宮崎県内には、各地に古墳群(こふんぐん)があります。主な古墳群は見学しやすいようになっています。また、資料館などで、古墳についての展示をしているところもあります。
あなたも現地に出かけて本物の古墳を見てみませんか? |
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西都原古墳群にある主な古墳を見ていくことで、4世紀中頃の前方後円墳(13号墳)から5世紀前半の大きな前方後円墳(女狭穂塚(めさほづか))をへて、7世紀前半の横穴式石室を持つ円墳(鬼の窟(いわや)古墳)までの、豪族(ごうぞく)の墓の移り変わりがわかります。
また、酒元ノ上横穴古墳群(さかもとのうえおうけつぼぐん)は、もはや豪族(ごうぞく)の力を示すための象徴(しょうちょう)ではなく、より下位の有力者(富農など)の墓と見られています。いわば「古墳の最後の姿」と考えられます。 |
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主な書物(古墳時代全般について述べられているもの) |
- 『古墳の話』 小林行雄著 岩波書店
- 『古墳時代の知識』 岩崎卓也著 東京美術
- 『古墳の時代』教育社歴史新書 岩崎卓也著 教育社
- 『古墳史復元6−古墳時代の王と民衆−』 都出比呂志編 講談社
- 『古墳とヤマト王権』文春新書 白石太一郎著 文藝春秋 など
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主な書物(宮崎関連の概説書) |
- 『宮崎県史』 資料編考古2 宮崎県
- 『宮崎県史』 通史編原始・古代1 宮崎県
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