西キの米作りについて知ろう
バケツ稲づくりに挑戦!
   

5月13日 【種もみを水につける。】

種もみを5日間水につけて、水を吸わせ、発芽の準備をしました。

 

5月17日 【緑化】

初めに、プラスチックコップに排水のための穴を開け、底1cmに床土を入れました。次に、土に水を十分にかけ、種もみを5つまき、土を1cmほどかぶせました。最後に、コップを段ボールに入れ、ガムテープで密閉し、暗いところに、3日3晩置き、緑化をしました。

☆児童の感想

 種もみから白い根が出ていました。種もみがどのように成長するのか、とても気になりました。
 
   

5月20日 【緑化後の観察】

 段ボールから種をまいたコップを取り出し、観察をしました。小さい芽が出ていました。

 

 

5月24日 【緑化後5日目】

 苗がぐんと成長し、長いものは、約9cmありました。

☆ 
児童の感想

段ボールを開けた時は、とても短く、小さくてかわいかったけど、今日は大きく成長していました。

 
     

6月17日 【代かき】

代かきと田植えの作業をしました。初めに、学習の流れを確認し、作業に取りかかりました。

重い土を3人で協力して運びました。

6月17日 【代かき】
 バケツの上から5cmまでの高さまで、土を入れました。そして、肥料を入れました。

☆ 児童の感想

 友達と協力して、バケツに土を入れました。バケツがとても重くなりました。
   
     

6月17日 【代かき】

 土が入ったバケツに水を入れ、土が柔らかくなるまで混ぜて、平にしました。

☆ 児童の感想

全体の土が柔らかくなるまで混ぜるのは、とても大変でした。農家の方の苦労が分かりました。土の感触も気持ちよかったです。

 

6月17日 【田植え】

 コップで育てた苗をバケツに植えました。5本の苗を倒れないようにしっかりと植えます。そして、水をバケツいっぱい入れます。

☆ 児童の感想

 田植えでは、苗が倒れないように植えることを気を付けました。これから、愛情をたくさん与えて、みんなが笑顔になるくらいのおいしいお米に育てていきたいです。 
   
     

7月 【水の管理】

 分げつが始まってから、終わるまでの間は、生長が盛んなので、水がたくさん必要です。また、日中、気温が上がり、水温が高くなります。そこで、グループ毎に当番を決め、毎日水の管理をしました。

7月15日〜19日 【中干し】

 中干しは、土の中の有害なガスを抜き、空気中の酸素を土の中に取り入れます。こうすることにより、稲の根の活力が高まり、丈夫になります。

  中干しをするときは、 乾きすぎに注意! 根が乾いてしまうと 枯れる原因になる そうです。
 
児童の感想
中干しをしました。丈夫な根になってほしいです。台風が近づいて来たので、バケツを屋根がある場所に移動させました。休み明けに学校に行くと、また大きくなっていました。
      

7・8月 【かかし作り】

大事な稲を鳥から守ろうとかかし作りをすることになりました。インターネットで、かかしの作り方を調べてきた児童がみんなに作り方を紹介し、材料を集めました。

 

『かかしの作り方』

 1 骨組みを作る。

木材を十字に合わせて、釘とひもで固定する。

 2 頭・顔を作る。

新聞紙や布で肉付けを行う。

3 体を作る。

 新聞紙や布で肉付けをして、洋服を着せる。

4 ビニールを被せて保護する。

 

子どもたちが試行錯誤しながら、アンパンマンかかしを完成させました。協力しながら、稲の側に設置しました。
   
   
   

児童の感想

 鳥から稲を守るために、かかしを作りました。みんなで協力して作ったので、楽しかったです。

   
8月 【稲の生長】
 稲は、出穂と開花がほぼ同時に行わるそうで、花の穂の先から咲き始め、7日くらいで全て開き終わるそうです。
 花は、朝9時頃からほんの数時間しか咲かないので、見逃さないように観察することがポイントです。
     8月 【害虫対策】

 夏休みに害虫が発生しました。害虫から稲を守るために、虫の嫌がる酢を薄めて、噴射しました。



児童の感想
 夏休みの間に、稲が大きく生長していました。たくさん穂が出ていてこれが米になるのだなと思いました。 
 
9月21日【稲刈り】

  稲が立派に育ち、稲刈りをしました。かまの使い方を確認し、刈りました。その後、掛け干しをしました。

児童の感想

 稲刈りをしました。まだ、小さかった稲があんなに生長してびっくりしました。生長した稲を刈るときに、わたしは緊張しながら「さびいしいな」と思っていました。だけど、あんなに生長したのでとてもうれしくなりました。米がたくさんとれるとうれしいです。

 バケツが倒れるほどの大きさになっていました。太く、長く、たくましくなっていました。枯れたり、病気にかかったりしないで良かったと思いました。自分たちの育てた米を食べるのが楽しみです。
   
 
    10月 【脱穀・もみすり・精米】

 自分たちの手で脱穀をし、ボールを使ってもみすりをしました。そして、棒でついて精米しました。根気が必要な作業です。

 児童の感想

 もみすりでは、ボールでゆっくり上の方まですりあげました。なんとか、20粒位を玄米にすることができました。その後、棒でつきましたが、なかなか白米にはなりませんでした。昔の人の大変さがよく分かりました。
【炊飯】

 米が約1升収穫できました。家庭科の学習と関連させ、御飯を炊きました。子どもたちは、これまで大切に育ててきた米を調理するので、喜びや達成感にあふれた笑顔でした。


児童の感想

 自分たちがつくった米を調理しました。ガラスの鍋に米を入れると、中の様子が見られるようになっていました。沸騰したとき、あわがいっぱい鍋の中から出てきました。そして、自分たちがつくった米をとうとう食べられるようになりました。頑張って作った米は、とてもおいしかったです。また、こんな体験ができたらいいなと思いました。


 わたしたちは、これまで育ててきた米を食べることになりました。わたしは、とても楽しみでした。米を炊いたときに、もちのような香りがしておいしそうでした。御飯ができあがり、みんなで食べました。ふっくらしてもちもちでした。

 
 
  11月 【学習したことをまとめよう@】
       〜まとめ方を知ろう〜


 稲作りで体験したことをまとめる学習を始めました。初めに、まとめ方を学びました。
 
 1 テーマ
 2 調べようと思った理由
 3 調べる方法
 4 調べて分かったこと
 5 考察
 
 次に、パソコンでまとめる方法を学びました。文字の大きさや色の選び方、絵・写真の挿入の仕方などを知り、実際に練習をしました。最初は、難しそうでしたが、友達と声を掛け合いながら、次々と技術を身に付けていました。


児童の感想

 今日は、まとめ方の学習をしました。文字の打ち方は知っていましたが、写真の貼り付け方は知りませんでした。先生がしているのを見ている、難しそうだと思いました。しかし、やってみるととても簡単でした。ぼくは、パソコンを使って発表したいです。ぼくは、心の中で、「これで、パソコンマスターになったぞ。」と思っています。


 発表の方を学習しました。昨年の5年生の発表の様子を見ると、楽しそうに発表していました。模造紙にまとめたり、ペープサートなどでまとめたりしていました。私は、紙芝居を選びました。どんな発表をしようか今後が楽しみです。