宮崎県は、全国の主産県の1つであり、令和2年産かんしょの収穫量は、69,100トン(全国4位)です。 かんしょには大きく分けると4つの色(紫、オレンジ、白、黄色)があります。寿かんしょは、黄色のおいもです。味もさることながら、目にも鮮やかな色で、食欲をそそります。
バイオ技術で生産された種苗を1月から5月に植え、周年出荷を行っている串間のかんしょ。収穫のピークは9月から11月になりますが、年間を通して出荷が可能なのは、かんしょ農家には必ず備えてある特別な貯蔵庫があるためです。畑の横に斜めに大きな穴を掘ったものなのですが、この中は一年中13℃ほどに保たれているので、品質がほとんど変化しません。そのおかげで真冬の、あのおいしい焼きいもが食べられるというわけです。また、安定した供給が確保されているため、価格の安定にも役立っています。
■新しい技術(ぎじゅつ)を取り入れたきゅうり