
小学校の2年生になったころから、毎朝学校に行く前に往復7kmの材木置き場までお使いに行きました。
また、日曜日には木材の買いつけのために40kmの山道を歩いたりしました。おかげで、ずいぶんと足がきたえられたようです。
また、中学生になって「オリンピックの選手になりたい」と思うようになってからは、家から学校まで6kmの道のりを、毎日走って通い続けました。
■陸上競技を始めた理由 |
中学生の時、ロードレースに出場していきなり優勝。そのとき先生に「がんばればオリンピック選手になれるぞ」といわれたのがきっかけで陸上をはじめました。
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村社さんが陸上競技に取り組むために大学へ進んだのは27歳の時でした。ふつうの人よりもずいぶんおそい進学です。何度も壁(かべ)にぶち当たり「自分はだめだ」と思った時期もあったのです。だけど、走ることが大好きでした。
雨あがりのグランド。
そこで練習すると、まっさらな土の上に
自分の足あとだけがきざまれていきます。
「自分の足あとがまっすぐな線になっていく…」
村社選手はそれがだいすきでした。 |
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