佐土原高校とは

学校長挨拶

学校長

   本校は昭和63年4月、高度情報化と先端技術に対応できる人材の育成を目指して「電子機械科」「通信工学科」「情報技術科」「産業デザイン科」の4学科を創設し、「新しい工業教育」への改革を掲げ、本年度で36年目を迎えました。その間、「人ありて技術」の教育理念の下、情報技術をベースとした工業系専門高校として、将来を担うスペシャリストの育成に取り組んで参りました。 これまで7,700名を超える卒業生を社会に送り出し、その皆様が国内の工業界はもとより、多岐にわたる分野において国内外で活躍されております。 この一年を振り返りますと、平常授業の充実はもちろんのこと、各学科の特色を生かしたものづくりや高度な資格取得、部活動の活躍、地域貢献等、幅広い分野で活動することができました。進路指導面をみると、就職率100%、進学では、国公立大学30名、私立大学36名、職能大学5名等の進学者を送り出すことができました。初めて東京芸術大学にも合格できました。また、部活動では、県競技力強化指定の男子テニス部の県総体優勝、全国選抜高校テニス大会団体3位、日本代表候補選手輩出をはじめ、ウエイトリフティング部の団体優勝他、水泳部、バスケットボール部、ラグビー部などの活躍があります。文化部では、弦楽部が全国高文祭大会、吹奏楽部が全九州高文祭大会に出場、工業技術部は、全国マイコンカーラリー準優勝、鈴鹿Ene-1チャレンジ特別賞、県ものづくりコンテストで優勝など、素晴らしい成績を収めています。また、国土地理院主催のGeoアクティビティコンテスト最優秀賞、G7宮ア農業大臣会合ポスターコンクール最優秀賞を受賞しました。 このように、本校は、県内の「工業教育」および「ものづくり教育」を素晴らしい施設設備と教職員の高い指導力でリードしてきた工業高校です。また、BYODも導入し、ICT教育でも県を代表する学校です。これからも 佐高で花咲こう 〜生徒の自己実現日本一〜 をスローガンに、「就職も進学もできるハイブリッドな工業高校」として、変化の激しい、かつ厳しい時代に柔軟に対応できる「将来を担うスペシャリストの育成、地域産業を担う人材の育成、人間性豊かな職業人の育成」に取り組んで参ります。本年度も、本校へのご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

校長  田平 裕三

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