり、マイクでお経を唱えていて、驚きました最後にシティホールのカフェで少し話をして、解散となりました。常に英語を使って会話をしなくてはならないので、とても疲れましたが、それ以上に充実した1日でした。しかし、反省点も数点見つかりました。 まず、NUSの生徒と事前に十分に連絡を取り合うことができていなかったということです。行き当たりばったりになり、大変になりました。また、英語力ももちろんですが、コミュニケーション能力も大事だということです。積極的に会話をすることはとても大事だと気づかされました。 今日の経験は、とても貴重なものだったと思います。これからの人生できっと役に立つことだと思います。そのためにまず、明日、積極的に英語でいろんな人に話しかけたいです。(三輪響) |
The third day in Singapore On the 27th of July, each group went to the city with a student of NUS(National University of Singapore).They helped us walk around city and got to know Singapore. My group went to the Garden by the Bay, which has various kinds of plants and flowers. It was wonderful to see Singapore from a bird’s eye view. After that, we went to China Town, where we had a lunch and visited both Hindu and Buddhist temples. I was surprised at the differences of religions. For example, we were supposed to take off shoes in Hindu temples, and we saw Buddhists chanting a Buddhist sutra with a microphone. I had a tiring but exciting day with the student of NUS. I realized the importance of communication skills. I would like to speak to foreigner in English more. (Hibiki Miwa) |
「3日目 市内研修」レポート② NUSの学生とシンガポール市内見学でした。私たちはまず、マーライオンパークに行きました。雑誌やテレビで見た光景に感動し、ひたすら写真を撮りました。観光客が多く、皆撮影に夢中だったので、写真のポーズをとることに抵抗はありませんでした。 また正面ではなく真下から見るマリーナベイサンズはより近いこともあり、どの場所から見るよりも迫力がありました。ガーデンズバイザベイは都市のイメージからうんと離れた自然豊かな景色で、フラワードームは多くの綺麗な花がある上、ドーム内は冷房完備であり、とても快適でした。 花だけでなく、オブジェも見られ花以外も楽しめます。 そしてガーデンズバイザベイを出、昼食のために地下鉄でチャイナタウンへ向かい、そこで食べたのがチキンライスです。外国の料理に不安があったけれど、このチキンライスは本当に美味しく食べることができて少し安心しました。 また台湾風の柔らかい食感のかき氷を販売する店にも行きました。大人気で、日本人の客も見られ、日差しの強いこの日にぴったりでした。 その後に行った高島屋の紀伊國屋書店では日本の本の英語版が販売されており、海外にいる実感を強く感じました。 地元の人も日本の本に興味を示していました。そして夕食のアラブストリートでの食事はインド系で、羊の肉にも挑戦し、辛かったけれど美味しくいただきました。 この1日、地下鉄の乗り方もマスターして、たくさんの観光地に行って、歩いて、たくさんの経験をし、本当に充実した1日でした。(松本栞) |
The third day in Singapore We saw some places around the city. First, we went to the Merlion Park.
It was such a famous place that we took many pictures from various angles.
Next, we went to Garden by the Bay, which has not only beautiful flowers
but also artwork. Then, we left for Chinatown and had lunch there. The
Chicken rice I ate was tasty. I also got Taiwan shaved ice. After that,
we went to the Kinokuniya Book Store, where we saw English versions of
Japanese books. Lastly, we had an Indian meal on the Arab Street. It was
spicy but delicious. |
シンガポール研修④
4日目 プログラム 7月28日金曜日、今日は午前中、5つの探究のテーマにもとづく班に分かれて、それぞれ自分の調査すべき場所で自主研修をしました。午後からは日系のスーパーのマーケットである明治屋さんの協力で、5班に分かれてそれぞれの班に1人NUSの生徒が同行して助けてもらいながらインタビュー調査やアンケートをしました。 |
The forth day On the 28th of July, we were divided into five groups and visited many locations to get information about our own research. After lunch, we did interviews and questionnaires with NUS students. |
水問題チーム(自主研修:NeWaterビジターセンター) 午前中はホテルからタクシーに乗ってNEWter visitor cantorに行きました。僕は一昨日CLERAでシンガポールの水事情や水問題に対する対策をプレゼンテーションやディスカッションを交えながら詳しく出来ました。そこでNEWter visitor centorでは対策のうちの一つである下水再生水について実際に下水処理の工程を見ながら学ぶことができました。 また、担当してくださったヌルの説明から再生水は水不足が深刻な問題であるシンガポールにおいて、重要な役割を果たしており今日の生活に欠かせないものであることがわかりました。また、小さな子供を対象としたゲーム感覚で学べる設備もあったので面白かったです。 水問題チーム インタビュー調査 午後は昨日おせわになったLin Weiさんの助けをもらいながら明治屋でインタビュー調査をしました。様々な国籍のお客さん10人ぐらいに家庭での水の節約方法や1日あたりの水道代金などを英語で質問しました。日本人の方には簡単にインタビューできたけど、現地の人は発音が非常に滑らかでスピードも速かったので聞き取ることが難しくかなり苦労しました。 しかし、シンガポールでの研究を明らかにするために必要な情報を得ることができ、目的達成のために大きな収穫になったと思います。(保田壮輝) |
Water Problem Group Our group went to the NEWater Visitor Centre because we wanted to know
about the water problem in Singapore. We learned about the sewage disposal
system which is used as recycled sewage water. Mr. Nuru, the guide in the
centre, explained to us that sewage took an important role in Singapore
due to the lack of water. We enjoyed the facility because we could learn
about water problems with interesting devices. |
グローバルリーダー(ビジネス)インタビュー調査 7/28今日は午前中にJBSシンガポール支店に行った。担当してくださった赤木さんは南高校出身でとても親切に質問に答えてくださった。質問内容としては、IT企業を作ったり、経営していくにおいて、重要なことは何なのか、今やっておくと良いことは何かを質問した。 |
Interview about business in Singapore I went to JBS(Japan Business Systems Asia Pacific Pte. Ltd). The person in charge, Mr. Akagi, came from Miyazaki Minami High School and answered my questions very politely. I asked him some questions such as important things in founding IT corporations. He explained to me the importance of English, willingness to learn new things, and logical thinking. Through this interview, I realized that English is an important communication tool to build a relationship and to share information ,even if the Internet becomes popular in our daily lives. |
観察調査(ゴミ問題) 午後はNUSの学生と、明治屋の回りを散策してある一定の面積にどれくらいのゴミ箱があり、どこに多く密集しているかを調査した。 |
Observational Research I examined the number and locations of rubbish bins. I found about 65
rubbish bins around Meiji Super Market, especially in places people gather. |
シンガポール研修⑤
シンガポール研修最終日 シンガポール5日目,NUSの生徒との交流は最終日を迎えました。今日、私たちはNUSの学生にキャンパスを案内してもらいました。NUSのキャンパスは大変広く、敷地内をシャトルバスで移動しました。NUSのキャンパスの中でも、university townは5年ほど前に出来た最も新しい場所で、プールやジム、寮などが設備されていました。 また、キャンパス内には多くの飲食店があり、それらは学生や教授がすぐに食事ができるように作られています。 シンガポールでは、各大学独自の入学試験はなく、政府が一斉に行うテストの成績が良ければ良いほど選択できる大学が増えるという制度になっているそうです。 キャンパスを案内してもらった後は、今回行った研究についてパワーポイントを使って、プレゼンテーションをして、その内容についてNUSの学生に意見や質問をして頂きました。 私たちのユニットは、生活習慣についての研究をしていましたが、シンガポールでは兵役が終わった後でも、体力に関するテストが定期的にあり、そのために日々公園などで体を鍛えている人もいるそうです。 また、シンガポールの公園は日本とは違い、夜でも電灯によって明るくなっており、仕事終わりの会社員も公園に寄って運動する人も多くいました。夕食は、NUSの学生と一緒に中華料理店に行きました。 NUSの学生と最後の食事だったので、少し寂しかったですがNUSの学生からはたくさんのことを学ぶことができ、話すことができました。NUSの学生には本当にお世話になり、いい経験ができました。(助川拓実) |
The last day in Singapore The last day finally came !! We went to the campus of NUS and were guided
by NUS students. The campus was so huge that we moved around by bus. The
University Town was build five years ago with good facilities such as a
pool, gym, dormitories and cafeterias. University students seemed to enjoy
their school life there. |
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1/28(土)のSGH生徒探究発表会の発表タイトルが決まりました
1/28(土)に本校で実施されるSGH生徒探究発表会のポスターセッションの発表タイトルが決まりました。生徒達が自らテーマを発見・設定し、宮崎大学との連携をはじめとする産官学金連携で取り組んだ成果を発表いたします。
1/28(土)の生徒探究発表会の案内はコチラ…1/18(水)申込締め切り
ユニット | タイトル |
1 | ストップ!めんどくセパレート-ペットボトル分別の推進- |
2 | 有機野菜の良さとは-ニンジンの成分分析を通して- |
3 | 全全全部吸収したい!-流水中の硝酸イオンを活性炭で吸着- |
4 | キャンプもいいけど…もちっとおらんね!-スポーツキャンプ客の行動特性の調査- |
5 | キッチンのあれが美しさを保つ?!-スイトピーを使った延命効果の研究- |
6 | 交通事故撲滅大作戦-爺ちゃん婆ちゃん安心して歩けるよ- |
7 | あなたに印象うえつけたい…-色による印象の変化について- |
8 | あなたは大丈夫?!-若者のカラダの異常- |
9 | 実録!高校生が見る男女の役割-女性が働きやすい社会のために- |
10 | 思考力向上へのカギ |
11 | Agriculture of Miyazaki-六次産業と宮崎の関わり- |
12 | 生活習慣病予防の少人数教室-高校生の生活習慣病予防への一考察- |
13 | フィッシュオイルの可能性!!-ストレス軽減のために- |
14 | 悩み0の人間になるために…-生活実態と悩みの深い関係とは!?- |
15 | 新たな観光のカタチ-出張来県者を通じた宮崎の魅力度向上- |
16 | 活性炭に硝酸イオンがくっつく。-酸処理の影響と中和滴定からみた性質- |
17 | 高齢者が生きがいを感じられる町-いきいきとしたみやざきへ- |
18 | 「そうだ、ここで働こう。」-就職地選択における社会的要素の影響- |
19 | 地方の魅せ方向上委員会-宮崎をPR大国へ- |
20 | ブラックバスを家庭の味に-ブラックバスの出汁作り- |
21 | 『結』-現代における地縁と伝統文化- |
22 | お茶の香りでリラックス!? |
23 | Global TAKUAN project-相手国調査で作る県産品輸出プロセス- |
24 | 宮崎牛の実態をのぞいてみた!-流通業者と消費者の調査分析を通して- |
文科情報科×SGH通信 Vol.15
探究発表会に向けて②
Preparation for the SGH Research Project Presentation
「県産品の海外進出」グループ 私たちUnit23は「県産品の海外進出」をテーマに、県産品がより海外に受け入れやすくなるような方法について研究しています。今回、私たちが注目した県産品は「たくあん」です。また、進出国は、班員のひとりがベトナムへの海外研修に参加したこともあり、ベトナムとしました。 |
Miyazaki Prefecture Products Export Group My group is making a research about the ways to promote Miyazaki prefecture
products overseas. We decided to promote Takuwan(pickled vegetable) in
Vietnam,where one of my group members went as a study tour in the summer.
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「ブラックバスの出し汁」グループ 僕たちの班のテーマは「ブラックバスで出し汁を作ろう」です。テーマ設定の理由は、宮崎は昔から外来種で環境を破壊しているブラックバスが数多く存在しており、そのブラックバスを駆除して環境を守りつつ、何か有効活用できないかと思ったからです。
そこで僕たちは今まで行われてきたブラックバスの食用としての利用ではなく、新規性、そして実現可能性に富んだ「出し汁」としての利用をすることによって僕たちの家庭の味に新たな変革を起こし、効率的にブラックバスの駆除を行おうと考えました。 |
Black Bass Dashi Group |
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文科情報科×SGH通信 Vol.14
探究発表会に向けて①
Preparation for the SGH Research Project Presentation
「有機農法班」グループ 私たちの研究は、有機野菜と慣行野菜の成分比較を行うもので、この結果を宮崎の農業を促進するのに役立てることを目標としています。 |
Farming Methods Group My group is making a research about the ways to promote better agricultural
production in Miyazaki through the comparison between organic vegetables
and ordinary ones. |
「神楽と地域」グループ 私たちUnit21は、過疎地域や地域固有の文化などに興味があったため、県内の集落の地縁と、その土地の伝統文化がどのように関係しているかについて研究を始めました。実際に伝統文化と深い関わりを持つ方々にお話を伺うため、神楽関係の2団体にインタビューを行いました。
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Community and Kagura Group |
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文科情報科×SGH通信 Vol.13
観点別講義(政策・ビジネス)
1st Graders Meeting for presenting research projects
神成先生の講義を受けて 神成先生の講義を受けて、一番心に残った言葉は、「社会システム」をデザインするという言葉です。その言葉は始めは分からなかったのですが、先生は講義の中で介護と農業に関する事例とその仕組みを教えてくれたので、そのつながりが分かってきました。
私はこのように社会をデザインするという仕事の存在を知り、世間にあふれている様々な物だけでなく、目に見えないサービスをデザインする仕事があるのだと感じました。将来の夢がまだ決まっていない私にとって職を見る目が分かった気がしました。 |
Lecture by Mr. Sinjyo had not known about jobs which design systems to solve these social issues.
Mr. Shinjyo explained to us what jobs are. For example, in the field of
agriculture, people have difficulties in getting mutual understanding.
The systems help them to realize others’ ideas and feelings. I feel this
system is very important in global society. |
一橋大学の講義を受けて 10月21日(金)に一橋大学商学研究科に在籍している李さん、樋口さん、柚木さん、山田さんを講師に迎えて「ビジネス」についての講義及びディスカッションを行いました。
彼らは、第7回日本ビジネススクール・ケース・コンペティッション準優勝をしており、ビジネス・プロジェクトや課題研究に必要な考え方を学びました。
まず始めに、コンテストのケース課題の説明とケース企業のビジネスモデルの解説をしていただき、その後実際にコンテストのプレゼンをしていただきました。
とても高度な内容で高校生の私には理解することができない部分が沢山ありましたが、この講義を通して、めったに接することがないビジネスの世界を知ることができました。
最後に4つのグループに分かれてディスカッションが行われました。講義の内容についての質疑応答だけでなく、自分たちの探求活動についての助言をしていただいたので充実した時間になりました。(黒田) |
Lecture by Students in Hitostubashi University |
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文科情報科×SGH通信 Vol.9
TISP 2016 開催
TISP(UTokyo Innovation Summer Program ) program has finished
基調講演(宮崎大学・吉田先生) 初日は宮崎大学でプログラム開始。2016年度宮崎大学に新規開設された地域資源学部の吉田学部長にご協力いただき、日向市美々津町の持つストーリーについてワークショップ形式で考えました。
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Keynote Lecture by Professor Yoshida On the first day, we started TISP with the keynote lecture and workshop
by Professor Yoshida. |
フィールドワーク①(青島) 今上天皇・皇后両陛下が新婚旅行先に選ばれるほど「日本のリゾート地」として有名だった青島。近年はグアム・ハワイといった海外リゾート地に押され観光客が減少していましたが、青島ビーチパークの開設とともに国内外から観光客が訪れるようになりました。その青島ビーチパークを支えたのは地元・日本各地から集まってきた方たちがそれぞれの強みを活かして青島を盛り上げようとする姿勢でした。
湘南(ビーチ作り)、ニュージーランド(ライフセービング)といった先進事例に学びながらもそれらを超えたビーチを作ろうとする試みをされています。
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Fieldwork No.1 (Aoshioma) Aoshima used to be a famous resort spot in Japan, however, the number
of tourisms decreased because of the popularity of overseas resort areas.
Recently, Aoshima Beach Park has been built and it has become popular with
tourism. It was built by various people with various jobs such as designers,
restaurant owners, or civil servants. They are struggling to make an outstanding
beach better than other famous beaches. |
フィールドワーク②(黒木本店) 「百年の孤独」や「㐂六(きろく)」といった焼酎で有名な黒木酒造本店。使用される水や樽の材質など、創業当時より受け継いでいる製法・伝統と時代とともに積み重ねてきた製法上の工夫について伺いました。 |
Fieldwork No.2 (Kuroki) We did a fieldwork at Kuroki Honten, which is a famous shochu shop and
has a long history and tradition. We heard secrets such as quality of water
or materials of the barrels on how to make it. |
フィールドワーク③(都農ワイナリー) 社長含めてわずか正社員3名で運営しているワイナリー(出荷期のパート・アルバイトの方除く)。出荷数自体は多くないものの、出荷先は日本全国と海外、また数々のメディアや賞で取り上げられる実力を持ちます。ワインの質だけでなく、周辺の植木なども綺麗に整えられているのが印象的な本ワイナリー。 それを作り上げているのは従業員の方はもちろん、ぶどう農園の方や地域の方々も加わった家族のようなチームでした。 |
Fieldwork No.3 (Tuno Winery) We went to Tuno Winery, which was run by only 3 people including company president. It is a small winery, but it is famous not only in Japan, but also in foreign countries since it has received several prizes for quality of wine. We were also impressed with Winery’s good condition that local people make trees look better. |
フィールドワーク④(美々津町) 神武天皇が九州から関西地方に向けて出征した際に母港としたという神話の残る静かな港町、美々津町。中世・近世は海運を通じた行商人が行き交う港町として栄えました。様々な文化を取り入れて発展してきた美々津町ですが、「美々津らしさは損なわれずに今も残っている」と美々津町の方は言います。 現在は海外からの移住者もいるという美々津町ですが、「美々津らしさに合わない人は長くは居ない」とも。「観光などで町を盛り上げようという気分はあまりしない。でも、静かな環境で自分や周囲と向き合いながらゆっくり過ごしたいという方がいらっしゃれば静かに応援しますよ」とおっしゃっていました。 |
Fieldwork No.4 (Mimitsu) Mimitsu is a quite and sacred place where the first emperor, Jinmu, left for Kansai district. It is located on the Huga sea and was a big seaport in the Meiji and Taisho era. It has been developed embracing various foreign cultures, but it has also preserved history and tradition. These days, more foreigners are coming to Mimitsu but some of them are supposed to leave the place if they follow the tradition. The local person said, “We do not make Mimitsu crowded with tourists, but we welcome people who want to relax and reflect on themselves”. |
フィールドワーク⑤(新緑園) ANAファーストクラスで提供される日本茶を作っている新緑園。しかし、それまでの過程には苦労が伴いました。現社長の黒木さんは先代(お父様)から茶園を引き継ぎました。先代の時代には地元の方々に支えられたお茶を作っていましたが、黒木さんが経営を本格的に始めた頃は日本茶の消費量が落ち込み始めた上に競合の茶園が出てきた頃。 新緑園の売上は落ち込みました。先代亡き後、以前からのお客様とぶつかり合いながらもお茶のブランドイメージを一新、ベンチャー企業経営者顔負けの経営哲学と先代から受け継いだお茶へのこだわりを胸に売上を回復させました。そうしたこだわりを元に、平成26年には地元の方たちと共に全国茶品評会に挑戦、見事金賞。以降、今年まで3年連続で金賞を受賞し続けています。 |
Fieldwork No.5(Shinryokuen) Shinryokuen is a famous tea farm in Miyazaki, but it had a hard time succeeding. The present president, Mr. Kurogi took over the company from his father, however the company had a economic slump because of other rival farmers. He had to grow sales by making the company’s new image and preserving the company. As the result, the company had received gold prize of tea in 2014-2016 in a row. |
フィールドワーク調査の分析 高校生は本校のSGH担当職員のもと、フィールドワーク先の経験を元に、そこに埋め込まれたストーリーを抽出しました。 フィールドワークで聞いた内容をポストイットに書き出した後、各訪問先でどのようなストーリーが抽出できるかを文章にまとめました。
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Analysis of field work survey After the five fieldwork, high school students summed up the interview results and found out the “underlying stories”. First, they wrote down keywords on post-it. Then, they summarized these keywords into sentences and tried to find the “underlying stories”. On the other hand, university students prepared for the next day’s workshop, which was organized by them. |
製品・サービス発想ワークショップ(高校生・大学生) 高校生4名、大学生(日本人1名・海外学生1名)の計6名でグループを組み、アイデア創出のワークショップを実施。製品・サービスを通じて伝えたいストーリーの抽出、ストーリーを伝えるために適切な製品・サービスの発想、プロトタイピングを通じた製品・サービスの精緻化、という流れで進めました。 大学生・高校生ともに事前学習やフィールドワークで得た気づきを存分に生かしながら活発な議論を行いました。 |
Workshop for Innovate Products and Service High school students and university students made groups(4 high school students, one Japanese university students, one foreign student) and did a workshop for generating ideas. They struggled to find the “underlying story” from the fieldworks and to generate new products and service. All of them had an animated discussion. |
プレゼンテーション準備(高校生・大学生) プレゼンテーションは「発想した製品・サービスを企業や消費者の方に売り込む」という形式で実施しました。そのため、製品・サービスを紹介したポスターや使用シーンが分かるスキットを準備。製品のプロトタイプを用意するグループもありました。 プレゼンテーション・スキットは英語でチャレンジ。11日夜(発表前夜)は大宮高校の英語科の先生の原稿添削・海外大学生によるプレゼンテーション特訓が夜遅くまで行われていました。 |
Preparation for the presentation They were asked to make a presentation for the target corporations or customers. They were creative enough to make a English skit or a model of a new product. They stayed up late to prepare the presentation. |
プログラムの成果発表会 プログラムの成果発表は8/12(金)午前に本校で実施されました。会場には生徒の保護者の方をはじめ学校の先生方や教育委員会、地元銀行、商工会議所、企業からのご来賓、また宮崎大宮高校を志望されている中学生の皆さんも参加され、盛況となりました。 |
Presentation On 12th of the August, presentation was held in Omiya High School. Many people (e.g. teachers, the board of Education, local banks, corporation) came to see it. They achieved great success in the presentation. |
青島フィールドワークをもとにしたアイディア ■ストーリー |
■アイディア:Summit by the sea |
黒木本店フィールドワークをもとにしたアイディア ■ストーリー |
たを開けると、そこにはお店から頑張っている人へのメッセージが。「お客様へ。この弁当は焼酎の原料である米、麦、いもをメインに作りました。我々は、苦しい時代も理念をつく抜き通し、頑張ってきました。今、苦しい中必死に前を向いて頑張っている皆さん、絶対に自分の信念を曲げないでください」。 そして弁当には、素材からこだわり抜いてきた黒木本店の焼酎の原料である米・麦・いもが入っている。この弁当を食べると、ストーリーに魅了されるだけではなく、黒木本店のこだわりを味覚で実感できます。 |
都農ワインフィールドワークをもとにしたアイディア ■ストーリー |
それは地域の子供から大人までに愛されるワインということです。地域で子供が生まれた時、小学校に入学するときなど、家族にとっての大切な時に、写真を撮りに来ます。ワインと言えば大人だけしか楽しむ事はできませんか、子供にも楽しみにしてもらおうというアイデアです。そして、子供が20歳になった時に、年月を重ねた家族が熟成されたワインを開けて祝うというものです。 |
美々津フィールドワークをもとにしたアイディア ■ストーリー |
ません。ちなみに、この切符には美々津の町並みがデザインされており、そこには「時代が変わっても人の心はいつまでも変わらない。大切なものはここにある」と書いてあります。 そして、このチケットの2つ目のポイントは、美々津の町を気に入れば空家となった伝統的な住居に住むことができるというものです。そして、この昔から変わらない静かな町並みの中で、自分と向き合い、自分のアイデンティティに気づいていくというアイデアです。 |
新緑園フィールドワークをもとにしたアイディア ■ストーリー |
急須の形をしたハンドソープには、この日本一の茶のストーリーが書かれており、タグには、この日本一の茶摘みにかかわった人々の思いなどが書かれています。このハンドソープを地域の人に使ってもらったり、宮崎の玄関口宮崎空港などにおいてもらったりして、このストーリー実感してもらえたらと思っています。 |
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1年 グローバルキャンプに向けての準備
いよいよグローバルキャンプまで残りわずかになりました。12月2日(金)の探求活動では、サプリメント使用による栄養摂取について自分たちの反対意見に対する質問を予想し、その回答をグループ全体で考えました。 また、自分たちの回答が力強いものになるよう、持参した資料やインターネットの情報を使って根拠を探しましたが、なかなか思ったものは見つからず作業が難航することもありました。 私たちは探求の時間だけでなく、放課後や休日を利用してグローバルキャンプのディベートへの準備を進めています。本番まで残り数日です。準備時間のラストスパートを有意義に過ごした上で当日を迎えられるように頑張ります。(1年I級 岩崎佑姫奈)
1年 探究活動報告
11月18日(金)に探究活動がありました。12月に行われるグローバルキャンプに向けての準備の3回目です。今回はaffirmativeの立論に対する反対意見を考える人、negativeの立論を作る人、証拠調べをする人というように班員を分けて作業を行いました。
私はaffirmativeに対する質問、反対意見を考えました。前回の授業で、頭の中ではすっかりサプリメントに賛成で立論を考えていたので、反対意見を考えるのに苦労しました。しかし、友人と協力したり探究で培ってきたあらゆる方向から物事を見る力を活用したりしてattackを想定した証拠を集めることができました。
グローバルキャンプでは自信を持ってディベートができるよう、班員と連携をはかって英語力向上も目指していきたいです。(1年J級 平田琴音)
1年 グローバルキャンプに向けて!
12月14日~15日のグローバルキャンプに向け、先週から準備を始めました。グローバルキャンプとは、生目の杜遊古館にて、英語でスピーチやプレゼンディベートなどを行うものです。県内のALTも参加するので、今まで培ってきた英語力を試すことができるいい機会だと思います。
10月28日にプレゼンディベートのテーマ(“Should we take supplements to stay healthly?”)が提示されました。その後各班で肯定派(Affirmative)と否定派(Negative)の両方の証拠(evidence)を集め、方向性を決めました。証拠(evidence)を集めるためには多くの英語の論文を読まないといけなかったので、非常に苦労しているようでした。
11月11日は、班内でaffirmativeの立論を立てる人と、negativeの証拠を見つける人と分かれて活動しました。立論を英語で書く際に、また言語面で苦労し、英語を一層勉強しないといけないことを痛感したようでした。
文科情報科×SGH通信 Vol.8
3年 高校総体を終えて
Opinions after the Inter-High-School athletic meet.
3I 黒木 徹也(カヌー部) 県高校総体では、宮崎大宮高校としては男子総合優勝、女子総合2位を獲得し、私自身も九州総体への出場が決まりました。 現在は、そこに向けて練習を重ねています。高校総体が終わり、勉強により一層取り組んでいくと同時に、九州総体での入賞を目指してまだまだ努力していきます。 自分自身に負けないように日々頑張っていきたいと思います。これまで応援して下さった方々、ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします。 3I 宇田津 晴香(バドミントン部) 部活動生としての約2年と2ヶ月間、振り返ってみると本当にあっという間でした。総体を終えた今「やりきった!」という大きな達成感を味わいつつ、これから本格的に始まる受験生活を前向きな姿勢で臨もうとしているところです。 部活動生としての生活は、正直楽ではありませんでした。先輩方との人間関係や部内での衝突、勉強への焦りなどから辞めようか悩んだことも何度もありました。でもそんな時、悩む私を励まし、頑張ろうと言ってくれたのは、やはり部活の友達でした。 同じ練習をこなし、放課後や休日の半分を共に過ごした友達は、誰よりも心強く、いつしか私にとってかけがえのない存在となっていました。 私が部活動で得た一番大きなものは、この部活の仲間だったと思います。特に、私たちの大が誰一人辞めずに引退できたことはとても大きな喜びです。部活を全員で最後までやり遂げたという自信を、これからの糧にして励んでいきたいです。 3I 甲斐 由里子(バレー部) 先日、高校総体が終わり私の部活動生生活が終わりました。目標としていたベスト8の壁は厚く、ベスト16という結果でしたが、全員が最後まであきらめない粘り強いプレーをすることができたので悔いはありません。 周りが勉強を始める中で焦りや不安もありましたが、部活動で培った精神力・体力を信じて、これから追い上げていきたいと思います。 私は3年間、大宮女子バレー部で過ごせて幸せでした。勉強も頑張ります。この部で得たことを活かして、これからの勉強もがんばっていきます。支えていただいた全ての皆さん、本当にありがとうございました。 |
3J 長友 勇樹(サッカー部) とても楽しく、そして最後には達成感に満ちた3年間だったと、自信を持って言いたいと思います。これまで積み上げてきたすべてをかけて仲間と共に臨んだ高校総体。その結果には涙も流れましたが、最高のチームでここまでやってこれたことに悔いは全くありません。 お世話になった前田先生、西脇先生、瀬戸口先生、保護者の方々、そして友に戦ってきた同志たちと第2グラウンドへの感謝の気持ちを忘れず、これからしっかりと切り替えて、また新たなスタートを切ろうと思います。 3J 山田 拓実(ソフトテニス部) 私は、男子ソフトテニス部の主将として5月29日から6月1日までの4日間、県高校総体に参加させていただきました。大会を終えて、うれしさ半分、悔しさ半分の気持ちです。 個人戦では、大宮高校ソフトテニス部としては34年ぶりのインターハイ出場を決めることができましたが、団体戦ではベスト4をかけた試合で負けてしまいました。キャプテンとしてできることはしてきたつもりでしたが、今考えるともう少し頑張っておけばよかったと思います。 ただ、今まで付いてきてくれた部の仲間や支えてくれた保護者、熱心に指導して下さった江里先生やコーチには、本当に感謝しています。 この悔しさは次の代に果たしてほしいです。また、3年間の部活動の中で得た忍耐力や集中力を活かして、これから受験勉強に励んでいきたいです。そして、受験を終えた時に「もう少し」と思わず、充実感一杯で終われるように頑張ります。 3J 加治屋 優希(山岳部) 振り返ってみると、これまでの約2年間の部活動は、楽しくて、あっという間でした。入部当初は、女子部員のいない小さな部活動で↓。しかし、同期に入部した先輩方とチームを組むことができ、手探り状態で、多くのことを学べました。 努力の甲斐あって、新人戦、総体と優勝することができ、インターハイにも出場することができました。県内外の様々な山に登り、壮大な自然を目の当たりにするたびに、心の視野が広がるような観感を覚えました。 本年度は、部員も22人に増え、最後の総体では目標としていた男女アベック優勝も成し遂げることができました。 私の高校での部活動は、本当に充実していたと自信を持って言えます。山岳部は、間違いなく私の人生を豊かなものにしてくれたと思います。これまで支えて下さったたくさんの方々に心から感謝しています。ありがとうございました。 |
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文科情報科×SGH通信 Vol.7
研究概要発表会 2年生のSGHの探究活動は、7月からは連携協定を結んだ宮崎大学の先生に協力していただきながら進めて行くことになります。 |
Meeting for presenting research projects From July, 2nd graders research projects will be conducted with the cooperation
of the professors of Miyazaki University. In January this year, Miyazaki
University and Miyazaki Omiya High School concluded the cooperation agreement.
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各ユニット研究ユニットテーマ・メンバー・担当者一覧
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文科情報科×SGH通信 Vol.6
4つの観点 今週は、研究方法を具体化する作業に入りました。目的達成に向けて、どんな実験をするべきか、どんなデータをとるべきかと議論しながら研究計画を練っています。
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“Four perspectives to consider” In this week’s Tankyu research class, students discussed various approaches to take to accomplish their research objectives. They are talking about such things as what experiments to conduct and what data to collect. They can get some advice from teachers for the following points: objectivity, originality, usability or logicality. |
ユニット進捗状況Vol.3 私たちは、最初は観光について調査していました。しかし、ブレインストーミングでアイディアを出し合ったり、2軸図を用いてアイディアに修正をかけたりする中で、観光から神話、そして子供の心理に目を向けるようになりました。現在の研究テーマは「子供のための神話図鑑」です。最終目標は、神話を通じて宮崎に注目してもらうことです。
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Unit Report Vol.3 Our research topic is tourism, especially Japanese myths which are famous
in Miyazaki. We are focusing on how to attract children to Japanese myths
and to promote Miyazaki to other prefectures. |
先生方の前で(6/8) 今回は、6月15日の宮崎大学の先生方へのプレゼンテーションを目前に控え、ユニット担当の先生方の前でプレゼンテーションの練習をしました。先生方から、研究概要についての質問を受けたり、プレゼンの見やすさについてのアドバイスを受けたりして、それをもとに改善を重ねていきました。 |
Presentation to Omiya teachers” |
ユニット進捗状況Vol.4 私たちのユニットは、「心身の健康」の大テーマをもとに、生活習慣病についての研究をしています。最初は生活習慣病を予防するための健康指針を作成しようと考えていました。 しかし、1年の3学期に行ったフィールドワークで県庁の健康増進課に伺った際、健康指針は既に作成されているけれども、その指針が県民に普及されておらず、県庁の方々も困っているということを教えて頂きました。インタビュー結果をもとに、僕たちは健康指針を身近な県民の高校生から広めていくことにしました。 なぜなら生活習慣は若いうちから形成されていて、若い世代から生活習慣を改善することによって成人になってからもその生活習慣は継続されると考えたからです。現在、私たちはプレゼンテーションのスライドを作り終えて、具体的にどのように広めていくか考えています。(助川 拓実) |
Unit Report Vol.4 Our group is researching on how to prevent life-related diseases. Originally we intended to create a guideline for prevention against diseases, but we found out the prefectural office already has a guideline. The officers said that the problem is that the guideline does not prevail among the citizens. After this interview with prefectural officers, we decided to do research on how to spread the guideline especially among high school students. We assumed that lifestyle is formed in youth and goes through the rest of our lives. If more high school students have chance to read the guideline and start to follow it, there will be less people in the future who will suffer from life-related diseases. |
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文科情報科×SGH通信 Vol.5
アイディアを生み出す 本日の探究では、各ユニットが分野別に分けられ、分野ごとに担当の先生が発表されました。研究テーマとその目的、研究方法を話し合う中で、ブレインストーミングや2軸図、バリューグラフなどを使って多くのアイディアを出していきました。 先生方のアドバイスもあり、より先の展望も持つことができました。 (渡辺紗梨) |
Producing Innovative Ideas Our second grade Tankyu research units were categorized into nine groups today and now we have teachers who are in charge of our groups. In trying to find the ways to solve problems, we came up with various ideas by using such skills as brainstorming, double axis charts, and value graphs. Thanks to our teachers’ advice, we were able to broaden our outlook for our research project.(Sari Watanabe) |
ユニット進捗状況Vol.1 私たちのユニットは、きれいな街づくりを目的とした「ゴミ問題」というテーマで活動しています。今回はこの問題をどのような方法で解決していくかを話し合いました。もともとは心理学的なアプローチで研究を進めていこうと考えていたのですが、話を進めていく中で、多くのアイディアが生まれてきて、様々な方向からの解決策を考案することができました。 実現可能で、誰も思いつかないようなものを見つけていくのはともて難しいと感じました。これから課題解決へと導くことができるのか不安ですが、ユニットのメンバーと先生と試行錯誤していきながら、テーマに合った研究方法を設定してより良い研究を進めていきたいです。(渡辺紗梨) |
Unit Report Vol.1 Our unit is doing research on how to keep the town clean and beautiful. In Today’s Tankyu class, we talked about the strategy to achieve this aim. At the beginning, we were thinking of applying only a psychological approach to tackle this issue. As we talked, however, we came up with various ideas from various kinds of viewpoints. It is still very difficult to find an innovative idea which is plausible at the same time. Even though we have many difficulties, we are hoping to do great research on the theme by repeating trial and error. |
相談ブース開設 今週は、先週決定したユニットの担当の先生方と相談しながら研究テーマや方法などを決めていきました。また、先生方による相談ブースが2カ所設けられ、考えが上手くまとめられないユニットなどが活用して、様々なアドバイスを受けながら、話し合いを進めていました。
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“Opening the consulting areas” |
ユニット進捗状況Vol.2 僕たちのユニットは、医療分野で「宮崎県の自殺率を低下させるにはどうしたらよいか」というテーマの下、計画を進めています。自殺の原因の大半が精神疾患にあることがわかり、精神疾患の予防法について調べようと決めました。 その中でセロトニンという物質が脳に作用し、精神疾患の予防になるのではないかという仮説がたちました。ある程度計画が固まったと思い、黒木先生がいらっしゃる相談ブースに行きました。ですが、僕たちの計画は後半部分が粗雑すぎると指摘がありました。 また、最終的なゴールと、現在研究しようとしていることの間に飛躍がありすぎるという指摘も受けました。実験をするときは、人間相手にすると医療行為になるというアドバイスも受けました。昨年素晴らしい研究をされていた先輩方と、黒木先生の知識量の豊富さを改めて痛感するとともに尊敬しました。 これから研究を進めていく中で、迷ったり悩んだりすることがあるとは思いますが、そういった所も含めて探究を楽しんでいきたいです。(菊池孝輔) |
Unit Report Vol.2 We are researching how to decrease the suicide rate. We have known that the main reason for suicide is psychiatric disorder and decided to do research about the prevention of disorders. We assume that serotonin may resolve the problem. However, Kurogi sensei pointed that our research leaps in logic and we should not experiment on human beings because it is a medical practice. We find it difficult to do research and respect senior students who worked hard to do so. |
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文科情報科×SGH通信 Vol.4
台湾研修報告 今年度初めての探究は、3月の台湾研修の報告で始まりました。グループリーダーを務めた3人が、台湾研修の活動内容や、台湾で学んだこと、感じたことなどをプレゼンテーションしました。 SGH指定を受けて、最初の海外研修であったこの台湾研修の感想を聞いて、他の生徒達も夏の海外研修に期待を膨らませました。 |
Report on Trip to Taiwan The fist SGH class this school year started with the report on the SGH project trip to Taiwan which was held last month. Three students who were the leaders of the trip made a presentation in front of other 2nd graders. They inspired other students to take part in the SGH summer trips to foreign countries. |
夏の海外研修案内 続いて、7月下旬から8月上旬にかけて予定されている、海外研修の説明プレゼンテーションを行いました。今後、シンガポール、台湾、ベトナムの3カ所から自分の課題研究に合った研修場所を選んでいきます。 |
Oversea Program Guidance Followed by the report on the Taiwan trip, three teachers made presentations on the SGH trips which are planned to be held in summer. The Omiya SGH oversea program will be taking place in Singapore, Taiwan and Vietnam. The students will choose which place they visit in accordance with their own research project. |
感想 海外の話を聞くと、やはりわくわくします。世の中には自分が知らない世界が広がっていて、そのすべてを見ることはできなくとも、実際に言ったり、このような現地に行った人の話を聞いたり、プレゼンを見たりすることで、自分の世界がほんのちょっとだけ広がったような気がします。 私は台湾研修に参加したのですが、研修報告を見る事によって、その時の気持ちが写真とともによみがえってきたような感じで、なつかしい!楽しかったな!!と思うのと同時に、行ってきて帰ってきたからこそ感じられる、宮崎の今後の課題や宮崎にしかないものを感じ、この気持ちやモチベーションをキープして、今後探究活動に参加すると、新たな視点からの意見が生まれるのではないかと思いました。 |
Student’s Comment |
留学生の選んだユニットは 今回の2年探究では、6月15日の宮崎大学の先生方の前で行う研究概要発表会のプレゼンテーションの準備を行いました。 |
Student from US joined Alicia chooses a unit Today we prepared for the presentation which will be held on June 15.
Students will have to give a presentation about what they are researching
for their projects in front of professors from the University of Miyazaki.
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留学生アリーシャのコメント 宮崎大宮高校の2年生には「探究」と呼ばれる授業があります。この授業では、生徒がグループを作り、自分たちが改善したい宮崎の課題を選びます。選ばれたテーマの中には、宮崎に観光客を引き付けるにはどうすればよいか、正しいごみ処理の仕方、農業の活性化や六次産業化についてなどがあります。
生徒は、研究テーマを作り、大学の先生からの協力を受け、調査・研究を行い、社会の役に立つ、実現可能な解決策を考案するのです。私はこの授業は本当に素晴らしい授業だと思いますし、本当に良い時間であると思います。
それは率先的な課題解決を促すこととでしょうし、社会についての興味関心を喚起することと思います。また、これらの解決策やアイディアは、宮崎の課題解決に大いに役に立つことと思います。
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Alicia’s Comment At Miyazaki Omiya High School, there is a class that second year students
take called Tankyu. During this class the students got into groups and
chose problems they saw about Miyazaki that they wanted to try to fix.
Some of the topics chosen were how to draw more tourists to Miyazaki, how
to properly take care of trash, and how to make farming a more profitable
and cohesive industry. They will create a thesis, do investigative research
with and from college professors, and devise a beneficial and plausible
solution. I think that this is a really amazing class and a really good
use of time. It encourages proactive problem solving and makes students
more aware and enthusiastic about community. It also helps Miyazaki city
– these solutions and fresh ideas could really help to alleviate the issues! |
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文科情報科×SGH通信 Vol.3
PBLⅡ「食と健康プロジェクト」 4月の宿泊研修(プロジェクト学習Ⅰ[PBLⅠ])では「地域資源」を素材に、「オズボーン78の質問」を活用したアイディアを創出しポスター発表を行いました。
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Project Based Learning Since the intensive training in April, during classes of Tankyu, the
1st graders have been learning several methods to generate outstanding
ideas. The theme ‘Food and Health’ is the main theme of Omiya High School
SGH, so ideas of each groups should be based on it. |
おみくじが配られて新チーム 宿泊研修のチームで反省をした後、突如「おみくじ」が配られました。それぞれおみくじにはありがたい?メッセージとともに番号が書いてありました。実はこれが新しいチームの番号だったのです。しかも、今回は先生達にもおみくじが配られたのです。
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New groups ‘Omikujis’ are given to all students on which constructive advice and the number are written. The number represents a new group for each student. Teachers also are given ‘Omikujis’. The teachers as well as the students are supposed to participate in this project. |
「マンダラート」でテーマを拡散しアイディアの発想 今回は、「マンダラート」というフレームワークを使用します。これは、強制的に発想をするためのフレームワークです。各チームで「食と健康」をコアのキーワードとし、ここから連想する抽象的なキーワードをサブワード①~⑧に記入します。
そして、そのサブワードから連想する具体的なキーワードをさらにまわりに8つ書いていくワークショップを通して、テーマを64個のキーワードに拡散させました。そして64個のキーワードから2つ選び組み合わせて、新しくて斬新なアイディアを作りました。
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‘Mandarato’ The framework called ‘Mandarato’ is the method to force the students to think of something. The students used Mandarato’ for the ‘Food and Health’ topic. The key word ‘Food and Health’ was in the center of a board, and 8 words concerning the key word are chosen. Then 64 words in relation to 8 words are selected. Next, two out of 64 words were mixed in order to generate the new idea. During this process, both students and teachers looked very happy.
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「トレードオフマトリックス」を使って収束 前回は「マンダラート」でテーマを拡散させ、キーワードを組み合わせてチームの一人一人が発想した6つ程度のアイディアを「アイディアストーリー」にまとめました。
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‘Trade-off’ Students learned a framework called ‘the Trade-off matrix’. It uses two criteria; originality and feasibility. This practice gave participants an objective viewpoint. |
「3C/4C」を使って立場・視点を変え最もよいものはどれか検討する 前回、各チームで3つまで絞ったアイディアを、今回はフレームワーク「3C/4C」を使って、立場・視点を変えて検討しました。 「顧客」「自社」「競合」の3つの立場に立ち、それぞれの立場からの視点にたった質問に、チームで協力して答えていく中で、3つのアイディアの中でベストアイディアが選ばれていきました。 「給食レストラン」「農業マイスター制度」「老人の、老人による、老人のための部活」など独創的で実現可能性もあるものにブラッシュアップされてきました。 |
‘3C/4C’ The next framework students learned was ‘3C/4C’. This framework requires participants to make questions from three different viewpoints; the customers, their own company, and the competitive company. Through the process of answering the questions, the best idea among three ideas was selected. |
「フローチャート」で計画を立て、検討する このプロジェクト学習Ⅱでは、ベストアイディアを選び、そのプロジェクトの実現のためにどのような手順で準備すべきかをフローチャートに整理していきました。「このプロジェクトのゴールは何か?」「これを実現するためにはどのような準備が必要か?」と真剣な議論が続きます。 自分達が考えたアイディアを実現するためのフローチャート。一見すると立派に見えますが、論理的に飛躍したり破綻していることがあります。自分達の作ったフローチャートが論理的に飛躍・破綻していないかを「逆・裏・対していきました。 |
‘Flow Chart’ After choosing each group’s best idea, they should make plans to realize their goal. They tried to make the procedure clear by using a ‘Flow chart’. This will be the most important activity for them along with deciding the theme of their research project. When we are doing research, we often fall into the state of logical leap or logical failure. In order to avoid this, we have to check our ideas logically. Then the ‘inspection method’ - check something from the view point of ‘not necessarily’ - is effective. |
各グループのアイディア
Aチーム「給食レストラン」 ビジネス街で働くサラリーマンをターゲットに、栄養士の立てた献立をもとにつくられた給食。内装を懐かしい学校の教室のようにすることで、他店との差別化も図る。 Bチーム「全日本農業マイスター選手権」 ビジネス街で働くサラリーマンをターゲットに、栄養士の立てた献立をもとにつくられた給食。内装を懐かしい学校の教室のようにすることで、他店との差別化も図る。 Cチーム「歯磨き博士になろう! In Summer」 自由研究に悩める小学生を対象とした歯磨き粉メーカーによるプロジェクト。大学の歯学部と連携し、「歯磨き粉の成分」「昔はどうやって歯磨きをしていたか」などを科学的に解明する。気分は科学者。 Dチーム 「安全・安心な給食を食べるプロジェクト」 食材はその地域のもの、場所は廃校等を使い、なつかしさを感じながら栄養バランスのとれた安全・安心な給食風の料理を食べるプロジェクト。 Eチーム「和食のすばらしさを体験してもらうプロジェクト」 地域の子ども達を対象にかかしづくりと稲刈り体験を行い、昼食として地元の食材を使った和食を食べることを通して和食のすばらしさを体験してもらい、子ども達の農業に対する関心を高める。 Fチーム「お化け屋敷低カロリー料理店」 低カロリーのトマト料理店。ヘルシーで量も少なめの料理を提供する店だが、1週間に1回はお化け屋敷となる。これが食欲減退効果を促し、食事制限をしている人の外食におすすめ。 Gチーム「部活動ができる老人ホーム」 「老人の老人による老人のための部活」ができる老人ホームを設立します。ウォーキングクラブからコーラスクラブまであり、地域のスポーツクラブや小学校のクラブ活動と協力する。 Hチーム「体質を改善する宿泊施設」(教員チーム) 体質を改善したくても自己管理ができない20~40代の女性がターゲット。エクササイズマシーンや温泉プール等を設置。宿泊中、専門のトレーナーのもとで運動・測定し、一人一人に応じた体質改善プログラムが提案される。 |
Iチーム「らいふ~生活習慣の記録・計画を支援」 健康的な生活を送るためのスケジュール帳。栄養士の監修による健康レシピもついている。ダイエット向け、糖尿病向けなど目的に応じた手帳となっており、献立の支援をしてくれる。 Jチーム「農業でダイエット・健康な体づくり」 農業の楽しさを経験し、ダイエットもできるというプロジェクト。筋肉をつけたい人、スタイリッシュになりたい人など目的に応じたコースがある。チームで1つの作物を育て、愛着がわくことで、長続きする。 Kチーム「若者のための給食」 不摂生な若者の食事による栄養バランスの偏りを解決する。管理栄養士さんが作ったメニューだが、その日何を食べるかは自分で考えて注文する「自分で考える給食」がポイント。これが、給食センターから配達される。 Lチーム「エステ・ダンスと地元食材を使ったレストラン」 エステ・ダンス施設では、その人に最も効果のある運動をプロ講師から学べる。ダンス施設では気軽に爽やかな汗を流し、エステでは体のリフレッシュを行う。また、地元食材を使ったレストランでは、食生活の見直しもできる。 Mチーム「サラリーマン向けの給食カフェ」 サラリーマン向けに低コストで栄養のある給食をランチで提供するカフェ。配達も行っている。地産地消にこだわり、栄養を重視する。 Nチーム「野菜オリンピック」 日本で生産されている野菜のビタミンの量や質、大きさや甘さを競う祭典。これによって野菜の知名度をあげ、消費量を増やし、国民の健康意識も高める。 Oチーム「植林ダイエット」 ゴミ拾いをしながら山に登り植林することで、体を動かしながら緑を増やし、ダイエット効果を期待するもの。参加者は達成感と山の幸を得られ、林業関係者は植林の手伝いをしてもらえる。 |
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文科情報科×SGH通信 Vol.2
宿泊研修に向けて 1年生最初の「探究」の時間に、架空の「宮崎大宮SGH株式会社」社長役の植田教頭先生から、「我が社は経営不振であるため、業績回復を狙い、宮崎県の地域資源を活かした企画立案コンテストを行う」と新入社員(1年文情科生)に指示がありました。
その後、12のグループに分かれて、まずは対象とする地域資源の抽選会を行いました。「京いも」や「どぶろく」など地元である宮崎の人にとっても「そんなものもあるのか。」と思わせるような地域資源ばかり。想像すらできないグループもありました。
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Preparation for the Intensive Training During the first class of Tankyu (Research Project), the president of
the imaginary company, Mr. Ueda, delivered a speech to new staff members
of his company (freshmen). The name of the company is Omiya SGH Company.
“Our company is on the edge of going bankrupt, so I need your help. You
have to make plans to readjust our company. Your plans have to be based
on the resources of Miyazaki.” 1st year students were divided into 12 groups
to make plans and the resources for each group were provided. Some groups
looked at a loss of what to do because they were unfamiliar with resources. |
宿泊研修1日目 ■情報の共有・アイディアの創出 ■「オールみやざきインタビュー」「アイディアの精緻化」 |
1st Day of the Intensive Training The 1st day of the intensive training at ‘Takanabe Nogyo Daigakkou’. |
宿泊研修2日目 ■農業体験「芋の植え付け」 |
2nd day of the Intensive Training In the morning, students had an agriculture experience. Under the direction of the staff, they planted baby potatoes. After that, they ate tomatoes and strawberries, which were much more delicious than they had expected. Poster Session At last, the time came for each group to deliver their presentations. Their presentations were conducted in the form of poster sessions. They tried their best until the very end. The Results (voted by students) 1st prize: group 4, class 1J, “Kyoimo-Nidai-Kakumei” |
I1チーム「SPGの水革命」 南九州に堆積するSPG(シラス多孔質ガラス)を使用したキャップ(ペットボトルにつけて使用する簡易浄水器)の提案 |
I2チーム「知られざるのぼりざるのひみつ」 延岡の「のぼり猿」をより身近に感じてもらうため、安価な子供向け玩具としてご当地のぼり猿を提案 |
I3チーム「かんしょ~かんしょのこれからの道」 かんしょのビタミン・食物繊維と、ヨーグルトのカルシウム・乳酸菌を組み合わせ、美容や大腸がんに効果のある「かんグルト」の提案 |
I4チーム「銀ノ幻魚」 オオニベのブランド化を行い、「冬を食す会」を行い、地域から少しずつ全国へ認知度を広げていくアップのための提案。 |
I5チーム「一石二鳥でもうかるお米発見!!」 小清水栽培米に皇室献上ストーリーを組み込み、小清水栽培米を使用した天皇のおにぎり、お米の魔法(化粧水)など提案 |
I6チーム「宮崎どぶろくで会社を救う!」 どぶろくに宮崎の神話を組み込み、神楽のストーリーを組み込んだどぶろくツアー、神楽面を施したどぶろくフェイスパックなどの提案 |
J1チーム「ギャップに萌えろ!!」 外国人向けのクエを食す観光ツアー提案、貴重な食材の価値を知ってもらうための国内の都市部の高級料理店向けの出品の提案。 |
J2チーム「動くホヤで会社を救う!!」 ホヤの養殖を行い、弁当にホヤ料理、店頭でのホヤ販売、県物産館でのホヤブース設置、ホヤを使用した美容商品の提案 |
J3チーム「陶器産業開発計画」 小松原焼をその紋様から魚料理を扱う店をターゲットにする提案、クラウドファンディングの返礼品として贈るプランなどを提案。 |
J4チーム「京いも二大革命」 市場に出せない京いもを使用した、安価でヘルシー食品の提案(京いもプリン・たけのこ芋の里・おつまみなど) |
J5チーム「内側からも外側からもキレイになるっちゃが」 栄養価の高いフクロフノリに日向夏など県産品をコラボさせたドレッシングとシャンプーの提案。 |
J6チーム「Lowカロリーでおいしいら ひなたバーガー」 高タンパクでビタミンDが他の食品より多い、シイラを使った、健康志向の人々向けのハンバーガーの提案 |
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文科情報科×SGH通信 Vol.1
文科情報科歓迎会の内容 4月12日(火)に、文科情報科生集会を開催しました。この集会は、1年生の文科情報科生を2・3年生が歓迎するためのものです。まず、最初に文科情報科主任の篠田先生が文科情報科生に求めることについて話しました。 その後、生徒によるSGH(スーパーグローバルハイスクール)活動についての説明や台湾研修報告が行われ、SGHについて理解を深めました。最後に、学年の枠を超えた交流会、2・3年のクラス紹介CM上映がありました。 多彩な文情科生の先輩達の活動や人間性に触れ、新入生も文情科生となったことを実感したのではないでしょうか。 |
Contents of Communicative Humanity Course General Meeting On April 12, 2016, the 1st general meeting of Communicative Humanity Course (CHC) was held. The main purpose of this meeting is to welcome the new students. First, Toshihiko Shinoda, director of CHC, delivered a welcome speech. Next, they explained what SGH is and about the field trip in Taiwan. Finally, the students were given time for free talk among small groups, which helped the new students familiar with both seniors and the activities of CHC. |
文科情報科主任挨拶 文科情報科 主任 篠田 俊彦 |
Welcome speech by Director of CHC The new school year has just begun. Communicative Humanity Course (CHC) was founded in 1989. It’s said that the initial idea of founding CHC dates back to 50 years ago. At the time, Japanese technology was advancing remarkably and the Japanese economy was a great success. After that, in order to foster students who can cope with complex information or international affairs, the foundation of CHC was decided. We have to bear in mind the purpose of CHC. Also, this is the second year of SGH, so it’s a good chance to consider how to become internationally-minded. |
文科情報科新入生歓迎挨拶 一年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。そして、ようこそ文科情報科へ。先日の文科情報科集会(新入生歓迎会)はいかがでしたか。 先輩方との話等を通じて、文科情報科の雰囲気を少しは味わうことができたのではないでしょうか。集会においてどう感じたかに関わらず、すぐに文科情報科で良かったと思える日がくるはずです。 それは勉強面でも、探究やSGHでも、また先輩や同級生との交友関係という点においてもいえることです。 文科情報科としての高校生活を、より満足できるものにしたいと思うのであれば、ぜひSGHの行事に参加したり、各行事の実行委員になったりしてみてください。きっと自分にとって良い経験になると思います。 高校生活は本当にあっという間です。3年後の自分を見据えつつ、日々の生活を楽しんでほしいと思います。 (3年J級 落合瑠美) |
Welcome speech by the student ( Rumi Ochiai, 3J) The new school year has just begun. Communicative Humanity Course (CHC) was founded in 1989. It’s said that the initial idea of founding CHC dates back to 50 years ago. At the time, Japanese technology was advancing remarkably and the Japanese economy was a great success. After that, in order to foster students who can cope with complex information or international affairs, the foundation of CHC was decided. We have to bear in mind the purpose of CHC. Also, this is the second year of SGH, so it’s a good chance to consider how to become internationally-minded. |
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1年文情科、インタビュー調査に行ってきました!
本校の文科情報科1年生が、SGH事業における課題研究の一環として、2月5日(金)の午後、宮崎県庁をはじめ県内の様々な企業を訪問し、各グループが設定した課題についてインタビュー調査を行いました。
当日に向けて、生徒はメールや電話による訪問先へのアポイントメントを取るところから始めました。慣れない作業に、戸惑いを隠せない生徒もいましたが、調査を終え学校へ戻ってきた生徒達の顔は充実感に満ちていました。
★道本食品株式会社
(小山田 晃輔、横尾 亮太郎、岩崎 綾香、佐藤 歩)
*主に海外進出の詳細について質問しました。数々の課題の中でも、海外との食文化の壁が最も大きいと言っておられた。将来的には「たくあん=MICHIMOTO」となって欲しいという「たくわん」の海外展開への思いを語っておられたのが印象的でした。地元であるにも関わらず、初めて知ることばかりだという印象が強く残りました。「たくあん」には知らない魅力がまだ沢山あり、世界で受け入れられる将来性を感じました。忙しい中、私達のためにとても分かり易いプレゼンテーションや工場見学まで用意して頂いた事に大変感謝しています。
★観光推進課
(澁谷 栞、荻原 美菜、小川 ひかり、チャン・リン・エン)
*宮崎県の観光の現状をありのままに知ることで、様々な課題が見えたと共に良いところもたくさん知る事ができました。質問したこと以外でも、例えばスポーツキャンプに来る選手の気持ちなど、今まで考えもしなかった事も学びました。今回はお忙しい中、私達の為にインタビューを受けて頂き有難うございました。実際にお話を伺うことで、インターネットで調べるだけでは分からない様々なことを知ることができました。今後の研究に生かしたいと思います。
★日本旅行宮崎支店
(高妻 勇希、吉野 光陽、津曲 杏奈、長友 佳奈子)
*私達が事前に質問していた項目について細かく答えて頂きました。宮崎の長所や短所、具体的なPRの方法などを教えて頂くとともに、私達に必要なスキルなども教えてもらい、とても有意義な時間となりました。今回学んだ事をこれからの課題研究に生かしていきたいと思います。
★宮崎県庁、誘致企画MICE担当、観光地づくり担当
(大峯、橋本、藤崎、大野)
*宮崎県が行っている観光業での具合的な取り組み、宮崎県の観光業での強み、他団体との連携についてお伺いしました。また、MICEの宮崎県での開催実績や、将来性を知ることができておもしろかったです。知っているつもりでいた宮崎の、まだ知らかった事を教えて頂き有難うございました。
★宮崎ひなた暮らしUIJターンセンター宮崎本部
(阿部 はるな、伊豆野 万琴、小川 幸奈、酒井 美友子)
*移住により、人口が増加し、宮崎の活性化へとつながることが理想であるというお話を伺いました。また、移住者の職の確保が今後の課題であるとのことでした。押し出したい宮崎の魅力としては、自然豊かで、「何もない」ということの逆の魅力、都会にはない便利さを語って頂きました。私達のインタビュー調査をお引き受け頂きありがとうございました。貴重なお話だけではなく、資料も用意して頂き、今後の探究活動の手がかりをたくさん得ることができました。今回のお話を生かし、活動の内容を深めていきたいです。
★福富農産
(有村 真緒、後藤 野乃佳、原田 絢泉)
*私達は、六次産業化をすれば儲かるとばかり思っていたが、お話を伺うと、実際には厳しいということが分かり、これからもっと考えを掘り下げていくべきだと思いました。他にも農業の厳しさなど、たくさんの情報を得る事ができました。今回のインタビューで六次産業化の大変さが良く分かりました。これから、私達が出来ることを探し、研究し実践していきたいと思います。
★綾町役場
(中城 綾乃、齋藤 桃花、野中 すず、山本 茉奈)
* 綾町の町おこしのお話を伺いました。行政と町民が一緒になって町の活性化を目指す事、地元のものを利用して経済を循環させることなど、町おこしの要因をたくさんお聞きしました。実際にお聞きしたお話は、私達が事前に調べたことよりもずっと深く詳しいもので、大変おもしろかったです。実際に行って調べるのが大事というアドバイスは、これからも生かしていきたいと思います。頂いたジュースもおいしかったです。有難うございました。
★宮崎県庁企業立地課
(高妻 勇希、吉野 光陽)
*宮崎県が現在行っている「宮崎IT3000」というプロジェクトやフードビジネスについての内容を伺いました。宮崎がIT関連の会社を起業するのに向いている理由や、現時点での進捗状況などについて知る事ができました。ご多忙の中、インタビューを受けて頂き有難うございました。たいへん急な依頼ごとを致しましたが、資料まで用意して頂き、私達の疑問点を解決する事ができました。感謝しております。
★みやざき総合介護サービス(宮崎医療センター病院内)
(浅香 有季、大野 真緒、宗像 知世)
* 「私達が気づいていないであろう困難な事は」という質問に対して、「年を取る事で疎外感を感じる」というお返事を頂きました。身体的な不自由さばかり考えていた私達にとって、その答えは印象的でした。介護というものについて殆ど知識のなかった私達に、とても丁寧な説明で、勉強になる様々な事を教えて頂きました。本当に有難うございました。とても貴重な時間でした。
★宮崎商工会議所
(甲斐 文也、曽我部 智寛、清水 奈実、橋本 康平)
* 私達は次の週に県庁の総合政策課にお話を伺う事になっており、今回は県と商工会議所の連携について質問しました。県の政策であるプレミアム商品券や結婚活性化事業、商工会議所が県に求めることについては地域全体の活性化と経営環境(人手不足の解消)の改善であるとのお話を伺いました。自分達の研究にしっかりと生かしていきたいと思います。
★宮崎商工会議所
(黒田 綾菜、桑野 渚、赤崎 沙綾)
*宮崎の企業が求めている人材や、その育成のための対策について伺いました。「一つのことを継続できる人」が求める人材であるとのことでした。私達の「宮崎の教育と人材育成」の研究に大いに役立てていきたいと思います。本当に有難うございました。
★宮崎商工会議所
(奥野 慎也、村田 隆範、竹光 詩歌、橋口 小町)
*宮崎の良さを発見するためにどうすれば良いのかという質問に、客観的に物事を見ることが大切であるとお答え頂きました。例えば、県外の人の視点に立って見ることや、県外の人に聞いてみること、空港などに行って探すと良いとのことでした。宮崎の一番良いところは、「人」であるというお答えがとても印象的でした。自分達自身でもまだ方向性が定まっていない中ではありましたが、商工会の方のお話を伺いことが出来たのは貴重な体験となりました。私達の探究活動に時間を割いて頂き有難うございました。
★宮崎商工会議所
(権藤 隆介、松永 秀文、中村 彩楓、渡邊 紗梨)
*ポイ捨てされたゴミを解決して街をきれいにするという取り組みについて聞きました。街中の花植えをしつつ、花壇の周りに落ちているゴミも拾うという「一歩進んだ美化活動」をされているそうです。「ゴミ拾い」という限定されたテーマについてでしたが、お話を伺って、今まで私達が考えていた事よりもずっと世界が広がりました。
★宮崎商工会議所
(阿萬 樹生、高島 昇、松迫 朋弥、保田 壮輝)
*「宮崎の空き店舗率について」伺いました。宮崎は少子高齢化などで人口が減少しているが、商店街はオーバーストア状態にあるので、店を閉めなければならない状態になっているとのことでした。宮崎と同じ様な県としては大分、佐賀があるそうです。しかし、県どうしの比較は、それぞれ県の歴史性などによって少しずつ異なるので難しいということも知ることができました。私達のために貴重な時間を取って頂き有難うございました。私達の研究に大いに役立てていきたいと思います。
★宮崎商工会議所
(藤崎 彩乃、福永 麗、松本 栞)
*高齢者を元気にするために行われている活動や、高齢者が元気になる上で大切な事を教えて頂きました。お忙しい中、私達のために時間を取って頂き有難うございました。質問に答えて頂く事で、これからの見通しを立てることができました。
文情科SGH探究日誌 1月15日
1月15日(金)
【本日の内容】
今回の1年生の探究では、前回調べたインタビューをしたいと思う企業のインタビュー調査計画書を作成しました。
また、SGHの補助をしていただく事になった伊知地先生の自己紹介がありました。先生は企業を退職されてから、スペシャルオリンピック(SON)のコーチなどのボランティアをなさっており、宮崎県にも広めようと活動されているそうです。先生の夢はピースボートで世界10周することだそうです。70歳になっても夢があって人生がとても楽しそうでした。先生が世界10周なら、私が70歳になった頃には宇宙旅行にでも行ってそうだと思いました。
【感想】
私たちのユニットは宮崎県の六次産業化による所得向上を通じて、宮崎県の経済発展を目指しています。私たちは六次産業化を成功させた企業へインタビューしたいと思っています。バスや電車の時刻表と地図を見たり、先生方と相談したりして、約1時間かかるところにある企業へインタビューにいくことを決めました。私たちの研究テーマはまだ漠然としたものですので、インタビューを通してより具体的にしてきたいと思います。インタビューで六次産業化のことについてたくさん聞ける事がとても楽しみです。探究でユニットのメンバーと話し合ったり、先生方の助言をもらったりすることで毎回自分たちのやるべきことが明確になってきています。
1I 有村 真緒
文情科SGH探究日誌 1月8日
1月8日(金)
【本日の内容】
3学期最初の1年生の探究では、宮崎の課題解決学習についての活動を行いました。今後の探究の予定や海外研修、国内研修についての説明を受けた後、各ユニットでの活動に移りました。自分たちが設定した課題を解決する上で、インタビューしたいと思う企業などについて調べ、実際に質問する内容について考えました。2月5日と12日に計画されているフィールドワークの準備の時間となりました。
1I 髙妻勇希
【感想】
自分たちのユニットの方向性を考え、インタビュー先を考えていく途中で、個人でそれぞれ思う事があったのではないかと思います。さくさく進んでいるユニットや、行き詰まっているユニット、テーマが1つ1つ違うために、ユニットの進行に差が生まれていました。私が所属するユニットでも、インタビュー先を考えながら、これからの見通しがつかなくなり、メンバー4人で無言になる時間などがありました。今回の探究は、改めてこの探究を自分たちのものにするために何が必要か?どうしていきたいのか?を熟考する機会となりました。
1J 竹光詩歌
文情科SGHグローバルキャンプ
12月17日~18日、生目の杜遊古館にて、文情科グローバルキャンプが行われました。
今年度は、宮崎大学の留学生にも準備段階から参加していただき、世界各国の人と英語で話すという、よりグローバルな環境でのキャンプとなりました。
英語のみで過ごす2日間に、はじめは皆緊張しましたが、ディベートや国連弁当のディスカッションや、ALTと作るカレーライス調理、スキットを通して、段々と英語に話すことに抵抗がなくなっていきました。
●活動内容●
【1日目】
①インタビュー活動
グループごとに1人ずつのALTが担当してくれるキャンプ。
まずは、ALTにインタビューして、ポスターにまとめ、プレゼンを行いました。
②ディベート
難民受け入れの是非を問うディベート。2カ月前から準備し、肯定側・否定側それぞれ1試合ずつを行い、その後決勝戦を行いました。優勝チームは、やはりデータ収集に優れていました。
★感想★
・資料が足りなくて、言われたことに反論できなくて悔しかった。
・その場で英語を理解し、反論を考え、話すというのは本当に難しい事でしたが、良い経験になりました。
・失敗も多く、緊張もしたけれど、ベストを尽くせて達成感を味わうことができました。
③古墳散策
ALTと一緒に生目古墳群を散策。ディベートでの疲れが吹き飛びました。
④エコクッキング
ALTと一緒に、できるだけ生ごみを出さないよう工夫しながらカレーライスを作りました。
⑤スキット
各班に1つだけ渡されたクリスマスグッズを使って、台本を作って劇を演じました。
★感想★
・みんなでアイディアを出して、短時間で作れたことに達成感がありました。
・一番の思い出。みんなの演技力がすごくてとても面白かった。
⑥サプライズ
先生方による、サプライズも。
★感想★
・おなかがよじれるくらい笑いました。
・いい先生方だなぁと思って嬉しくなりました。
・10年くらいは忘れません。
・感動しました!
【2日目】
①模擬国連会議プレゼンテーション
各国代表として、自分の国のプレゼン。国連弁当に取り入れて欲しい食べ物も発表。
ALTや宮崎大学の留学生も自国代表としてプレゼンをしてくださいました。
②模擬国連会議ディスカッション
世界各国の料理を織り交ぜた国連弁当プランを作りました。
★感想★
・ディベートほどの緊張感はなく、英語を「使っている」と強く感じました。
・みんなで話し合い、平等でおいしそうな弁当ができました。
・時間がなくて焦ったりもしましたが、それさえも楽しく感じられました。
③ALT・留学生とのフリートーク
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★感想★ ・僕が一番楽しかったのは、ALTや宮崎大学の留学生との会話です。みんな優しくおもしろく、部活や趣味などを語り合いました。 ・自分から話そう話そうとしたことは、とても良い経験になった。 ・様々な人たちと英語でたくさん話すことができ、自分の世界に対する見方が変わったような気がしました。 |
④閉会式
★感想★
・最後のお別れはすごく寂しかったですが、とても感動的なものになりました。
・一番印象に残っているのは、最後の“Heal the World”を合唱した時で、あの時みんなが英語で一つになれている気がした。
【生徒の感想文】
2日間のグローバルキャンプは私にとって「英語」に対しての認識を変えるきっかけとなりました。ディベートや劇、UN弁当の討論、そしてALTの先生方、宮崎大学留学生との会話などなど…多くの初めての体験をしました。そこで私が学んだのは、「英語」とは単なる言語であって、コミュニケーションの手段の一つでしかないということです。ジェスチャーや表情を交えて、始めて自分の真意が相手に伝わるのだということでした。最後にALTの先生が「自信を持ちなさい!君たちは2日間も英語を話したんだよ!」と行って下さったときは、本当に感動しました。この気持ちを忘れずに、これからも「英語で伝える」ということを学んでいきたいです。
1I 奥野慎也
このグローバルキャンプに、とても大きな期待を胸にふくらませて臨んだ。2日間英語しか話せないという未知の体験。しかも、コミッティー(実行委員)として。ALT、留学生など多くの外国人の方々も参加する。しかし、キャンプ中数え切れないほどの苦労、トラブルが襲った。自分の英語力のなさに絶望したこともあった。それでもとても楽しく、充実した2日間だと胸を張って言える。苦手だからこそ、会話できた時は、跳びあがるほど嬉しかった。何より楽しいイベントが山ほどあった。もう、一生グローバルキャンプでいい。そう思った。
1J 小山田晃輔
★文情科グローバルキャンプに携わってくださったALTの先生方、宮崎大学の留学生の皆さん、ありがとうございました。生徒の感想には、「楽しかった」の文字が一枚一枚に書かれていました。
SGH探究日誌 宮大留学生からのメッセージ
探究の授業に参加してくださった宮崎大学の留学生から、本日もメッセージが届きました
Please enjoy everything and don't feel shy or feel like you are learning
just because you are forcing to learn. Enjoy learning new things like
English conversation and never feel it's too late to master a skill especially
when you are still young. If you enjoy learning you will learn fast. Practice
make perfect! Start now. :)
Angeline Teh
アンジェリンさんの前向きなコメントに元気をいただきました。ありがとうございます。豆の花で色づけしたマレーシアの青色のご飯が好評でしたね。
つづいて、ミャンマーのキンミョーさんから。
As we know, English language is not our native language and may be difficult
for us. But this is international language and even we are not expert in
it, we must try to learn it as much as we can. My English is also not good,
but I tried to speak it. Dear lovely students, so please not afraid for
learning, speaking and practicing the English language. You all are still
young and one day I hope you all are better than me in all aspects. Fighting!
Khin Myo Aye
心温かいメッセージ、ありがとうございます。
キンミョーさんにはミャンマーの様子もパソコンで見せていただきました。
おいしそうなミャンマーの料理をいつか食べてみたいです。
SGH探究日誌 12月11日
探究の授業に参加してくださった宮崎大学の留学生からメッセージを頂きました!
"It was encouraging to see Oomiya High School students trying their
best to speak and write good English language. Even if the students have
not reached perfection of English language proficiency, their positive
attitude towards the language is very encouraging. Having the right attitude
and putting efforts to learn the language and to keep practicing will make
a big difference in their present and future life. Encouragement from the
staff of Oomiya High School was also very positive.
I noticed that some students have improved their English skills during
the short period. Others gained more confidence when they are speaking
English. This is a good sign that they will become good speakers, writers,
listeners and readers of English.
I wish everyone all the best in whatever you aspire to achieve!
Shine! Shine!
Merry Christmas and Happy New Year, filled with good things.......... Maitai
Chris from Kenya".
マイタイさん、ありがとうございます。
つづいて、マレーシア出身のIzzatiさんからです。
Hello everyone! I am Izzati from Malaysia.
Debating is not about you being wrong or right, the main idea is to practice
delivering your idea and sticking with your opinion, by giving reasonable
reasons. It is a good point to say that other side's opinion is good at
first, and then counterattack with better ones! You can win by this way
:D
Don't forget eye contact with the person you are speaking to, and talk
at slow pace so that your words can be heard better. You guys can do it!
I was really happy to be able to meet and speak to all of you!
Have fun study English & study hard, because you will never regret
learning English, trust me! You all have great teachers as well, so make
sure you learn as much as you can from them.
If anyone of you ever needs a friend to practice writing English correspondence,
you can write to me (or anyone of us!)!
Lastly, don't forget to have a lot of fun at Global Camp! (sorry I couldn't
come!)
Regards,
Izzati
Izzati さん、英語の勉強に関するアドバイス、ありがとうございます。
英語力を高めるべく、これからもがんばります。
SGH探究日誌 12月4日
【本日の内容】
1年生の探究では、今回も宮崎大学から10名の留学をゲストとしてお迎えしました。今回のテーマは「コラボ弁当(その2)」。今回は、グローバルキャンプ本番の「国連弁当」で担当する国の立場から料理を提案しました。ほとんどの生徒が担当国の料理を食べたことがなく、どのチームも料理の具体的な説明に悪戦苦闘していました。しかし、どのチームも個性あふれるアイディアを出す事ができました。イギリスの「Stargazy
Pie」とベトナム「バンメイ」のコラボには、一同驚嘆していました。
【感想】
今回は担当するのも外国、コラボするのも外国、という異文化のみに囲まれた50分でした。前回に比べて伝えることが難しい中、2つの文化を客観的視点から眺め、考えることができていたと思います。もちろん、宗教・文化といった違いはありますが、このような体験を通し、この壁を乗り越える難しさが理解できたのではないかと思います。グローバルキャンプでは、難民問題についてのディベートも行われます。高校生の立場から真剣に向き合っていきたいです。
橋本康平
宮崎大学留学生のみなさん、いつもご協力ありがとうございます。次回12月11日にまたお会いできるのを楽しみにしています。
←イタリアのラザーニャにマレーシアのチキンカレーをはさんで、バナナの皮で包む。
おいしそうです。
←マレーシアの「ナシアヤン」入りタコス
SGH探究日誌 11月20日
【本日の内容】
1年生の探究では、宮崎大学の留学生9人と本校ALTをゲストに、第2回目となるグローバルキャンプへのミーティングが行われました。今回のテーマは「コラボ弁当(その1)」。12月17・18日に行われるグローバルキャンプで行うミニ模擬国連会議「国連弁当」に向けて、まずは2カ国間で弁当を企画してみようというものです。それぞれのグループに留学生一人をお迎えし、留学生の国と日本がコラボしてどんな弁当(料理)を作るか、ディスカッションしました。どのグループも英語での会話の中で、次々と発想をふくらませ、中には「チキン南蛮ワッフル」など独創的なアイディアも飛び出しました。 また、留学生は私たちが進めている課題研究に関する質問にも丁寧に答えてくれました。
【感想】
今回は留学生をお迎えするのが2回目ということもあり、積極的に意見を出す姿が見られました。普段の英語の授業に加えて、外国人と英語で会話ができるという最高の環境の中、英語力だけでなく「グローバル人」としての積極性や思考力等もだんだんみについてきたという実感があります。弁当に関しても、自分たちで考えるだけでなく、英語を通して外国人と対話することで、新たな発想が生まれてきました。コミュニケーション能力の本質は、「伝える」ことではなく、「共に考える」ことにあるのかもしれない、と感じた50分間でした。グローバルキャンプへの残り1ヶ月弱で、さらに多角的な視野を身につけていきたいと思います。
記録者:橋本康平
宮崎大学留学生の皆さん、いつもご協力ありがとうございます。
英語を駆使して、短時間でコラボ弁当を企画。
モンゴルとコラボしたらどんな弁当ができるだろう…。
英語で即興のプレゼンテーション「日本×マレーシア弁当」。
「ココナッツライスのおはぎ」がおいしそう。
ケニアのチャパティ×広島風お好み焼き。
ベトナムのフォーを日本風にアレンジすると、かつおだしベース+宮崎牛のトッピングになりました。
高雄高級中學(台湾)との交流会
Interaction with Kaohsiung Municipal Kaohsiung Senior
High School
みなさんこんにちは。SGH生徒推進部です。
9月18日(金)の5,6,7限目に台湾の高雄高級中學との交流が行われました。
開会式で両校の校長のあいさつの後、1年J級の皆さんによる合唱の歓迎と、高級中學の生徒の皆さんによる自国のプレゼンテーション、合唱がありました。プレゼンテーションは、日本語や英語を積極的に使ってくれてとても分かりやすいものでした。また、歌は生徒全員で作ったものだそうです。
その後、SGH生徒推進部の落合君、長嶋さんが自国と大宮高校の紹介プレゼンテーションを行いました。
次に、大宮高校に交換留学生としてきているチャンエン・リンさんのトークショーがありました。とてもおもしろかった(台湾語だったので私たちは分からなかったのですが、高雄高級中學の皆さんは笑っていました)です。
その後校内ツアーやグループディスカッションを行い、交流を深めました。
Oxford大学院生&外国人留学生との交流②
Interaction with Oxford Graduate Students and Overseas Students Studying
at Tokyo University ②
こんにちは、SGH生徒推進部です。
先日のブログの更新に引き続き、今回は2日目、7月25日の交流について報告します。
1日目は、Oxford大学院生4人と交流しましたが、2日目は外国人東大留学生でインド出身のビパーシャ(Bipasha Kaur Chatterjee)も合流し、5人と交流しました。なお、前回のブログで紹介し忘れましたが、Oxford大学院生の4人は、南アフリカ出身のニック(Nicolas
du Bois)、日本生まれですがイギリスとの2つの国籍を持つカイ(Kai Salisbury)、ポーランド出身のアガタ(Agata Kapturkie
wicz)、リトアニア出身のマルティーナ(Martina Aleksandraviciute)です。
2日目も1日目と同様に開講式から始まり、その後各々自己紹介と自国の課題をプレゼンしました。(内容は下記の通り)
・「ジェンダーギャップについて」
(SGH生徒推進部の1‐I高妻君、1‐J竹光さん)
・「自国での経済格差について」(ニック)
・「高齢化について」(カイ)
・「経済状況について」(アガタ)
・「自国民の自我構造について」(マルティーナとビパーシャ)
5人とも自国の課題を多角的な視点から考察していました。
昼食後は、各班に分かれ学校内とその周辺を散策しました。その後、学校に戻り、部活動見学をしました。見学したのはバスケットボール部、卓球部、テニス部、そして茶道部、歌留多部です。茶道部と歌留多部では実際に体験を行いました。
2日間という短い間でしたが、充実したものとなりました。
Oxford大学院生&外国人東大留学生との交流①
Interaction with Oxford Graduate Students and Overseas Students Studying
at Tokyo University①
こんにちは、SGH生徒推進部です。
7月24日(金)・25日(土)に本校でOxford大学院生&外国人東大留学生5名と交流しました。会話はほとんど英語で行いました。今回は1日目、24日の交流について報告します。
1日目はOxford大学院生4人との交流でした。
4人が来校してすぐ視聴覚室で交流ランチを行いました。交流ランチでは、1人の大学院生に対し、探究の班が1班ずつついて交流しました。自己紹介をしたり、探究のゼミ活動についてのアドバイスをもらったりしました。交流ランチをしてから、そのままの班で校内案内をしました。大学院生と各教室や体育館を回って視聴覚室に戻りました。
校内案内の後、文科情報科の2年生全員と1年生希望者の参加のもと、開講式が行われました。2年J級桒原幹治がオープニングスピーチをおこない、プログラムの内容を確認しました。
開講式のあとは、来校した4人がそれぞれOxford大学院で行っている研究の内容の発表とそれに関する質疑応答を行いました。来校した4人は、日本の外交や経済、政治、といった様々な分野について研究していて、私たちとは違った視点で物事を見ていました。
発表の後半では、質疑応答の際に、討論のようなやり取りがなされ、1つの事柄に対する多様な意見を共有することができました。
宮崎大学訪問③(7/22)
3rd Excursion to Miyazaki University (July 22)
こんにちは、SGH生徒推進部です。
7月22日(水)の5,6限目の時間に、本校文科情報科の2年生がグローバルゼミイシュー活動の一環として、宮崎大学を訪問しました。今回訪問したのは太陽光ゼミです。
【太陽光ゼミ】
私たちは、まず担当の工学教育研究部の西岡賢祐准教授に、太陽光発電についての簡単な講義を受け、その後、宮崎大学の学生さんがアメリカで実際に発表したプレゼンを見せていただきました。
また、西岡准教授から研究に使うシリコンウェハーやソーラーセル、透過率の計算のためのソフトを提供していただきました。
文科情報科2年生のグローバルゼミイシューでは、現在、研究計画書・企画書の作成 途中です。計画に従って、夏休みの期間を有効に使い本格的な調査・研究を進める予定 です。
宮崎大学訪問②(7/15)
2nd Excursion to Miyazaki University (July 15)
こんにちは、生徒推進部です。
先週に引き続き、7月15日(水)の5,6限目の時間に、本校文科情報科の2年生がグローバルイシューゼミ活動の一環として宮崎大学を訪問しました。今回、訪問したのは、教育社会ゼミ、国際協力ゼミ、時間機能性食品ゼミの3つです。
【教育社会ゼミ】
私たちのゼミでは、担当の産学・地域連携センターの山田裕司准教授にキャリア教育を中心とした講義をしていただきました。その後、各班ごとに研究の現状報告及び質疑応答を行いました。来週は山田准教授が本校に来校され、さまざまなアドバイスをしていただく予定です。
【国際協力ゼミ】
私たちのゼミでは、まず、国際連携センターの鹿野正雄准教授に、JICAや国際協力、在住外国人についてお話をしていただきました。その後、私たちの研究テーマやその内容などを発表し、研究における計画や今後の活動について、アドバイスをいただきました。
【時間機能性食品ゼミ】
私たちは、まず、農学部のさまざまな研究設備を見学させていただき、その後、担当である農学部の榊原啓之准教授に私たちの研究に対して具体的な意見や感想をいただきました。
私たちは、本校の掲げる自主自律の精神のもと、自由な発想で高校生らしい研究を行ってまいります。
残るゼミの太陽光ゼミは来週(7/22)、薬理学ゼミは担当の先生との都合がつき次第、宮崎大学を訪問する予定です。
宮崎大学訪問①(7/8)
1st Excursion to Miyazaki University ( July 8 )
こんにちは、SGH生徒推進部です。
7月8日(水)の5,6限目の時間に、本校文科情報科の2年生がグローバルイシュー ゼミ活動の一環として、研究を進める上でのアドバイスをもらいに宮崎大学を訪問しました。今回、宮崎大学に訪問したのは、経済ゼミ、精神医学ゼミ、環境技術ゼミの3つで す。
【経済ゼミ】
私たちは生徒による研究計画の発表のあと、担当である小山大介テニュアトラック准教授に「経済」についての大まかな講義をしていただきました。小山准教授はユーモアの溢れる方で、私たちの研究に対するアドバイスもいただきました。
【精神医学ゼミ】
まず担当の医学部精神科の石田康教授に各班のテーマの共通の要素である「ストレス」の講義を受けました。そのあと、各班による研究テーマとその内容の発表を行い、それに対する先生の感想やアドバイスをいただきました。
【環境技術ゼミ】
私たちのゼミは、まず担当の工学部環境応用化学科大榮薫先生の研究なさっていることについての講義を受け、そのあと、今後の研究に向けて大榮先生に質問したり、アドバイスをいただいたりしました。
今回の訪問で、私たちは、研究の方向性を定め、これから何をすべきかが明確になり、有意義な時間を過ごすことができました。
なお、上記3つ以外のゼミは後日訪問する予定です。
エディー=ジョーンズ氏 来たる!
~SGH&ピアサポート指定記念講演会~(6/24)
こんにちはSGH生徒推進部です。
6月24日(水)7限目のLHRの時間に、ラグビー日本代表ヘッドコーチのエディー=ジョーンズ氏が本校のSGH&ピアサポート指定を記念して、講演をしてくださいました。演題は「JAPAN WAY チームビルディング&リーダーシップ」でした。
講演の中でエディー氏は、「リーダーとは、他人の能力を最大限引き出すことができる人間であり、そのような人材が求められている」ことや、「様々な課題の解決のために、また、個々の能力を高めるために、各々が常に目的意識をもって取り組む姿勢が重要である。」とおっしゃいました。
私たちは、これからの日本、また世界を担っていく者として、エディー氏がおっしゃるようなリーダーシップや、課題解決力などを、一つ一つの活動に目的意識をもって臨むことで、今、高校生の段階から身につけていきたいと思います。
講演の最後に記念品交換として、エディー氏からサイン入りの日本代表ユニフォームをいただきました。本校からは「羲」の文字を彫った飫肥杉の置物を贈りました。
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(SGH生徒推進部代表の落合匠郎君(2J)、藤本詠大君(2I)とエディー氏)
忙しいスケジュールの中、貴重な講演をありがとうございました。
SGH生徒推進部(執行部)が発足しました!(6/1)
1、2年生の文科情報科のクラスに呼びかけて募集をした「SGH生徒推進部(執行部)」が先日、発足しました。新しい取り組みに意欲あふれた1年生2名、2年生9名の計11名が立候補してくれました。
以下の3名を生徒執行部のまとめ役とし、残りのメンバーを2班に分けて組織化しました。今後の「探究」やSGH関連の活動において、運営や「SGHブログ」の広報活動などに、機動的に活躍できるような体制を目指します。
◎執行部長 | 落合 匠郎(2J) |
副部長 | 長嶋 留生(2I) |
副部長 | 桒原 幹治(2J) |
Aチーム | Bチーム |
◎長嶋 留生(2I) | ◎桒原 幹治(2J) |
豊島 奈央(2J) | 松永 尭(2I) |
竹光 詩歌(1J) | 髙妻 勇希(1I) |
原 茉莉菜(2I) | 西井 瑛亮(2J) |
藤本 詠大(2I) | 落合 瑠美(2I) |
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