目 的 |
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期 日 | 令和2年7月20日(月) 9:00〜17:00 |
場 所 | 株式会社共立電機製作所 / 宮崎日機装株式会社 / JAフーズ / 株式会社ウイント |
参加者 | 生徒 : 1年フロンティア科(84名) 引率 : 正担任(2名)、副担任(2名)、フロンティア科主任 計89名 |
日 程 |
時間帯 | 内容 | |
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08:10 | 学校出発 | |
09:00〜10:20 | 企業視察 | 株式会社共立電機製作所(1H) 宮崎日機装株式会社(1I) |
10:30〜12:00 | 株式会社共立電機製作所(1I) 宮崎日機装株式会社(1H) |
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12:00〜13:30 | 移動、昼食 | |
13:30〜15:30 | 企業視察 | JAフーズ(1H)【14:00〜】 株式会社ウイント(1I)【13:30〜】 ※ウイントに関しては途中移動して2カ所 行くことになります |
16:00〜 | 企業出発 | |
17:00 | 学校到着 |
私が一番心に残っていることは、トンネルの照明は、昼と夜で光の明るさが変わっているということです。 確かに夜に通るトンネルは昼に通るトンネルに比べ明るいなと感じることはありますが、光の明るさを変えているということは今回初めて知りました。 会社の中で街灯の試験を行うことができるのもすごいなと思いました。身体障がい者の方も働くことができる点もいいなと思いました。 また、水光栽培はこれから普及していきそうだなと思いました。台風や大雨などの災害の影響も受けず、水とLED(植物育成照明)さえあれば栽培することができるからです。 虫害も受けにくいため、大きなものを栽培するとき以外は、いい方法だと思います。 そして、野球場やゴルフ場、テニスコートや、フローランテ宮崎、市役所など私たちが普段何気に訪れている場所も様々な共立電照の照明が使われていることに改めて気づきました。 私は工場を少し見学しただけでも汗ばんでしまいました。そのため、毎日私たちが使っている照明もたくさんの方々が携わっていることを頭に入れて生活していきたいと思います。
私が今回の研修で最も驚いたのは、日機装が展開する事業の多さである。 私の従叔父が宮崎日機装に勤めていることもあり、日機装は航空機の部品を製造している企業であることは知っていたが、その他にも医療部門、工業部門の事業も行っていることは知らず、 また、それぞれの部門でトップを走る存在であるということに驚きを隠せない。 何よりすごいのは日機装の社長の発想力である「物流がなく企業数の少ない宮崎県には就職を希望するすばらしい人材がたくさんいるという」というまさに逆転の発想である。 「宮崎観光の父」である岩切彰太郎と同様いかにマイナス点をプラスに捉えることができるかが重要なのだと思った。私が宮崎日機装の製品で一番興味を持ったのは「クライオケニックポンプ」である。 このポンプを製造できるのが日機装を含めて世界で2社しかいないのはもちろん、このポンプを使用することで液化天然ガスの貯蔵効率がとてもよくなるため環境にも優しいという話を聞いて、 日機装が世界のトップを走り続けていられる理由を実感した。また、日機装だからできる取り組みだなと思った。 その他にも深紫外線LEDやエンジンの逆噴射、キャンドモータポンプ、人工透析装置など興味深い話をたくさん聞くことが、日機装の製品は私たちの知らないところで生活を支えてくれているのだなと思った。
今回の視察で、宮崎が「農業大国」とよばれる理由が分かりました。初めて知ったことの1つとしてオクラは今まで1本、2本、・・・と数えるものと思っていましたが、1ホール、2ホール、・・・ と数えることでした。 JAフーズでは冷凍野菜・カット野菜の製造販売を行っており、すべて自社農場経営による野菜であることに驚きました。冷凍野菜のほうれんそうの旬は冬ですが、保存技術を生かして年間通して販売することを可能にし、風味や色合いが落ちないままの状態なので全国にリピーターが多くいます。 カット野菜は1日にたくさん作りますが、消費は3日以内にしないといけないのでとても大変です。50%はコンビニ、生協、量販店に、40%は業務メーカー、加工メーカーに、その他10%は給食や通販に届けられます。そのおかげもあって冷凍ほうれんそうの7割は宮崎県産だそうです。 カット野菜の機械は24時間ずっと動き続けているとのことでした。 また、宮崎においても最先端技術を用いたスマート農業を行っているところがあることを知りました。人口不足・簡単便利、国産回帰、消費二極化などの変化にあわせながら安心で安全な商品づくりに取り組まれていることも分かりました。
いまだ世の中にないものを1からつくることはとても素晴らしく、驚きと感動ばかりだった。お客様から要望されたものを設計して製造するのはとても難しいことだと感じた。 設計は、材料や作り方から自分たちで決めなくてはならない。いろいろな方法を考えて1番いいものをお客様に届けるため、プログラミングを行う人はさまざまな視点を持っていると思った。 製造する際も削る作業以外はすべて手作業で行われていた。機械で流れながらできると思っていたため、シャープペンシルの芯のケースを1つ1つ作っているのを見てとても驚いた。 技術者の方々は真剣な目で温度調整や磨きの作業をしており、私にない集中力と忍耐力を見てとても尊敬したし、プロの凄さを感じた。車もとてもかっこよかった。 見た目重視の製品で、いかに本物っぽく見せるかにこだわっており、実物大のプラモデルは限りないアイデアから生み出されたものだと思った。人間の発想を人間の手によって実物にする技術は興味深いと思う。 働く技術者を見て、社会で求められる力はこういうことだと気づいた。あの姿は私の心を動かした。私もあんな風になりたい。