西門川小学校と西門川中学校は、平成17年度より3カ年の指定を受け、小中連携推進事業に取り組みました。「知」・「徳」・「体」の調和のとれた児童・生徒の育成を目指して、研究を進めています。小中学校の職員が「読み・書き・コミュニケーション・計算技能」、「こころ育成」、「体力向上」の3つの研究班に別れ、研究を進めて行きながら西門川ならではの教育を築いています。
1 研究主題及び副題
「いきいきと学び、やさしさ、たくましさをもつ児童生徒の育成」
〜小規模校の特性を活かした小中連携を小中連携を通して〜
2 研究の概要
(1) 「滑らかな小中のつながり」のための取組
○ 系統表の作成
○ 中学校教師による小学校での授業
○ 小6と中1の異年齢交流授業
○ 小6と中1の卒業式への相互臨席
○ 基本的生活習慣確立のための
「西門中生の八ヶ条」と「西門小のよい子」の制定
○ 小中連携に関わるアンケートの実施(小・中教職員)
○ 定期的な相互参観
(2) 「読み・書き・コミュニケーション・計算技能」班の取組
○ 漢字力・計算力育成トレーニング
○ 家庭学習の充実
○ 読書活動の推進
「23(にさん)が60(ろくまる)読書運動」
○ 各種検定試験の奨励
(3) 「こころ育成」班の取組
○ 地域を愛する豊かな心を育てる活動
○ よりよい人間関係や規範意識を育てる活動
○ 「徳」に関する到達目標の指標の見直し
(4) 「体力向上」班んも取組
○ 運動が毎日できる環境作り
○ 体力向上の要素を含む準備運動
○ 定期的な体力測定
○ 食育及び健康・安全についての指導
○ 「体」に関する到達目標の指標の見直し
(5) 家庭・地域との連携
○ 外部評価等を活用した学校評価
○ 「西門川の教育を語る会」の開催
○ PTA準会員さんへの心配り