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高校野球は甲子園の全国大会も都道府県大会でも、すべて同じ考え方で運営されていなければなりません。また高等学校野球連盟の役員と審判委員は、いつも同じ考え方、同じ立場で高校野球を運営、指導すべきです。以下について、周知徹底をお願いします。
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| １． |
試合を早く進めるために
①攻守交代時、先頭打者および次打者とベースコーチはミーティン グに参加せず、速やかに所定の位置につくこと。
②サインについては、複雑なものはなくし、速やかに出すよう監督に協力を求める。
③遅延行為と見なされる投手のけん制はしないこと。(例えば離塁していない走者へのけん制など)
④捕手の動作は機敏にすること。(速やかなサイン、用具の着脱、バックアップや打ち合わせの後、速やかに守備位置へ戻るなど)
⑤投球を逸した捕手は敏速にその球を自分で処理すること。
⑥捕手のブロックサインは禁止。また内野手から投手へのサインは簡単にすること。
⑦内野手が投手へ返球する場合、マウンドまで持って行かずに送球すること。 |
| ２． |
マナーについて
①投手のウォームアップ時に、次打者などが打者席付近に近づき、タイミングを測る行為を禁止する。
②次打者は投球時には低い姿勢でプレイに注目する。
③走者やベースコーチなどが、捕手のサインを見て打者にコースや球種を伝える行為を禁止する。もしこのような疑いがあるとき、審判員はタイムをかけ、当該選手と攻撃側ベンチに注意を与え、止めさせる。
④ベースコーチが打者走者(走者)の触塁に合わせて『セーフ』のジェスチャーとコールをする行為を禁止する。
⑤本塁打を打った打者の出迎えはしないこと。
⑥外部から見える個所の負傷防護のため、テーピングをする場合は、必ず試合前に当該選手は申告すること。 |
| ３． |
規則上特に注意すべき事項について
①投手に基本的なルールを徹底すること。(投手板への着き方､自由な足の位置､自由な足の踏み出し、軸足の移動とはずし方、投球動作・ストレッチの中断など)
②捕手のいわゆるブロックプレイ
③走者の野手に向かってのスライディング
④打者走者のダイヤモンド内へ膨らんでの走塁や、送球を妨害する意図をもって野手に向かう走塁
⑤盗塁を助けるため捕手の送球直前のスイングや、わざと打者席から前へ出る行為
⑥死球を得るために投球のコースから逃げない打者（投球を避ける動作のないもの）
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| ４． |
その他
①金属製バットおよびヘルメット(打者用、捕手用とも)の保守、点検の励行。
②試合中に死球などで大きな衝撃を受けたヘルメットは使用しないこと。
③危険防止のため、試合中、練習中を問わず、捕手が座って投球を受ける場合は必ずマスク(スロートガード)、ヘルメットなどの捕手用具の着用。
④日程、時間に余裕がある場合でもスピーディーな試合進行の励行。
⑤投手はウォームアップ終了時､捕手がセカンドに送球する球に注視すること。
⑥投手はロージンバッグを指先だけで使用し、丁寧に取り扱うこと。
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