平成25年度経営方針・努力目標

延岡青朋高等学校長


1 教育目標
 日本国憲法、教育基本法の精神に則り、宮崎県教育基本方針及び宮崎県人権教育基本方針に基づいて、生徒一人ひとりの個性を生かす教育の充実に努めながら、郷土並びに社会に貢献できる心身とともに健全で心豊かな生徒を育成する。

2 校 訓
 「自主自立・友愛協調・規律責任」

3 今年度経営の基本方針

 生徒が将来、社会人・職業人として社会で自立するために必要な基礎学力の確実な定着と社会性の育成に努める。その際、生徒の自尊感情を大事にしながら指導を行い、その指導の結果、生徒がどう変容したかを重視し、指導の工夫・改善に取り組む。

 働きながら学ぶ生徒や、様々な動機を持って本校に在籍する生徒に、定時制課程・通信制課程の特色や単位制の特色を理解させ、本校で学ぶことの意義を考えさせることが重要である。また、授業や学校行事を通して、学校生活の楽しさを気付かせ、生徒に自信と誇りを持たせたい。そのためにも、教職員が一体となり生徒理解を深め、生徒個々の特性や良さを見いだし励ますことが大切である。
 学校生活の中で、分かる授業を体験し学力を高めていくことや、信頼できる仲間が学校内に存在していることは、生徒の本校への帰属意識を高め、本校で学校生活をおくることの安心感や満足感を高めることにもなる。一人ひとりの生徒の個性を認めながら、集団や社会生活でのマナーや規律等も遵守できる生徒、思いやりのある優しい生徒、内外の厳しい環境の中にあってもたくましく「生き抜く力」を身に付けた生徒の育成に努め、生徒一人ひとりの学びを支援し、生徒が主役の学校づくりに務めたい。

重点目標 1  

(1)学力向上
 @組織力の強化(学力向上へ向けての各部・学年・教科会の機能の向上)
 A生徒の実態をふまえた指導方法、教材等の開発
     (達成感の得られる授業、学習へのモチベーションの高まる授業)
 B授業力の向上(授業研究、授業評価)
 C基礎学力の定着
 D読書の推進(感性、語彙力、思考力)

重点目標 2

(2)社会性の育成
 @基本的な生活習慣の確立
  1)積極的生徒指導の推進(自己肯定感の醸成)
  2)全職員による一貫した指導(ルールやマナー、挨拶)
  3)常時指導の充実

 Aコミュニケーション能力の育成
  1)聴く態度の育成
  2)自己表現能力の育成(話す力、書く力)
  3)就職、進学での面接技能の向上
  4)プレゼンテーション力の育成

 B思いやりや人権意識の涵養
  1)自己肯定感の育成
  2)感性を育む取組の充実(環境美化、芸術鑑賞、体験活動)
  3)ルールやマナーを遵守する態度の育成(生徒会と連携した取組)
  4)学校行事等を通しての仲間作り
  5)人権教育の充実
    (人権感覚の醸成、体罰・いじめを許さない文化の形成、人権・同和教育研修)

重点目標 3

(3)進路指導の充実
  @キャリア教育の充実
  A進路意識の高揚(志を育む進路指導)
  B資格・検定取得の推進

重点目標 4

(4)危機管理の確立
  @平常時の危機管理の徹底と外部機関や行政との連携
    (防災への対応、個人情報の管理、リスクの洗い出し)
  Aホウレンソウの徹底(初期対応が最も重要)
  Bコンプライアンスの徹底
  C教職員の心身の健康管理