柱松Q&A
Q1 柱松の竹の先におおぎを付けるのは、なぜですか。
A1 いいつたえ。 太陽をあらわしている。太陽の恵みを人は受けて生きてい
   る。自然の恵みに対する感謝のお祭りが、市木柱松です。
Q2 岩折神社から火をもらうのは、なぜですか。
A2 昔の十五夜のお祭りでは、とても暗かったので灯明(とうみょう)を使っ
   ていた。灯明の火は神社からもらっていた。昔は、郡司部や石波地区でも
     柱松はあったが、藤地区の柱松だけがのこった。藤地区では、若宮様とい
     うお宮があり、そこから火をもらっていた。岩折神社から火をもらうの
     は、そのなごり。
Q3 柱を立てるのは、昼と夜とどちらが正しいのですか。
A3 正確な記録はないが、昔は、月明かりの中でやっていた。十五夜の月が
   のぼりはじめたとき立てはじめていた。
Q4 立てる・たおすほうこうがきまっているのは、なぜですか。
A4 東からたてて西にたおす。太陽が、東から出て、西にしずむから。
  
Q5 「松の下ささおどり」は、何ですか。
A5 柱松の前に子ども達がおどっていた。お母さん達はごちそう作り、お父
   さん達は柱松を立てるため。人間の感謝といのりの表現のためにおどった。
  
Q6 火を付けてなげるのは、なぜですか。
Q7 都井が大蛇で、市木がりゅうなのは、なぜですか。
Q8 柱をかりまたで上げるのは、なぜですか。
Q9 しい、竹、松を使うのは、なぜですか。 
Q11 女の人が参加できないのは、なぜですか。
Q10 火祭りが日本中にあるのは、なぜですか。
A6 拝火教・・・火を大切にするしゅう教がえいきょうしているのではないか。
  
A7 一番歴史が古いのは、中国。中国では、柱をりゅうと見なしてい たという
   説もある。雨がやむと、高畑山の低くなっているところ谷間)から、 きり
   が立ち上る様子がりゅうに見える。そういうこともあって、市木には、りゅ
   うが住んでいると考えられているため。  
A8 かりまたとは、雁(がん)の尾羽の形からそう呼ばれるようになりました。
   かりまたで、上げるのは、市木だけ。感謝して、わざわざかりまたで、あげ
     ていた。  
A9 昔から、松、竹、しいだった。松には、油があり、火力が強い。  
A10 火祭りは、中国からシルクロードを通っ伝わってきた。 
A11 女は、家庭のでの食事の準備をささえるから、やらない。 
Q12 松明を2つ持っている人がいたようですが、なぜですか。
A12 手松の数は、決まっていない。命がけなので、みんな自分の松明を最後まで
   ずっと使う。
 
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