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県総合農業試験場亜熱帯作物支場では、本県の温暖多照な気候を生かして、亜熱帯性作物の試験研究や生産技術の開発に取り組んでいます。同支場では、亜熱帯性の果物や花木、高温性かんきつ類などの新たな研究に取り組んでいます。 |
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果物では、マンゴーに続く品目としてパパイヤやゴレンシ(スターフルーツ)などの栽培技術の開発が行われています。
また、本県の特産物である日向夏やきんかんなどは、甘みを増すための品種改良や産地拡大のための研究などが進められています。 |
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さらに、ジャカランダなど我が国では大変珍しい亜熱帯性花木の導入や栽培方法の研究にも取り組んでいます。
また、県民に開かれた試験場として、研究成果の公開や、PRなどで宮崎ならではの農業の振興をめざしています。
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亜熱帯作物支場 主任研究員 二見(ふたみ)久雄さん |
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亜熱帯の作物を専門に研究する機関があるのは、国内では東京の小笠原島、鹿児島の奄美大島、沖縄と宮崎の4カ所です。それだけこの地域が亜熱帯性作物の栽培に適しているということです。
ここでは、すでに生産されている作物の品質や収穫量をよりアップさせるための改良試験や、海外の亜熱帯性作物が宮崎での生産に適するかどうかを試す研究などに取り組んでいます。
この支場や支場内の有用植物園を見ていただいて、多くのみなさんが亜熱帯性作物に興味を持ってもらえるとうれしいですね。 |
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贄波(にえなみ)亜熱帯果樹組合 組合長 酒井勝征(かつゆき)さん |
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11年前、支場で栽培していた果樹を初めて口にしたとき「自分で作れたらどれだけ楽しいだろうか」と感じたのがマンゴー生産に取り組んだきっかけです。
毎日の観察と水やハウス温度の管理は大変ですが、果実が実る前にマンゴーの花が咲き誇った場面はとても美しく、苦労も忘れるほど感動します。
南那珂地域の亜熱帯果樹の生産は、今活気があります。マンゴーの生産は安定していますし、ゴレンシ生産にもめどが立ちました。次に取り組む果樹を見いだすのが、これからの課題です。 |
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〔宮崎県広報「みやざき〜3月号」より〕 |
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