みやざきひむか学
ホーム太陽がいっぱいみやざき宮崎の果物・花完熟きんかん
完熟きんかん
 
写真 きんかん 宮崎産の完じゅくきんかんは、あまみが強く、果皮かひも一しょに丸かじりで食べられます。まるまるとした大玉の甘い果実は、おくり物におすすめです。
 とう度16度以上で、L〔※1〕以上の大きさがあり、きびしい検査けんさをパスしたものが「たまたま」で、その中 でも、糖度18度以上の3Lー2L〔※1〕、それもA品〔※2〕のみ選び出したものが「たまたまエクセレント」です。
 100g当たりビタミンCを70mg、カルシウムを130mgふくみ、古くよりカゼの薬として活用されています。また、ガン予ぼうになると言われるリモニンを多くふくんでいます。

※1:きんかんの直径L〔2.8〜3.2cm〕2L〔3.3〜3.6cm〕3L〔3.6cm〜〕
※2:形や見た目が良く、日焼けや虫、薬の害、きずのない品のこと
 

栽培さいばい方法・・・

 じゅう来は地栽培で11月〜12月の出荷が主体でしたが、品しつの良いきんかんを生産するため、近年ハウス栽培でえつ年完熟させた「完熟きんかん」の生産をかく大しています。
収穫しゅうかく出荷・・・   完熟きんかんは1月中じゅん解禁かいきん日から収穫しゅうかくが始まり、3月いっぱいまで出荷します。
 
きんかんの栽培
 
 現在げんざいきんかんは、日南市、くし間市、宮崎市、美さと町などを中心に栽培されています。

 きんかんの栽培面積、収穫量ともに日本一です。
きんかん収穫のグラフ
資料:「特定果じゅ生産出荷実績調査」データより作成
 
完熟きんかん生産の工夫
 花がき、自家受粉をするハウス内の温度を25度にたもち、一番花、二番花を着花させます。この時が、温度管理や水の管理で一番気を使います。ビニルハウスをはったりして、直しゃ日光をふせぎ、す上がり(※3)をふせぐため、温度が上がりすぎないようにします。210日、木になったまま完熟させたきんかんを一つ一つ丁ねいにはさみで収穫します。収穫後は、えだのせん定の作業に入ります。きんかんは、新しい枝にしか実をつけないので、収穫の終わった古い枝を切り、新しい芽がでるようにします。
 ※3:果実の中の水分が少なくなり、すかすかになること

 
■宮崎の果物・花トップページへ
■太陽がいっぱいのめぐみ〜完熟マンゴー

■宮崎で突然生まれたみかん〜日向夏

■温暖な宮崎の気候がもたらした新しい農業〜スイートピー
■もっとくわしくしりたい人は