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教師用手引き
小学校社会科における活用案
【小学校社会科における活用案】
「わたしたちの生活と食料生産 第5学年」
における活用について
〜基本的な考え方〜
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社会科「わたしたちの生活と食料生産 第5学年」における「ひむか学」ホームページの活用例を示すものである。
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単元目標に付加して、「ひむか学」のねらいを位置付ける。
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下記は「太陽がいっぱいみやざき」から「海、山、川、天と大地の恵み」の中のデータバンクの活用として平野部の例を示したが、各学校の実態に応じて構成しなおして、山間部や海岸部でも使えるものとして示している。
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自然を生かした食料生産に関連して、「ひむか学」ホームページで調査・体験を中心に提供しているものである。
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野菜づくりの例として、西都市のピーマン等を示したが、これをもとに各地域の素材を活用する。
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各学校で地域情報を共有する取組を進める。
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学習の流れは、【生きる力を育む学習指導指導事例集(小学校編)ー第4章『地域の教育資源や学習環境を活用した指導』平成14年3月宮崎県教育委員会】による。
▼学習の流れ▼
1.オリエンテーション
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地域の特性を出し合い、「わたしたちの生活と食料生産」について学習の見通しをもつ
2.野菜づくりのさかんな平野部
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地域の特産物について調べる。
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生産農家に行き、体験的に学習を深める。
3.米の生産とわたしたち
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米づくりについて調べる。
4.他の地域の食料生産とわたしたち
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他の地域の食料生産の様子を調べる。
5.これからの食料生産
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これからの食料生産について、食料品の問題点も含めてわたしたちの生活との結び付きについて話し合い、興味をもったことをさらに調べ、発表し合う。
▼「ひむか学」ホームページの活用例▼
「宮崎の野菜・米・茶」
ページ
活用とねらい
全ページ
・
ホームページ全体を概観し、温暖な気候に恵まれた宮崎県は、野菜や米、茶などの生産がさかんであることに気づかせ、宮崎の特産物について興味関心をもつ。
生産量日本一の
ピーマン
・
全国一の収穫量をもつピーマン、宮崎県が全国に誇れるものとして、そのブランド性、それに伴う先人の知恵や努力を知り、郷土愛や郷土への誇りをはぐくむ。
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ピーマンの他に、地域によって、きゅうり、かんしょ、大根、茶のページも活用できる。
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生産者の話等を活用する。
もっとくわしく
知りたい人は
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体験施設の情報を活用する。
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調査活動や見学、体験活動のためのリンク集を活用する。
日本一早い!
お米
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日本一早い新米として大都市へ出荷される「超早場米(コシヒカリ)」の開発など、先人の知恵と努力をもっと調べようとする意欲をもつ。
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生産者の話を活用し、地域情報を共有する取組を進める。
「宮崎の野菜・米・茶」
きゅうり、かんしょ、大根、お茶
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きゅうり、かんしょ、大根、茶の生産についてそのブランド性を知り、それに伴う先人の知恵や努力を知る。
「山の産物」
全国に誇る宮崎のしいたけ
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宮崎県には諸塚村や椎葉村を中心に全国に誇るしいたけがあることや先人の知恵や努力について知る。
「海の産物」
全体
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マグロ、カツオ、ブリ(養殖)について生産量や代表的な料理について取り上げ、串間市、日南市、南郷町、北浦町、延岡市など、海岸地域の特産物について関心をもつ。
漁業に携わる人の話
・
漁業に携わる人の話も掲載している。郷土に貢献することの意義を知る。
「宮崎の果物・花」
果物のページ
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温暖な気候に恵まれた宮崎県は、果物の生産がさかんであることやそれに携わる人々の知恵や工夫を知り、宮崎の果物について興味関心をもつ。
「川の産物」
全体
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あゆ、うなぎについて生産量や代表的な料理について知り、川の恵みについて関心をもつ。
まとめ
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郷土の未来やこれからの社会や生活を考えることをとおして、自分に対する自信や誇り、将来への夢や希望をはぐくむ。
・
もっとくわしく調べてみようという意欲をもつ。
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