みやざきひむか学
ホーム太陽がいっぱいみやざき海の産物ブリ
ブリ

写真 ブリ  ハマチ、ワラサ、ブリなど成長によって名前を変えることから「出世魚」と呼ばれます。昔から縁起のいい魚としてよろこばれます。
  冬場から初夏にかけて産卵するため、本県には冬から早春にかけて回遊し、定置網で漁獲されます。また、養殖もさかんに行われています。
  ブリは、タンパク質と脂質が多く、ビタミン類もA,B1,B2,D,Eなど豊富に含まれています。


ブリの養殖  
 
 ブリは、主に定置網による漁法がとられますが、宮崎では養殖での収穫量が多いようです。冬でも海水温が高いことや、ブリの稚魚が確保しやすいことなどから、内湾の多い県北部を中心に養殖業が順調に伸びてきました。


写真 ブリの養殖

ブリの収穫量

  近年、ブリ類の養殖では、沖合養殖による品質の向上が図られています。県内では、串間市、延岡市北浦町、延岡市を中心に水揚げされています。 

<漁種別収穫量>
  ブリ養殖 カンパチ養殖
収穫量(t) 10,524 1,391
全国順位 4位 4位

資料:農林水産省「令和2年漁業・養殖業生産統計」

ブリを食べてみよう

ブリの照り焼き 材料(4人分)
ブリ 4切れ
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
つけ合わせ 適量
写真 ブリの照り焼き


作り方
 1.しょうゆとみりんを混ぜ合わせ、その中にブリを20分つけ込みます。
 2.ブリの水気を軽くふき、金串を3本打ちます。
 3.盛りつけるときに上になる方から先に焼き、両面を九分どおりに焼きます。
 4.3に1のつけ汁を塗って乾かす。これを2〜3回くり返し、照りをつけます。

漁業に携わる人の話

写真 日南市漁業協同組合 あいぼし ひろしさん 漁業の喜びは、ねらった魚がたくさんとれることです。 そして、その魚を「おいしい」と言って食べてもらうことです。
 自然相手の仕事ですので、海が荒れると仕事ができません。いつも安全に魚をとることができるよう、十分に注意しなければなりません。 
 また、宮崎の美しくて豊かな資源を私たちに与えてくれる海を守るため、私たちの漁業協同組合でも、「漁民の森づくり活動推進事業」といって、山に多くの木を植樹しています。
  また、天然洗剤の使用をお願いし海の汚染を防いだり、魚の稚魚を放流したりしています。

 


■前へ
■沿岸延縄(はえなわ)日本一のマグロ
■近海一本釣りのカツオ
■海の産物トップページに戻る
■もっとくわしく知りたい人は(リンク集へ)