みやざきひむか学
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さいとばる古墳群
 宮崎県内で一番大きな古墳は、西都市の「西都原古墳群」の中にある「女狭穂塚(めさほづか)」で、九州でも一番大きく、長さ176m、高さ15mあります。
 このことは、隣にある「男狭穂塚(おさほづか)」とともに、当時これだけの工事を命令できた、大きな力を持った豪族がこの地にいたことを教えてくれます。
写真 空から見たさいとばる古墳群   イメージ 古墳の広がり
 
古墳をながめてみよう さいとばる古墳群
 

 西都原古墳群は、西都市中心街の北西〜西に広がる古墳群です。前方後円墳31基、円墳279基、方墳1基のほか、地下式横穴墓10基、横穴墓13基が今日までに確認されています。
 ただし、それだけの数の古墳が一度に造られたわけではありません。4世紀から7世紀前半までの間、同じ地区に築かれてきた結果なのです。
 それでは、古いほうから特徴的な古墳を見ていくことにしましょう。古墳の移り変わりを知る手がかりとなるでしょう。

 
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  1. 13号墳
  2. 169号墳
  3. 171号墳
  4. 鬼の窟(おにのいわや)古墳(206号墳)
  5. 酒元ノ上横穴墓群
 
古墳のかたち
 

 丸い形の円墳、四角い形の方墳、丸と四角を合わせた前方後円墳などがあります。
 大阪府の大仙(だいせん)古墳(仁徳天皇陵)のような大きな古墳は、ほとんどが前方後円墳です。大きな力を持っていた豪族(支配者)の墓と考えられています。

 

イメージ えんふん ほうふん ぜんぽうこうえんふん
いろいろな古墳のかたち
 
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