みやざきひむか学
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古墳のつくり
 
どのようにして土をつみあげたか
 
 西都原古墳群にある鬼の窟(おにのいわや)古墳を発掘(昔のことを知るために掘って調査すること)したところ、土を積みあげたようすがわかりました。
 ただ、乱ざつに積んだだけでは、雨や風にさらされて土が流れてしまうでしょう。ちがった質の土を交互に積んで、よくかためてもりあげていくのです。
写真 鬼のいわや古墳を掘ってみたところ
鬼の窟古墳を掘ってみたところ
   
 古墳の盛り土の表面には石がはりつけてあります。これを葺石(ふきいし)とよびます。こうすれば、くずれにくいし、りっぱに見えます。 写真 さいとばる百七十号古墳のふきいし
西都原170号古墳(方墳)の葺石
 
古墳のまわり
 まわりに「ほり」がめぐらされている古墳があります。宮崎県内の古墳はすべて空掘(からぼり)ですが、近畿地方の大きな古墳の中には、水をたくわえているものもあります。
 
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