みやざきひむか学
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縄文時代の集落 まるの第2遺跡
 
写真 たてあな住居が重なる様子
竪穴住居が重なる様子 田野町教育委員会提供
 

 縄文時代の集落の例として、宮崎市田野町の「丸野第2遺跡」をみてみましょう。
 ここでは、縄文時代後期[今から3500年前ごろ]の26軒の竪穴住居跡が見つかっています。よく見ると、丸い形のものと四角い形のものがあるのがわかります。当時の人が使った土器もたくさん出てきています。
 ただし、これらの住居はいちどに築かれたのではありません。なぜならば、いくつかは重なり合っているからです。
 ある時期の竪穴住居から人が立ち去った後、竪穴がうまり、ふたたび同じ場所に竪穴住居を建てると、このような重なり合いが生じます。

 

 
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