所在地 南那珂郡南郷町
本港は,宮崎県の南郷町にあり潟上川の河口に位置し,港の奥行きが深く,周囲は山で囲まれているため,港内は波静かであり台風時には,船舶の避難港として多く利用されている天然の良港である。
本港周辺の海岸は,やや砂浜に乏しく岩岸を形成しており,そのため奇岩(きがん)景勝(けいしょう)の地が多い。
また,本港は古くから海上輸送の拠点として所存(しょざい)し,多くの物資の運送が行われたが,第6次港湾整備5ヶ年計画により,昭和56年から改修事業に着手し,現在,第8次計画に従って事業継続中である。
さらに,近年日南海岸を中心としたリゾート構想により,本港周辺の南郷ゾーン地域開発が一部民間資金導入により,行われることが決定している。
外浦港では,贄波(にえなみ)地区を中心に,背後の南郷町の活性化をかねたコースタルリゾート計画が行われ,マリーナ整備等の構想ができている。