みやざきひむか学
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北風と太陽が育てる宮崎の大根
 
写真 干し大根  宮崎県の大根の収穫量は68,300トン(令和2年産)で全国6位です。利用の仕方によって、青果用と加工用の二つに分けられますが、宮崎県は加工用の大根の生産が盛んです。その中でも、宮崎市田野町の漬物用干し大根や国富町、宮崎市清武町の千切り大根が有名です。
 
<全国の大根収穫量>
第1位
第2位
第3位

第6位
千葉県
北海道
青森県

宮崎県
148,100トン
147,700トン
115,700トン

68,300トン

資料:農林水産省「令和2年産 野菜生産出荷統計」
 
宮崎の冬の風物詩、大根干し!
 
 日照時間が豊富で霧島きりしまおろしが吹く乾燥した冬の気候が質の高い干し大根を仕上げます。
 冬枯れの田園で見かける大根棚に干された大根や、竹のすのこにばらまかれた千切り大根の風景は、宮崎の冬の風物詩になっています。
写真 きりぼし大根
 
 
田野町の大根生産者のお話

 霧島おろしが吹く頃、大根の畑に、高さ6m、長さ50mほどのやぐらを組み、近所の生産者と協力して、丹精込めてつくった大根を干していきます。2週間ほど天日に干し、寒風にさらすと、甘味を増した干し大根ができあがります。品質を保つために、天気には特に気を使い、雨の予報の時には、やぐら全体をビニルシートでおおう作業を急ぎます。


 
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