 
実は、「ヨダキイ」と言う言葉は、もともと京都で使われていた言葉です。
源氏物語に「公に仕ふる人ともなくて、こもり侍れば、よろずうひうひしうよだけくなりにて侍る」( 訳:宮中などに従える人もいなくて、閉じこもっていたら、すべてのことに勝手が分からないので、いやだなぁという気持ちになってしまいました。)とあるように、貴族が使っていた言葉でした。現在は、宮崎の他、兵庫県の一部や大分、鹿児島、広島、鳥取で使われている言葉です。
(『全国方言辞典』より)
「ヨダキイ」の意味は、(1)大儀だ。いやだ。したくない。(2)いやな(人)。などがあります。あまりいい意味に取られることはありませんが、「いやだ」、「したくない」とハッキリ言うよりは、なんとなく使いやすい気がしませんか。 |
|