みやざきひむか学
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川のはたらきと人とのかかわり その1
 川の水はどうしてなくならないのでしょう。
 いったいどこからやってくるのでしょう。

 答えは上流にある森林です。
 森は降った雨をたくわえておく力があるのです。
 どこにたくわえておくのでしょう。
 それは、木の幹、枝や葉、根っこなどです。

 だから、森の木を切りすぎるとその力が弱くなり、雨が降るといっきに水がはきだされ、洪水(こうずい)になります。
 このように 、人間のためにも多くの生き物のためにもとても大切な川は、森林の働きによって支えられているのです。
 
写真 森に囲まれた川 上流
森に囲まれた川 上流

写真 平野を流れる川 下流
平野を流れる川 下流
 

 では、川のはたらきを考えてみましょう。
 川は、水とともに土や石ころを上流から下流まで運んできます。宮崎平野(へいや)も、扇状地(せんじょうち)のある都城盆地(ぼんち)も、三角州(さんかくす)のある延岡の平地も、川が長い年月をかけてつくってくれたのです。
 その平野や盆地に私たち人間は住みつき、家や工場をたてたり、農業をしたりして生活をしています。また、川やその川の流れ込む湖や海では漁業なども行われています。
 そんな私たちが生活する場所をつくってくれたのは、じつは川だったのです。
 平野(へいや)・盆地(ぼんち)〜平野は山などがなく平らで 広い土地、盆地はまわりを山で囲まれた広い土地のことです。
 

 
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