宮崎県高原町の霧島屋久(きりしまやく)国立公園の高千穂峰(たかちほのみね)の山のふもとにあり、高千穂峰のすがたを湖面(こめん)に映す御池は、周囲4.3km、最大水深103m、広さ115haで、霧島山系(きりしまさんけい)最大の火口(かこう)湖です。 御池・小池周辺の約115haは、昭和 47年に「野鳥の森」に指定されており、ヤイロチョウやオオルリなど珍しい鳥も含め約130種類の野鳥が生息し、バードウォッチングのメッカとしても知られています。
■ヤイロチョウ | ■オオルリ
バードウォッチングとは、自然のなかを歩いて、野鳥のすがたを見たり、野鳥の声を聞いて楽しんだりすることです。 バードウォッチングは、自然の中で、生活している野鳥に近づいて観察するので、鳥に近づき過ぎて、鳥をおどろかせ、飛び立たせてしまったりしないよう、鳥が安心して休んだり、えさをとったりすることができる距離から観察することが大事です。 息をひそめて透明人間になるくらいの気持ちで、じっと待ちます。