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 平成16年度 秋季県立学校事務職員研究協議会
 
期   日   平成16年10月21日(木)〜22日(金)
会   場   日向市(JA日向会館)
大会テーマ   変革期における学校事務 〜 新たな学校事務の創造と展望 〜 


《特別講演》
                      
 講師  気象予報士 岩倉尚哉 氏
 演題  気象の利用法と地球温暖化
 
 今年は多くの台風が接近・上陸したこともあり、台風の話を中心に講演してもらいました。
テレビの天気予報でお馴染みの気象予報士でもあり、タイムリーな話題で興味深い内容となりました。
また、幅広い活動の一端も窺える講演で、時間が足りないほどでした。
 
 





《基調講演》

 
 講師 教職員課 給与係長 日渡 円 氏
 演題 地方公務員制度改革の動向について
 
 学校管理運営規則の改正や評価制度などの制度改革に携わってこられた経験をもとに、熱い講演となりました。
 平成8年中教審答申以来の教育改革は、どのようにリンクし、どこへ行こうとしているのか。「学校に6級の仕事があるか。
 ないとするなら、創るべきだ!」
 事務職員の拠ってたつところの根幹を問い直す熱弁に、会場は・・・・
 
アンケートから
・公務員であることを再認識する良い機会であった。この制度がいよいよ間近に迫り、今後 どのように自分自身が行動しなければならないか考えさせられた。
・制度改革が実感されてきた。私にとっては厳しい内容だ。
・気持ちを切り替えるよいきっかけになった。講演後、危機感を持つようになった。
・学校の運営を事務が行うということが、とても印象に残った。
・事務は雑用でないということを仕事で証明したい。 





《シンポジウム》

テ ー マ  教育改革と学校事務 〜事務職員の未来を求めて〜

司  会 妻高校        事務主査  高橋 久子
パネラー
教職員課       給与係長  日渡  円
宮崎赤江養護学校   事務長   高橋留利子
都城市立吉之元小学校 教頭    笠 真智子
都城工業高校     事務主査  三田 八正
佐土原高校      主任主事  津田 秀信
 
 基調講演の余韻が残るなか、シンポジウムはスタートしました。
 難しいテーマを、司会の高橋さんがうまくまとめながら進行。
 世代、立場の違うパネラーで、司会は苦労されたでしょうが、内容のあるシンポとなりました。

 義務制の事務職員から教頭になられた笠さんへの関心は高く、会場全体が聞き入っていました。
 共同実施や自ら臨免で授業をされているという話は新鮮だったのではないでしょうか。
 これを契機にいま一度自分たちの足許を見つめ直してみたいものです。

 そこから事務職員の未  来が見えてくるのではないでしょうか。
 





《研究発表》



@ 「予算執行伺」及び「年間業務計画の作成」について 
 
宮崎北地区では、各学校で若干の違いがある予算執行伺と年間業務計画データベースを研究。
年間業務計画については、5年前の日南地区のシステムをベースに、より使いやすいものにされたようです。
県立学校掲示板に公開予定だそうですので、乞うご期待!

(発表者は宮崎東高校の高園寿恵さんと宮崎商業高校の黒木陽子さん)

A 新再任用制度について 

宮崎南地区の発表は、平成14年にスタートした新任用制度に関する年間事務内容・記載例とQ&A。  



明日からの実務に役立つ発表でした。

  (発表者は本庄高校の永富真由美さん)
B 防衛施設庁の除湿設備について 〜現況と課題〜

 児湯地区の学校は、新田原基地の騒音対策として除湿設備(空調設備)が設置されており、その現状と課題に関する発表。

 担当者として、設備の老朽化による維持管理に苦労されているようです。

    (発表者は高鍋高校の岡元透さん)





《意見交換会》

「会計」「管財」「給与」「旅費」「歳入」の校務分掌別に別れて、意見交換。
結論を出すのではなく、日頃の疑問や悩みごとを出してもらい、今回も好評でした。
 
 
 
                                     (全体会場の様子)


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