
大正9年(1920)の7月3日、全国で初めての女性校長が誕生しました。宮崎市の古城小学校校長鳥原ツルで、しかも当時25歳の若さでした。
大正デモクラシーの中、平塚雷鳥や市川房枝といった人たちが女性解放運動を行っていた時期でしたが、女性の社会進出はごく少ないころでした。このできごとは大きく新聞でも報道され、全国的な話題となり、激励の手紙も続々と寄せられたそうです。 |

明治28年(1895) |
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宮崎市に生まれる |
大正元年(1912) |
17歳 |
宮崎高等女学校2年から、宮崎師範学校女子 部へ転校する |
大正6年(1917) |
22歳 |
宮崎師範学校を卒業し、木花小学校へ赴任 する
大淀小学校へ赴任する
宮崎師範学校付属小学校へ赴任する |
大正9年(1920) |
25歳 |
7月3日、初の女性小学校長として赤江村の 古城小学校へ赴任する |
大正11年(1922) |
27歳 |
旅順高等女学校へ赴任する |
昭和5年(1930) |
35歳 |
結婚して教育界から引退する |
昭和56年(1981) |
86歳 |
86歳で亡くなる |
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