みやざきひむか学
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全国第3位の生産量   ウナギ   
写真 ウナギ料理 ウナギは、日本全国で見られ、川の上流から河口までどこでもすんでいます。
 夜に活動し、昼間は石などのかげにひそんでいます。卵をうむため海に向かう親魚は、体が大きくなり目も大きくなります。幼魚(ようぎょ)はシラスウナギと呼ばれます。

 ビタミンAの量やカロリー値は、魚のうちでは高い方で、とても栄養があります。夏バテ防止のために「土用丑(どよううし)の日」にウナギを食べる習慣がありますが、これは江戸時代ぐらいから始まったと言われています。
 
ウナギの一生
 ウナギは、冬場にシラスウナギとして、河口や沿岸にやってきて、河川や湖沼で育ち、やがて産卵のため海に向かうということ以外は解明されていない部分が多いなぞの魚です。そのため、人工ふ化して飼育するという技術がまだ開発されていないのです。
写真 シラスウナギ
シラスウナギ
 
ウナギの養殖

 宮崎では、昭和40年頃から宮崎市佐土原町(さどわらちょう)や新富町(しんとみちょう)などで養殖がさかんに行われるようになりました。
 冬に一ツ瀬川(ひとつせがわ)や大淀川(おおよどがわ)・小丸川(おまるがわ)などの河口でとれたシラスウナギをビニルハウスであたためた池に入れて育て始めます。大きく早く育てるために、水温は30〜33℃にしてあります。だいたい約1年間で出荷できるようになります。(早いもので半年後に出荷できる。)
 近ごろは、外国の安いウナギも売られていますが、味がよく安全性にも十分気をつけている宮崎産のウナギは、県外でも評判です。

写真 出荷のようす
出荷のようす
写真 養殖池    写真 養殖池
 ウナギの養殖池は夏でもビニールがかけてあり、水温が一定に保たれています。

 
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