宮崎のお茶は温暖な気候と肥沃(ひよく)な土壌に恵まれ、香りや味が良く、流通関係者からは高い評価を得ています。さらに、令和2年のお茶の生産量(荒茶ベース)、生葉収穫量は、ともに全国第4位となり、茶所としても有名です。
この扇風機は「防霜(ぼうそう)ファン」といって、新茶時期の一番茶を霜の害から守るものです。もし、「防霜ファン」が間に合わず、霜が降りてしまったら、新芽(しんめ)だけが凍(こお)って表面が茶色く変色してしまうのです。
〔参考:JA宮崎県経済連Mモーション〕
天下のお茶所として有名な京都の宇治(うじ)と都城の地形や風土が似ているところから、江戸時代に島津家の医師池田貞記によって人々に伝えられました。また、茶畑に必要な霧も発生することや、盆地特有の昼と夜の温度差が大きいこともお茶の栽培に適しているといえます。
■新しい技術(ぎじゅつ)を取り入れたきゅうり