みやざきひむか学
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宮崎の気候に適したピーマン
 
写真 ピーマン  ピーマンは、夏から秋にかけて収穫しゅうかくする「夏秋もの」と、冬から春にかけて収穫する「冬春もの」に大きく分けられます。ピーマンはくだものや野菜類の中で最も高温を好む性質があります。
 宮崎では、気温の点で有利であることや、輸送性にすぐれ収穫期に幅があることなどから、昭和40年頃から、県や関係団体の奨励しょうれい、推進により「冬春もの」の栽培が始められ、昭和53年から平成16年まで生産量「日本一」になり、現在でも生産量全国第2位を誇っています。
<全国のピーマン収穫量>
第1位
第2位
第3位
第4位
茨城県
宮崎県
高知県
鹿児島県
32,500トン
26,800トン
13,000トン
11,800トン

資料:農林水産省「令和2年産 野菜生産出荷統計」
ピーマンの促成栽培
 宮崎県では冬の寒い時期にビニルハウスの中で、一定の温度を保ちながら栽培する「促成栽培」が一番多く取り入れられています。
 
おしゃれな宮崎のピーマン
 

 食生活の洋風化でピーマンの需要じゅようが増えましたが、最近は輸入のパプリカなどに押されてきたため、宮崎でもカラフルな色のピーマンの生産も始まりました。

写真 カラフルな色のピーマン
 
ピーマンでも有名な町
 
 西都市はピーマンの作付面積91ヘクタール、9,450トンの収穫量を誇り、令和2年出荷量は、8,980トンで県内第1位です。
 平成4年には、JA西都ピーマン部会が日本農業賞を受賞し「ピーマン日本一」の金字塔きんじとうをうち立てました。
写真 日本農業賞受賞
 
西都市のピーマン生産者のお話
写真 ピーマン収穫 ピーマンは高い気温を好む野菜です。1年中晴れの日が多く暖かい西都市では、ビニルハウスを使って冬でもピーマンを作ることができます。成長すると倒れないように、糸でつったり、日光がよく当たるように余分な枝を切ったりしながら収穫を続けます。一個一個はさみで切り取り、形や品質のよいものを選んで出荷しています。

 
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