みやざきひむか学
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栽培の始まり

栽培のはじまり

ナタ目法ってなに

 昔の人たちは、枯れた木にしいたけの胞子がつき、自然に発生したしいたけを見つけ、それを食糧として利用していました。おそらくこの時代にはとても貴重なものであったに違いありません。そして、乾燥することによって保存することもでき、また海から遠く離れた山間部では、料理のだしにも使えて、貴重な食品であったのです。

 山で仕事をしている人々は、自分の仕事場の近くで自然発生しているしいたけを探し求めて食べていたのです。そんな生活が続くうちに、この人々はしいたけについていろいろなことを知り、いろいろなことを覚えました。

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(1) しいたけが発生しているのはすべて枯れ木であって、生立木には決して生えないことを知りました。
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(2) 同じ枯れ木であってもなにかの弾みで傷ついた伐採木から多くのしいたけが発生しているのに気づきました。
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(3) 原木にナタでわざと傷をつけて、そこにしいたけの胞子が付くのを待つという方法を考えたのです。
これが「ナタ目」栽培で、しいたけ栽培のはじまりといわれているのです。

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しいたけの栽培(その1)
しいたけの栽培(その3)
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