みやざきひむか学
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新しい技術を取り入れたきゅうり
 
写真 きゅうりのビニルハウス施設 夏に食べる野菜の代表格だったきゅうりをビニルハウスの施設しせつで盛んに栽培するようになり、宮崎では冬から春にかけて出荷されています。
 特に、宮崎市や国富町、西都市、綾町などでの生産が盛んです。
 
<全国のきゅうり収穫量>
第1位 宮崎県 60,700トン
第2位 群馬県 55,800トン
第3位 埼玉県 46,100トン

資料:農林水産省「令和2年産 野菜生産出荷統計」
 
知ってるかな?きゅうりとカボチャのハイブリット
 

写真 つぎきされたきゅうり 地上部には品質の優れたたくさんの実をならせ、地下には病害に強い根を、というのは生産者の望みです。そこで生まれたのが、「栽培」です。根の丈夫なカボチャの苗にきゅうりの苗を接ぎ木します。宮崎県の農家で生産されるきゅうりの9割以上が、この「接ぎ木栽培」で生産され今では、農薬を減らし、安全性を高める面からも、接ぎ木は欠くことのできない技術となっています。また、最近では、接ぎ木操作を自動化するロボットも開発されているのです。

 
ワンタッチきゅうりってなんだろう
 

 宮崎では、宮崎ブランドを全国にアピールするために、「ワンタッチきゅうり」の生産をしています。普通のきゅうり栽培だと、収穫から選別・出荷までに2〜3回はきゅうりに触れることになり、きゅうりの傷む率が高いのです。
 ワンタッチきゅうりの場合、ハウスで収穫する時に、直接箱につめるような工夫をして、1回きりしかきゅうりには触れません。そのため、きゅうりの表面に出ているトゲやイボが傷まずに新鮮なままで店頭に並ぶことになります。このようにして、消費者に少しでも喜んでもらえるような野菜作りに、宮崎県の農家は取り組んでいるのです。

写真 ワンタッチきゅうり
 
外国の野菜には負けない 都農町の生産者のお話
 わたしは、ハウス内の空気がよどむことのないように天井に送風機を取り付けて、高品質のワンタッチきゅうりを生産しています。知恵を出せば、安い外国野菜に対抗できる何かを見つけだせるといつも考えています。

 
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