油津港

県南の物資拠点 のぞまれる外貿ふ頭の早期完成


所在地 日南市


 油津港は古くから天然の良港として知られ,江戸時代飫肥藩が3年の歳月をかけて開削(かいさく)した堀川運河の開通によって港としての機能が急速に高まり,以来,商港・漁港として栄えており,重要な港となっている。昭和27年には重要港湾に指定され,さらに昭和30年には港湾計画を策定し施設整備を進めてきている。しかし近年船舶の大型化に伴い,それに対応できる施設整備の要請のため,昭和63年に計画の一部を変更して整備を進めており早期完成が望まれる。
 また貨物量の増大や船舶の大型化に対応した物流機能の充実,観光船によるクルージング需要の増大への対応,にぎわいと憩い(いこい)のある豊かな親水空間の創造等多様な要請に対処するため,平成6年3月に概ね平成17年を目標年次として港湾計画の改訂を行った。

 日南市は,木材と紙パルプの町。油津港は背後に王子製紙(株式会社)日南工場をひかえ,そこで扱う原料や製品の取扱貨物が多い。また,船舶用材料として弁甲材が有名であり輸出されている。




油津港の歴史 

 昭和14年5月

 東防波堤(当時は,外防波堤)と−3m物揚場が施工中である。

昭和40年頃 


油津港全景



油津津港あれこれ


 現在,外貿のふ頭建設のため係留施設の整備を進めてきているが,地盤が悪いことからサンドコンパクションパイル工法を採用している。

 昭和58年の軽易な変更では港湾発生交通の円滑な処理および背後交通網との有機的な結合をはかるため,臨港道路を計画し,平成元年12月開通した。


油津港湾計画


 外 貿    80万トン 
 内 貿   210万トン 
 合 計   290万トン 
昭和30年2月 長期計画決定
昭和50年3月 一部変更
 汚泥浚渫計画(追加)
 用地造成および土地利用計画(追加)
昭和51年11月 計画改訂
昭和58年3月 軽易な変更
 小型船だまり計画(追加)
 臨港交通施設計画(追加)
昭和63年11月 一部変更
平成6年3月 計画改訂